あなたが普段から見ている
極々表面的な あなたばかりが
あなたなんかじゃない。
その あなたに
目を奪われてしまい
それだけで生涯を過ごしてしまったなら
あなたは とても勿体無い事を
してしまっていると知っていますか?
表面も確かに
あなたの一部では有るけれど
それは部分であって
全体じゃない。
部分に目を
奪われてしまった
あなたのままでいると
あなたは全体を見逃したまま
部分を全体だと
勘違いをしたままで
生涯を閉じてしまう場合だって
有るのです。
あなたは もっと深く
あなたは もっと豊かで
あなたは もっと広々としています。
あなたの一部を あなた全体だと思ったままで
過ごすなんて 象と蟻の違い所か
象とバクテリアほどの違いが有ります。
それほどまでに
小さな小さな部分に
囚われ拘ったままで生きるのではなく
全体を あなたと捉えてしまう事は簡単です。
一度
あなたが拘り
あなただと思い込んで
あなたが大切に大事にして
あなたの心血を注ぎ込んで育てて来た
あなたの全てで有り 全体で有った
あなたの表面を手放してしまうのです。
すると あなたは
後生大事にして来ていて
唯一の拠り所でも有った
あなた自身を失ってしまい
後にも先にも 何一つとして
無くなってしまったという
喪失感に見舞われてしまいます。
この喪失感を越える事で
あなたは あなたが死を恐れていたのは
肉体の死ではなく 肉体の死と共に
訪れてしまう あなたが あなただと
思い込んで来たものを 失ってしまう事からの
恐怖感であった事が解かります。
そして
ここまでの事を
理解出来るだけでも
あなたは死の与える恐怖感のカラクリを
見破る事が出来てしまい 以前よりも
死は怖いものでは無くなってしまいます。
その喪失感を
何かで埋めてしまおうとせずに
そのままにしておく事が出来れば
あなたの中には大きな空間が宿って
居た事が解かります。
喪失感 イコール
巨大な空間なのです。
その喪失感を与えている
大きな空間こそが あなたなのですが
余りに大きすぎて捉えようが無い為に
その大きな空間の中に 一部を置いたり
描いたりして その小さなものの方を
あなただと自覚したのです。
あなたが その空間の中に
何も置かずに 何も見出さずにいると
やがて あなたは その空間全体を
感じ取る事が出来ます。その空間全体を
知覚する事が出来ます。
その空間は
最初の内は何も無い空虚さや
虚しさや 寂しさに近いものを
与えてしまいます。
それは あなたが
その空間の内部に今迄のような
何かを探して求めている所為です。
求めた所で実際には
その巨大な空間の中には
何一つとして あなたの今迄に
見て来ていたようなものは有りませんから
あなたは それらに失望している
だけの事なのです。
その巨大な空間の中に
何をも 求めたりせずに
ただじっと その巨大な空間を
目を凝らし 耳を澄まして
一心に感じ続け 見つめ続けていると
内部全体が何かによって占められている事が
感じられて来ます。
空間という枠の全体よりも
その空間全体を占めていて
空間の内部全体にも在り 空間の枠の
外側にまでも充満しているものの方こそが
あなたに見つけ出してもらいたい
あなたの姿です。
そこまでを
見出してしまった人には
そこから表面までの全体を
あなたとして生きる事が出来ます。
あなたの
心の見つめ方の
手助けが出来ます。
誰も知らない楽な生き方
絶望から あなたを救い出し
生きる上での大きなヒントを与える
http://ningen-monogatari.com/mail_kouza.index.html
大切な人と
大切な日々を生きる為に
自分の見つめ方を 学ぶ道
人間物語が贈る 「自分の心の育て方 講座」
http://ningen-monogatari.com/sub00.html