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『ジェクシー! スマホを変えただけなのに』

2020年09月11日 | 映画(さ行)
『ジェクシー! スマホを変えただけなのに』(原題:Jexi)
監督:ジョン・ルーカス,コット・ムーア
出演:アダム・ディヴァイン,アレクサンドラ・シップ,ロン・ファンチズ,シャーリン・イー,
   ワンダ・サイクス,ジャスティン・ハートリー,マイケル・ペーニャ他
声の出演:ローズ・バーン
 
シネ・リーブル梅田にて、前述の『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』の次に。
 
明らかに『スマホを落としただけなのに』(2018)をパクった邦題で、
あまりセンスがいいとは思えないけれど、内容は確かに「スマホを変えただけなのに」です。
 
スマホ依存症の青年フィル。
恋人がいないのはもちろんのこと、友人もひとりもいない。
ある日、ながらスマホで歩いていたところ、女性と激突。
彼女は近所で自転車屋を経営する快活で美人のケイト。
フィルはケイトに一目惚れするが、そのときにスマホが壊れてしまう。
 
新しいスマホを入手したフィルは、
“ジェクシー”というAI(人工知能)による生活向上サポート機能を試すことに。
契約書の中身をろくすっぽ読まないまま同意すると、
フィルの個人情報をすべて知っているジェクシーのサポートが凄すぎる。
振り回されつつも生活は向上、ついにケイトとのデートにこぎつけるのだが……。
 
契約条件を読まないまま同意するとどういうことになるのか。
ジェクシーを通じてデリバリーを頼もうとすると、
フィルが別に食べたくもないものをジェクシーが注文してしまいます。
なぜだと怒るフィルに、「ときには契約者の意向を無視してもいいってことに同意したでしょ」。
こわっ(笑)。フィルの健康を考えてくれてのことなんですけれどね。
 
暴言は当たり前、めちゃくちゃで品がない。
フィルの仕事も恋も応援してくれるのかと思いきや、途中から嫉妬に狂うジェクシー。
もう思いっきりストーカーです。
 
主演のアダム・ディヴァインがまるでタイプではないし、
せっかくローズ・バーンが担当するジェクシーの声もここまで下ネタに走られるとドン引き。
でも笑えなくもないので、ヒマつぶしにはよいかも。ヒマちゃうっちゅうねん。(^^;
 
エンドロールのマイケル・ペーニャがちょっとお茶目で、そこはオススメです。
それとたびたび出てくる『デイズ・オブ・サンダー』(1990)のこと。
あれってそんなに面白い映画でしたかね。覚えていません。
若かりし頃のトム・クルーズを観がてら、再鑑賞してみようかな。

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