昨日自民党の総裁選挙が自民党本部で行なわれた。結果は福田康夫氏に330票、麻生太郎氏に197票。福田氏が総裁に選ばれた。
福田氏は9派閥のうち8派閥が推薦を決めていた。麻生氏は麻生派15名の船出だった、それにしても国会議員票は麻生氏に132票入っているのは驚きだ。
福田氏に不満を持つ、タカ派といわれる人たちの票が入ったと言うのだろうか?地方票も東京、大阪、名古屋の大都市で麻生氏に票が入っている。どう理解したらよい。
今日のテレビニュースで自民党役員人事が決まったようだ。幹事長に伊吹文明氏、政調会長に谷垣禎一氏、総務会長に二階俊博氏、選挙対策委員長に古賀誠氏と発表された。派閥の領袖が選ばれているとしか思えない。
連立を組む公明党との話し合いは新しく選ばれた役員によって行なわれるようだ。今回のこの政治の空白は自民党のお家の事情からもたらされたもの、その責任は重い。
明日の国会で総理大臣の指名選挙がある予定、たぶん総理には福田康夫氏に決まるだろう。日本丸の航行をどのように導くのか? 国民は息を殺して見つめている。将来に夢を拓せるような、希望の持てるものにしてほしいと願っている。
総理の所信表明はやがてあるだろう、私はジックリ見極めたいと思っている。庶民の声が、国会に届くように多くの人が、声を上げろ時がきていると思う。