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みけこの詰め合わせ

不自由さとテルミンについて(7)

2005-02-23 | テルミン

練習を続ける

あとは弾きたい曲を弾きたいように練習するなり、教則本に従って地道に練習するなり、受講している講座のカリキュラムに従って練習を積み重ねるだけです。 がっかりさせてしまうかも知れませんが、他の楽器を練習するのとなんら変わりありません

選曲について、テルミンにはクラシックが向いているのですか?というご質問も多いのすでが、そう決まっているわけではなく何を弾いてもOKです。 弾いてみればわかりますが、音程の跳躍の幅が広い曲、速い曲は難しいので、なるべくゆったりとした音程の移り変わりが狭い曲から始めてみるといいでしょう。

練習に熱中するあまり長時間弾きっぱなしでいるのは良くありません。 これは健康な方でも同じで、20~30分弾いたら休憩して身体をほぐしたほうがいいそうです。 これは20分弾き続けなさいという意味ではありません、短時間でもつらいと思ったらすぐに中断してください、決して無茶をしてはいけません。

奏法の中でビブラートがありますが、テルミンでは自分でビブラートをかけなければなりませんので、手を揺らすことになります。 手首などの関節が安定していない人はビブラートをかけるのは危険かもしれませんので注意しながら試してください。 手持ちの固定装具をつけて弾くことができるなら、そうしたほうが良いでしょう。

※わたしがてるみんるーむに載せている曲がクラシックや古い曲ばかりなのは、作者が亡くなって50年以内(戦時加算もあります)の作品には著作権の問題があるからです。 要するにわたしがめんどくさがりなだけ。(^^;ゞ
JASRACが管理している曲は所定の手続きをすれば有料で使用できますが、ちょっぴり面倒です。(シロウトが練習の様子を無料で公開する程度の使用についてはもう少し便宜をはかってもらえるとありがたいと思うのですが。) なお、JASRACに管理が委託されていなくても、プロ・アマ問わず全ての作品や演奏には著作権が存在しますので、勝手に拝借してはいけません
【後日加筆】MUSIC TRACKMy SoundYou Tubeでは、著作権の処理を代行してくれるので、PD(権利消滅)でない曲も公開できます。



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3 コメント

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ビブラート (こちろう)
2005-02-23 18:13:44
ご参考までに、、、、

竹内メソッドでは、ビブラートはヒジ関節から先の前腕(?)部全体でかけます。手首は固定です。

この点は竹内さんの先生であるリディアさんと随分違います。
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わたしも前腕です (三毛子)
2005-02-24 16:09:39
こちろうさん、補足をありがとうございます。(^^)

自前でビブラートという意味でおおざっぱに「手」と書いてしまいましたが、どんな奏法であっても肩から先のどこかという意味では、「腕」と書いたほうが正ししですよね。



わたしは関節リウマチの場合でしかわからないのですが・・・

手首が自力で固定できる状態ならいいのですが、そうはいかないのが危険なところなんです。 状況によってはかなりのぐらつきがあります。 身体は1つにつながったものですから、近い関節はどうしてもわずかには動いてしまいますし、響きます。 響くというのは、関節リウマチであれば、痛みがなくても全ての関節の軟骨が減っていますいますので、関節のクッションが少なくて損傷しやすいという状態です。



わたしはビブラートは前腕でかけています。 手首のについては、もうとても古くに固まって1つのホネになっていますので危険は少ないと思うのですが、それでも左右ともに手首のわずかなぐらつきや肩の痛みはあります。



つまり・・・危険が及ぶのは手首「など」なので、肘も肩も危険、前腕でもかけるビブラートでも危険です。 どの動作が危険かなのは他から言われる前に、本人がわかるとは思いますが。

どうやってみても危険、あるいは無理な場合はおおいにありえますので、その場合はビブラートはすっぱりとあきらめるることにして・・・エフェクターの積極的な導入などの方向へ発展するのかもしれませんね。
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なるほど (こちろう)
2005-02-24 16:28:22
そうだったのですか。演奏中の手首は固めていられれば、楽なものかと思っていました。聞いてみないとわからないものですね。

好きに動かすことのできるわが身の幸せを感じています。

最後の「ビブラートなし」のテルミンでは、ちょっときついものがあるかもしれませんね。
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