この道の果てまで・・・

ただ純粋に ただ一途に歩む時
突如として それまでとは まったく違う
次元の異なる大地が あなたの目の前に姿を現す。

★あなたの愛が 永遠の愛と成る為に 127★

2006-11-14 11:44:37 | Weblog


◇ 人間物語 の メール講座   NO27 ◇





あなたは 
もう 既に
今は無くなっているものの中に
生きている・・・。

過去の中に生きるとは
そう言う事だ。

無いものの中になど
どうして 生きる事が出来る
それは 不可能だ。

だが 
あなたは その不可能をしている。
あなたは 今日まで死んでいた
生きては いなかった。

何故なら
過去とは 
死んでいるものだ。

その中に生きる あなたも
当然,死んでいる。

あなたは 今日まで
うす暗い 墓場の中で
もう死んでしまった過去と
共にあった。
それは とてもじゃないが
生きているとは 言いがたい。

そんな姿が 
あなたが あなたと思い込んで
歩き続けてきた「俺」であり「自分」と
呼んでいたものだ。

そんな「俺」を そんな「自分」を
後にしなさい。

それは あなたなんかじゃない。
第一 「俺」とか 
「自分」と呼べるものなど
この世に存在した事など
今だ 一度もない。

何故なら
あなたが「俺」と
指し示めそうとした瞬間に・・・。

あなたのやった事は
過去という時間の中に
すべり込んで行ってしまう。

あなたなど
今まで 1度も居た事など無かった。
それは あなたが過去と
一体と 成っている間は ずっとそうだ。

そうして
生き続ける限り
肉体の誕生を済ませただけで
本来の あなたの誕生をしないままに
あなたは 消え去る。



そして 
そんな あなたに
「生」を 味わう事は 
まず不可能だ。

過去を 
あなたの中で
生かし続けられていると
あなた一人が 勝手に思い込んで生きる。

そんなあなたには
生を味わう事ができない。

何故なら
その過去の中には
様々な事が 含まれている。

あなたが 
そんなに 
過去に すがって
過去を 手放せないでいるのは

例えば
未来を より間違いの
無いものにして 行く為に
あなたが 過去を使っているからだ。



未来に 
過去を照らし合わせ
その過去を 物事の判断基準に使う。

過去して来て 
良い結果を
得られて来た事と
似かよっているものは
やって。
 
悪い結果しか
得ていない事は やらない
こうなったら あなたは
未来を全部 過去にして行ってしまう
そして あなたの描いている
未来の 大黒柱は
過去から 投影されている。

例えば
過去 あれほど
嫌な思いを した事を
二度と 味わいたくないと思い
未来を あなた流に
作り出している。

それだって 過去を生かし続けて
いつまでも いつまでも
その過去と戦い続けて
あなたは ほんの一時も 
休息を 取れない。

そして
いつか あなたは 
息切れをして 負けてしまう。


あなたの負けは 
既に 決まっている。

それが 早いか 遅いかの
違いに すぎない。

それに第一
あなたは 既に
無くなっているものと
戦っている。

あなたが 勝手に「ある」と
思い込んでいる為に
造り出されている恐怖から
逃げる為の 未来・・・。

それは 馬鹿馬鹿しい 生だ
だから そんな あなたに
未来などない。

この事実に
気づかなければ
あなたは ずっと墓場の中だ。

折角 
この世に「生」を受けたのに
あなたは 産まれず仕舞いで
死んで行く・・・。

目を覚ましてごらん。
過去は すでに消えて 無くなっている。

未来は まだ来ていない。
何ひとつ 気にかける 
必要のあるものなど 無いのだよ。

過去 
そして未来
人は このどちらも 
気にかける必要など 無い事を知り

その上で 
その どちらも人には
味わう事など 不可能だという事を知る。

そのどちらにも
私達が 生きられる場所は無いし 
そのどちらにも
私達が 生きる事は
不可能だという事を知りなさい。

これは 事実だ。


人は「今」という 
時の流れなどに
振り回されない中に 
生きている。

その中に 
帰って来る事だ。

そこに 
波長を合わせてごらん。

そこ だけでいい。
他の 一切になんて
かまう必要は無い。

あらためて「今」の中に生きろなんて
言っていない。

一生懸命 今に生きろなんて
言ってはいない。
ちゃんと すでにもう
その今の中に 生きている
本来の あなた自身に
帰っておいでと 言っているんだ。
その事実に気が付いてごらんと言っているんだ。

感受性に
磨きをかけて
感受性を研ぎ澄ましてごらん。

豊かな感受性が無ければ 
私達が唯一生きられる場所である
その「 今 」という場所を感じ取ることは出来ないし
知覚することが出来ない。

そして
中途半端な 感受性は 
あなたの内面をズタズタにしてしまい
あなたを苦しめ傷つけてしまうことになりかねない

けれども全てを射抜いてしまい
あらゆる物事の 向こう側にまで
突き抜けてしまうくらいの
豊かに磨き抜かれた感受性は 

あなたの人生の灯りとなって
足元を照らし出してくれるものだ。




私の処は
その感受性の磨き方と
心の目を養うことを 
皆が勉強している場所でしかない・・・。 



それでは 
明日の人間物語のメール講座を どうぞお楽しみに