あなたが
毎回の様に
それまでの生を
手放してしまい
新しく
生まれ変わる
新たな生の中を
生きるのには
あなたの中の
豊かな感受性が
どうしても必要に
成ります。
中途半端に開いた
感受性は あなたの
道を誤らせてしまったり
あなたを変に怖れさせたり
傷つけたり苦しめたりする事が
確かに有るかも知れません。
けれども
それは あなたの
感受性が中途半端でしか
無いからなのです。
それは
まだ あなたが
使っている あなたの
支配下の感受性でしか
無いからです。
第一
毎回の様にして
あなたが手放されて
しまっているのにも拘らず
誰が一体 その感受性を使って
しまっているのでしょう？
そうして
上手に自分を
誤魔化してしまい
気づかぬ内に過っての
自分を持ち込んで
しまうのです。
あなたの
助けと成る
豊かな感受性は
あなたが身を預けてしまい
委ねてしまった時にしか
開かれる事の無い感受性です。
その場所は
あなたの中の
最も奥深い場所に
眠らされたままなのです。
あなたが
知らずに否定を
して来てしまった
弱くて 駄目で 情けなくて
出来の悪そうな 何も無い
空間としての あなたの場所に
眠らされてしまっています。
あなたが
それまでの
あなたの何もかもの
全てを手放してしまい
本当に何もかもが無くなって
しまった場所に感受性を含めた
全てが既に備わっています。
だから
既に在る物
以上の物など
必要では無いのです。
あなたが
様々な場所で
得て来た様々な物を
拠り所として来た
あなた自身も
拠り所と成っていた
当の物も何一つとして
元々必要など無かったのです。
あなたが
出来る人や
何者かで有る時に
あなたの感受性は閉ざされて
しまっています。
何故ならば 強い者には
感受性など必要が無いからです。
感じる前に力で物事を制圧して
しまうからです。
そんな
あなたが
感受性を必要とするのは
感受性が
必要なのでは無くて
力で制圧する時の一つの
武器として使いたいから
だけなのです。
あなたが
その場所で
どんなに感受性を
磨き上げ様としても
知れています。
だって
そんな場所には
感受性など無いからです。
むしろ
その場所は
感受性を曇らせてしまい
蓋をしてしまう場所だからです。
感受性は
あなたの都合の
良い様にだけ働くとは
限らないのです。
あなたが
感受性を傾けた
物事だけでは無くて
そうしている あなた自身の
事までもを見破ってしまいます。
だから
その覚悟の
出来た人にしか
豊かな感受性の宝庫は
開かれない様に出来ているのです。
そうでなければ
あなたなど ズタズタに
傷ついてしまいます。
だから
それまでの
あなたの事など
手放す覚悟の出来た
人にだけ感受性の宝庫の
扉は自然に開かれてしまうのです。
毎日の様に
毎時間の様に
毎分毎秒の様に
そして毎瞬間の様にして
それまでの あなたは手放す為に
そして新しく生まれている何も無さを
感じ取る事が出来る様にして豊かな
感受性は働き出してくれます。
豊かな
感受性を
使うのでは無く
使われてしまったら
良いだけなのです。
何もかもを
何処までも深く
物事の向こう側へと
突き抜けてしまう位までに
見通す事の出来てしまう深さの
感受性なのです。
それが命の源を
感知してくれたり
その他の様々な事までを
感知してくれてしまいます。
任せ切ってしまえば
必要な時に必要なものを
あなたの前に開示してくれます。
だって理論や
理屈や底の浅い
知識など そこでは
全く使い物になど為らない
からです。
生は
それ程までに
深遠で奥深いもの
なのです。
それまでの
あなたなどでは
とてもじゃ無いけれど
太刀打ち出来ない代物なのです。
あなたが
油断をし切ってしまい
取って喰われてしまっても
構わない覚悟の出来た時に
豊かな
感受性は
あなたに ちゃんと
寄り添っていますし
開かれてしまっています。
あなたの
心の見つめ方の
手助けが出来ます。
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