快風走

走っているとき、そして、走った後の風の心地よさはランニングの最高の楽しみです。

回想録・第20回村岡ダブルフル記念大会・勇者の道120㎞完走記②完

2020-06-03 19:56:22 | 村岡「勇者の道120k」
JN日記からの完走記転載シリーズ。

前回に続いて、村岡ダブルフル・勇者の道(2017.9.24)。

50㎞からゴール(120㎞)まで。
JNでは2回に分けていたのを一つにまとめたから、かなりの長文になってしまった。

結果は、
10時間54分18秒。
総合4位、年代別1位だった。

「サブ11、総合入賞」の目標を達成できて、何も言うことのないレースだった。

 【村岡ダブルフル・勇者の道120k完走記②完】
 [50~60㎞]
8’14 8’24 4’54 4’24 5’30 (31’26)
5’43 5’28 4’33 5’13 7’35 (28’32)

50㎞地点の通過タイムは4時間04分55秒(4’53/km)だった。

大会HPでも結果がアップされているが、順位とゴールタイム(グロス)だけ。
でも、ランネットでは50㎞、100㎞のスプリットがわかる。

細かなデータになるけど、120㎞部門の1~7位(120㎞でサブ11、100㎞でサブ9のランナー)の120㎞、50㎞、100㎞の記録は以下の通り(タイムはグロス)。

1位(R.Y.) 9:41:19 3:42:38 7:53:14
2位(K.I.)10:16:54 3:53:10 8:21:57
3位(R.A.)10:33:32 4:05:13 8:30:50
4位(M.K.)10:54:18 4:04:55 8:48:02
5位(M.S.)10:54:52 3:48:11 8:42:41
6位(K.O.)10:56:55 4:15:44 8:54:46
7位(K.M.)10:57:21 4:03:56 8:53:11

このデータによると、村岡の100㎞でサブ8を達成するためには、50㎞を3時間45分、サブ9なら4時間15分程度で通過しなければいけない。
120㎞をサブ10目標なら100㎞は8時間、サブ11なら8時間50分だ。

いつか、120㎞に参加される方は、ぜひ参考にしてください。 

ただ、勇者の道120㎞は記念大会なので来年はない。
でも、66㎞も第15回記念大会で創設され、その年だけってことだったのにずっと続いている。 
もしかして、120㎞も同じかもしれません。

脱線はこのあたりにしてレース。

村岡メインイベントの蘇武岳の登りは、距離8.8㎞、標高差752m、平均斜度8.5%。

吹屋マラニックで例えると、ロングコースの小泉坂(距離4.4㎞、平均斜度8.5%)を約2倍にした感じ。
何か所か急な傾斜があるが、走れないことはありません。

耀山エイド(44.5㎞)から約2㎞ぐらい登ったあたりで、地元の有名ランナーS田さんに追いついた。 
なんだか足取りが重そうだ。

追い越すときにご挨拶。
「岡山のよしだ~さんのラン友の○○です~」って切り出せば、村岡では話が早い。
よしだ~さんは超有名人なのです。

このS田さん、少しだけ話を交わしただけなのに、終盤の一二峠ではすれ違うときに、とてもいい笑顔でエールを送ってくれた。好青年だ。

中間点の50㎞ではまだ上りは終わっていない。
あと2㎞ほどある。

冒頭に記したように私のタイムは4時間04分55秒。
2015年が4時間25分、2016年が4時間50分なので、かなり速い。
完走した上位者のうちの5位のタイムだった。
猿尾滝で8位ぐらいと思ったのは100㎞のランナーも数えてしまったからだろうか? 

50㎞を通過した直後に1人に抜かれた。
これで6位になった。

抜いて行ったランナーは、背筋の伸びたきれいなフォームだった。
登りが速い。
付いて行こうと思ったが、ちょっと無理っぽかったのでやめた。
記録をみると、後半も、さほどペースが落ちていない。
結局、この方は3位だった。

[60~70㎞]
4’05 5’11 4’42 4’21 5’37 (23’56)
4’58 7’11 9’23 5’41 4’19 (31’32)

今回の完走記はいつも以上にドラマチックな展開はない。

「サブ11、総合入賞」の目標の達成だけを考えて、できるだけたんたんと走ることに集中したからだ。 

自分の身体の調子の良し悪しを細かく判断して、ゴールまでの距離をできるだけ最速で走りきれるペースをずっと意識した。

苦しくなったら躊躇なく歩く、身体が動くときは適度にペースアップ。
痛みが起きれば、気のせいだと言い聞かせる。 

エイドの食事は最小限に抑え、満腹状態にはしない。
流しそうめんもおはぎもスルー(でも、カレーだけはちゃんと食べた) 時間を少しでも節約するため写真は一枚も撮らない。 
マイコップ持ってたけど、ほとんど紙コップでいただいた。
マイコップではやかんから自分で注ぐスポドリしか飲めなかった。
カルピスや白バラ牛乳、コーラは私の重要な補給源なので仕方なかった。

 ただ、「ごちそうさまでした」、の挨拶だけは欠かさなかった。

66㎞地点は44㎞部門との合流点。
一昨年も去年も多くのオレンジゼッケンのランナーに交じって走ったが、今年は誰もいない。

和佐父峠を上り始めて、やっと後ろから軽快な足音が聞こえてきた。
44㎞のトップランナー2人。
あっという間に追い越して行った。

和佐父峠エイド(68.2k)の区間が最遅ラップの9’23/km。
こんなに遅いはずないけど、トイレでも行ってたのかな?

[70~80㎞]
4’26 4’24 4’02 7’30 6’22 (26’44)
7’16 6’36 7’37 5’35 5’05 (32’09)

射添会館エイド(73.3㎞)にはデポ袋を置けるが、なにも置かなかった。

シューズやウエアを着替えているようではタイムを狙えるはずはない。
スタートからの装備もザックももたずボトルポーチもつけずなかった。

ノースリーブに短パン、持ち物はスマホ、折り畳み式マイコップ、ジェル2個、500円玉だけ。

村岡はエイドの距離もだいだい2~5㎞おきにあるので、手ぶらでも全然大丈夫。
走りに不要なものはなるべく持たないほうがいい。

射添会館ではそうめんをいただいて即スタート。

おはぎエイドのある長楽寺への坂は短いがけっこう急だ。
調子が悪かったけど、全坂を走りきることにこだわった去年は、この坂でとうとう歩いてしまった。 
でも、今年は最初から歩き混じり。

それでも7’30/kmぐらいのペースで登れている。
ただ、もうちょっと上を目指そうと思ったら、走りきれないといけないけどね。

長楽寺では、やまちゃさんがいた。
ラン友さんの応援にあちこち回っていた。
村岡では応援バスもあって、ランナーを追いかけることもできる。

寺の外にでるときに、やまちゃさんが待ち受けてくれて、「ハイッ!」って何かを手渡してくれた。 氷だった。
手のひらに握れるくらいの大きさ。
首筋にあてたり、顔を撫でまわしたり、口に含んだり・・・、それを2、3回繰り返したあと、ガリガリと噛み砕いて一気に飲み干した。
胃の中がひんやりとした。

だいぶ暑くなってきた頃だったので、冷たい氷で生き返った。
あけぼの山荘エイド(81.1km)までは上り坂だけど、そこそこのペースで走っている。
やまちゃさん効果だったかも。
ありがとうございました!

[80~90㎞]
6’37 4’19 3’57 4’23 4’22 (23’38)
4’02 4’55 5’59 5’35 5’24 (25’55)

あけぼの山荘エイドにはカレーがある。私の大好物。
カレーを食べれば、なぜか元気がでる。
だから、いつもとても楽しみにしている。

小さなトレイに2、3口で食べきれるような量。
胃の弱ったランナーさんのことを考えてくれている。
ただ、私にはちょっと少ないけど、今年は満腹にしない戦略だったので、おかわりはしなかった。

エイドのお母さん、お姉さんたちが、私の120㎞のゴールドゼッケンをみて、 「あ、勇者だ! すご~い! 完走してね!」、ってエールを送ってくれた。
カレーをもぐもぐ食べながら、「ありがとうございま~す! でも、あと40㎞なんで完走は大丈夫ですね~」って答えたら、「え~っ!! あと40㎞で大丈夫だって~!! おかしい~!」って、なんだか、とってもウケた。

未知の距離だった萩往還250㎞のときも、残りあと100㎞あたりで完踏はできるなって思った(その後のアクシデントは別として)。

勇者の道はマラニックじゃなく、ハイペースのウルトラだけど、80㎞地点まで到達した自分の身体の調子から判断して、突発的なことが起きない限り、完走できるって確実に予想できた。

ウルトラは、その距離の3分の2の地点までいい感じで到達できれば、完走できるんじゃないだろうか?
なんの根拠もないけど。 

カレーを食べ、お母さん、お姉さんたちのエールをもらった後の走りは快調だった。

あけぼの山荘から長坂エイド(88.1㎞)までは下り。

眼下に広がる田園地帯がきれいにみえる。 
気持ちよく下って、最速ラップ3’57/km。
80㎞以上走って4分切れたら、私としては何も言うことはありません。
66㎞、44㎞ランナーも振り切った。

[90~100㎞]
4’15 4’16 7’41 6’06 5’58 (28’16)
6’27 4’03 4’16 4’31 4’24 (23’41)

ラスト10㎞は一二峠。
勇者の道はこれをゴールしてから往復する。

そこそこの脚を残しておかなきゃいけないので、最初の登りは慎重に上った。

ただ、時間的に、サブ10を狙うよしだ~さんとここの折り返し区間ですれ違うはず。 なので、前方には注意しながら走った。

一緒に坂を上がるのはランナーじゃなく、ウォーキング部門の人たち。
でも、今年は私のペースがいつもより速いので、ほとんどいなかった。

登って、約1.5㎞ぐらいの地点で先導のバイクが見えた。
その直後にでました!
やはり、ブルーの岡山県庁ランシャツのよしだ~さん!
堂々の1位の折り返しだった。

「すごい! パワー下さいっ!」って、ミーハー気分で叫んでハイタッチしてもらった。

坂を上り切り、一二峠エイド(95.5㎞)。

M城さんがいた。
「やはり、きましたね~。私、脚、終わりましたよ」って声を掛けてくれた。
競い合えるランナーだと認識してくれたことが分かったのでうれしかった。

 「3位ですよ!」ってエイドの人に言われた。
「マジですか!!!」って、ちょっと浮かれた。
でも、これまですれ違ったのは、よしだ~さんだけ。
だから、ちょっと信じられなかった。

モチベーションは上がったけど、エイド情報はあまり信用しないほうがいい。
この先は折り返しなので自分でしっかりチェックすることにした。

すると、下って約1km地点で2位のランナーを発見。
そのすぐ後に、3位のランナーも。
それから約10分ほど遅れて4位のランナーも確認できた。

そして、100㎞のゴール(120㎞は通過地点だけど・・・)。
8時間48分02秒。
勇者の道部門の5位。 
なんと入賞圏内だった。
このままの順位を保てば、目標の総合入賞も手に入れられるって思った。 

[100~110㎞] 
6’49 6’18 7’05 8’54 6’04 (32’10)
6’04 7’15 7’18 5’33 5’20 (31’31)

勇者の道120kは、100k地点でUターンし、110㎞再度折り返してゴールする。

100kを通過したランナーはタスキを受け取り、110㎞を通過したランナーはタスキに熊鈴をつける。
折り返すのは走ってきたばかりの一二(ほい)峠。
終わった脚にはかなりきつい。 元気なら2時間もあれば余裕の距離だが、疲れ果てた脚でどのくらいかかるのかはわからない。 

ただ、去年、おととしの感覚からは2時間は切れないにしても、2時間10分あれば大丈夫だと予想した。

だから、サブ11達成のため、100㎞を8時間50分で通過したかった。
8時間48分03秒で100㎞を通過、なんとか最初のハードルは超えることができた。

次のハードルは、20㎞を2時間10分以内で走ることと総合入賞。

100㎞地点では5位。

タスキを受け取り、エイドでジェルを補給、ぶどうを5粒ほど手に持って、再びスタートした。
また、すれ違うゴールドゼッケンのランナーを探した。

1㎞ほど走ると、M城さん。
」脚が終わった」と言っていたのに、まだまだ強い。
ほどなくしてもう1人のゴールドゼッケンランナー。
さらに1㎞後にもう1人。
そのあとはかなり離れていた。

「4位のランナーに追い付けないにしても、6位以下のランナーには追い付かれないかな」って予想して、無理にペースアップもペースダウンもせず、これまでどおり淡々と走ることにした。

痙攣でストップすることのないように、急な上りは歩いた。

坂を上がり、再び一二峠エイド(105㎞)。

ヤクルトを飲み、プリンを食べていたら、「トップランナーがまもなく通過します!!」ってアナウンスしながら先導車が通り過ぎて行った。
すぐに、よしだ~さんが現れた。

元気そうだ。
「サブ10行けますね!!」って声をかけると、「ええ、いけますね♪」って余裕の答えが返ってきた。 真の勇者の快走に元気をいただいて、私も逆方向に駆け下りた。

下りの途中で、対面から登ってくる2、3位のランナーを確認。
やはり、とても追いつけそうにないほど離れていた。
まあ、5位でも出来すぎなので別にがっくりはしなかった。

駆け下りていると、他の部門のたくさんのランナーさんたちが「勇者、ガンバレ!」、「ナイスラン!」とか声をかけてくれたり、拍手で応援してくれた。

応援されると舞い上がるタイプなので、少々の脚の痛みや疲れは気にならなくなっていた。

峠を下りきって、110㎞の折り返しの手前あたりで、なんと4位のランナーを発見した。
かなり疲れ切った様子だった。
50㎞を2位(3:48:11)、100㎞を4位(8:42:41)で通過している俊足ランナー。

「お疲れさま!」って声をかけて抜いた。
これで4位。
入賞は間違いないって喜んだ。

110㎞地点で熊鈴をつけてもらい、いよいよ最後の一二峠越えだ。

[110~120㎞(Goal)]
5’10 5’12 8’20 6’35 7’33 (32’50)
7’47 4’48 5’08 4’38 4’28 (26’49)

ところが、4位入賞か~って喜んだのもつかの間、折り返して数百メートルもしないうちに、次のランナーを発見した。

ぬか喜びにならないよう、小北エイド(111.2㎞)では、そそくさと巻きずしを食べ、カルピスとコーラをがぶ飲みし、トイレ(小)に行って、あわてて出発した。
登り区間に入ってすぐに、M城さんも発見。

油断すると、みんなに追い抜かれる可能性もあったので、ちょっとあわててきた。

急な区間は早歩き。

でも、入賞圏内の団子状態の4人のランナーさんたちもきっと駆け上がれないはずなので、あまり心配はしなかった。

なんとか登り区間が終わって、最終エイド(115.5㎞)に到着。

ランナーでごった返す中に、ピンクのビブスを発見。
ももたろうパートナーズのブラインドランナー、M村さんだった。
伴走者はTさん。
44㎞部門に参加していた。

去年までの私のペースだと、もっと手前の和佐父峠の合流地点で会うはずなのだが、今年は私のペースが速かったので、もう会うことはないと思っていた。
あちこちのエイドで食べ物を堪能して楽しそうだった。

Mさんも同じくあと4.5㎞を残すだけ。
「じゃあ、また、ゴールで!」とエールを送り、エイドを出発した。

時計を見ると、11時間経過まであと30分ほどもあった。
キロ6でも十分にサブ11は達成だった。

無理にスピードアップせず、120㎞の楽しかった道のりを思い起しながら、自然なリズムで駆け下りていった。

脚は、当然ながら重かったけど、気分はとても爽快だった。

だんだんとペースアップしてきて、観客の多いゴール手前からは軽くスパートもかけた。 ゴールテープを両手を上げて切り、ボランティアの高校生にフィニシャーズタオルをかけてもらった。 




記録賞をもらうと、10時間54分18秒(グロス)。
総合4位、50代1位だった。
4位の副賞は但馬牛のレトルトカレーだった。

年代別1位の副賞は、村岡のロゴの入ったキャップ。

ランネットの記録をみると、4位から7位まではたった3分しか離れていない団子状態だった。

油断していたら、入賞圏外のあぶないところだった。
ちなみに、こんな感じ。
数字は120㎞、100㎞、ラスト20㎞のタイム。
1位(R.Y.) 9:41:19 7:53:14 1:48:05
2位(K.I.)10:16:54 8:21:57 1:54:57
3位(R.A.)10:33:32 8:30:50 2:02:42
4位(M.K.)10:54:18 8:48:02 2:06:16
5位(M.S.)10:54:52 8:42:41 2:12:11
6位(K.O.)10:56:55 8:54:46 2:02:09
7位(K.M.)10:57:21 8:53:11 2:04:10
入賞者の方々と記念撮影(2、7、8位の方はいない)。

ラスト20㎞で2時間を切っているのは1位のよしだ~さんと2位のランナーだけ。
100㎞サブ8はよしだ~さんだけ(100㎞部門に1人)。
サブ9は7人(100㎞部門に1人)。
勇者の道120kでは、サブ10はよしだ~さんだけ。サブ11は7人という結果だった。 

勇者の道の完走者は147人(男性139人、女子8人)。
参加者は490人だったので完走率は29・6%だった。

私は約10%と予想していたが(村岡ダブルフル実行委員会も同じくらい)、いかに参加者のモチベーション高かったのかがわかる。

きっと、勇者になるために必死で練習してきたランナーが多かったに違いない。

かくして、私の今シーズンのウルトラのチャレンジが終わった。

私にとっては、「サブ11、総合入賞」の目標を達成できた以上にうれしいことがあった。
100㎞の通過タイムが8時間48分03秒。
これは2年前の記録(8:59:27)を約11分更新する100㎞PB。

過去の自分を越えることは、日々の衰えに怯えるアンチエイジングランナーには、この上ない喜びなのです!(^^)!。

それともう一つ。
うれしいことじゃないけど、ちょっと面白いなって思ったこと。
何回も説明しているけど、勇者の道120kはゴールしてから一二峠をもう一回折り返す。 

これって、今年、チャレンジには失敗したけど、まさに萩往還の「250㎞+70㎞」と全く同じパターン!。

250㎞をゴールしたら、もう一回、往還道を往復する(70㎞)ことを考えたら、20㎞ほどの一二峠の往復は、脚が終わっていたことを別として、私にとってはそれほどきつく感じるものじゃなかった。 
人間の心理って、意外と単純です・・・(終わり)。

P.S.大会後、勇者の道120㎞をサブ10で制覇した真の勇者のよしだ~さんと祝勝会を開いた。

いい思い出です。
制覇Tシャツがまだ届いていなかったので、2人が持っているのは、勇者の道の記録表。

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