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『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』〈吹替版〉

2022年01月18日 | 映画(は行)
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(原題:Venom: Let There Be Carnage)
監督:アンディ・サーキス
出演:トム・ハーディ,ウディ・ハレルソン,ミシェル・ウィリアムズ,
   ナオミ・ハリス,リード・スコット,スティーヴン・グレアム他
声の出演:諏訪部順一,内田直哉,中川翔子,早見沙織,桐本拓哉,森川智之他
 
字幕版を観たのが1カ月前。
そのときは吹替版も観たいなぁと思ったのですけれど、新作は次から次へと公開されるわけで、
そうするとそっちを優先するから、一度観た作品はそのうちどうでもよくなってしまう。
だけど、1本目に前述の『こんにちは、私のお母さん』を観て、
後述の『マークスマン』も観ることに決めたら、間を埋めるのに本作がちょうどよくて。
 
何の割引もない日曜日だったから、ポイント鑑賞しました。
シネマイレージサービスが改変されてからというもの、ポイントを貯めても仕方がない。
一時期350以上あったポイントもガンガン使い、いまは10ポイントほどです。
ポイントに有り難みもないから、本作の鑑賞中は寝てもいいぐらいのつもりでした。
でもやっぱり面白かったんでしょうね、全然眠らず。
 
かといって、字幕版を観てからずいぶん経っているので、
こうして吹替版を観て何か新発見があったということもなし。
面白いなと思ったのは、字幕版ではエディと彼に寄生するヴェノムの声、どちらもトム・ハーディ
クレタスと彼に寄生するカーネイジの声、どちらもウディ・ハレルソンが担当しているのに、
吹替版では違うんですよね。
ヴェノムの声は中村獅童、カーネイジの声は片岡愛之助が担当しています。
エディの想い人、アンの声をしょこたんが担当していて、
なるほど、ミシェル・ウィリアムズとイメージがかぶらなくもない。
 
字幕版では聞き流してしまったクレタスの訴えを吹替版ではしっかり頭に残すことができました。
考えてみれば、クレタスもフランシスも気の毒。
家族から虐待を受け、施設ではいじめられ、そしてこんなふうになってしまった。
ジョーカーにしても、悪役には悪役の悲哀があることが人気の理由なのでしょうか。

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