先日行なわれた、フランスの大統領選挙の結果は、二コラ・サルコジ候補が53・06％を獲得して当選した。
フランスも右へ右へと行くような気がしてならない。朝日新聞によると経済政策では「もっと働き、もっと稼ごう」をスローガンに、「週35時間労働」の見直しや解雇条件の緩和など、雇用の流動化や企業の裁量を拡大する方針を表明。
硬直した社会保障制度の改革を訴え、財界の支援を取り付けた。とされていることを見ると、なにか安倍政権のたどった道を同じように歩き出したかに見えます。
働くものにとって決していいことではない、「もっと働き、もっと稼ごう」のスローガンの欺瞞にだまされたとしか思えない。泣かされる者は働く人たちだ、と思えなかったのだろうか？