夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『ピッチ・パーフェクト2』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の26本目@西宮)(完)

2015年10月26日 | 映画(は行)
『ピッチ・パーフェクト2』(原題:Pitch Perfect 2)
監督:エリザベス・バンクス
出演:アナ・ケンドリック,レベル・ウィルソン,ヘイリー・スタインフェルド,
   ブリタニー・スノウ,スカイラー・アスティン,アダム・ディヴァイン他

TOHOシネマズ西宮で3本ハシゴの3本目。
ついに今回のフリーパスポート使用もこれで打ち止めとなりました。

『ピッチ・パーフェクト』(2012)がかなり楽しかったので続編も。

ベッカが所属するバーデン大学の女性アカペラサークル“ベラーズ”は、
全米アカペラ大会で初優勝を飾って以来、目下のところ三連覇中。
オバマ大統領の誕生日を祝うイベントにも招待されて、晴れの席でアカペラを披露。
デブのエイミーが空中ブランコで登場して会場を湧かせたのも束の間、
なんとパッツンぱっつんの彼女の衣装が裂け、下腹部をモロ出ししてしまう。

この失態はメディアでも大きく取り上げられ、チームは国内活動禁止処分に。
せっかく新学期を迎えたというのに、新入生を勧誘することも許されない。
だが、そこへ入部を志願してきたのが新入生のエミリー。
彼女は母親もベラーズのOGで、ベラーズに入ることがエミリー母娘の夢だったらしい。
打ちひしがれていたベラーズは、エミリーの入部を大歓迎。

さて、唯一禁止されずに出場できるのがアカペラ世界大会。
名誉挽回とばかりにベッカたちは色めき立つが、
世界大会ではアメリカ代表は嫌われ者らしく、優勝した試しがない。
しかも、優勝候補とされるドイツチームのパフォーマンスを目の当たりにする機会があり、
すっかり自信を喪失してしまうベラーズだったが……。

監督は前作と異なり、演じるだけでは物足りなくなったと見えるエリザベス・バンクス
彼女にとってはこれが監督2作目だけど、
1作目はお下劣きわまりない『ムービー43』(2013)中の1編でした。
もともと下品なネタがお好きな様子。
前作同様ゲロシーン満載だったらドン引きするところでしたが、
今回はそっちの下ネタじゃなくてこっちの下ネタ(どんなやねん)だったからOK。
時折見られる差別的なジョークは、無理して毒舌を装っているふうなのでやめたほうがいいかも。

歌は相変わらず絶品で、「音楽×映画」に弱い私はまたもや涙。
フリーパスのラストがこれで良かったです。

しかし、今月は命を削って映画を観たような気がします。
劇場に行ける空きができれば必ず観に行ったので、この26本に悔いは無し。
だけど、疲れた。

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