夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『サイバー・ミッション』

2019年02月09日 | 映画(さ行)
『サイバー・ミッション』(原題:解碼遊戯)
監督:リー・ハイロン
出演:ハンギョン,リディアン・ヴォーン,リー・ユアン,山下智久,
   マイケル・パパジョン,リウ・カイチー他

終業後に109シネマズ箕面にて1本だけ。

前週の終業後に109シネマズ大阪エキスポシティで『チワワちゃん』を観たさい、
久々に“おひとりさま”でした。
まさかシネコンで2週続けて“おひとりさま”状態を味わえるなんて想像もせず。
巷でそれほど話題になっていないとはいえ、山Pが出演しているのですよ。
別に山Pファンじゃない私が貸し切ってええもんなのでしょうか。
なんという贅沢。

中国/香港作品。ダブル主演と言ってもいいでしょう。
ひとりはハンギョン。中国出身の歌手で、韓国の男性アイドルグループ“SUPERJUNIOR”の元メンバー。
知らんがな。雰囲気は“嵐”の大野くんみたいな感じ。愛嬌があります。
もうひとりは台湾人俳優のリディアン・ヴォーン。
イギリス人と台湾人を両親に持つハーフなのだそうです。
男前だけど、ぽよんとしたトム・クルーズかな。伝わらんか、この感じ(笑)。
リー・ ユエンも有名な中国人モデルらしい。
ここに山Pが加わっているというのに、“おひとりさま”はやはりおかしい。

ハオミンはオタクなプログラマー。ほぼ引きこもりではあるが、天才。
世の中の悪事を見つけるとサッと現れては鉄拳制裁を下すのもお手の物。

ある日、コンビニへ出かけたハオミンは、
スマホが使えなくて困っている美少女スー・イーを助ける。
ところが実は彼女はコードネーム“ゼブラ”というハッカーのパートナー。
彼女がハオミンのリュックに仕込んだ器械でゼブラから監視される。

盗撮されていることに気づかないハオミンに香港警察の刑事が近づき、
ゼブラが裏社会の仕事のためにハオミンを協力させようとしていると知らされる。
なぜそんな迷惑な白羽の矢を立てられたのかと記憶をたどると、
かつて世界中のオタクが競うハッキング大会でハオミンが優勝し、
そのとき最後に対決した相手がゼブラだったことを思い出す。

ゼブラの仕事の依頼者は、裏社会の大物モリタケシ。
ゼブラとスー・イーに拉致されたハオミンは、刑事にひそかに連絡を取りつつ、
モリの依頼を片づけざるを得なくなるのだが……。

天才ハッカーが自分のリュックにわかりやすく盗撮器を仕掛けられて
長らく気づかないものだろうかとツッコミを入れたくなりますが、
美少女から声をかけられたらそんな用心もしなくなっちゃうものですか。
あ、このときのスー・イーは女子高生の制服みたいなのを着用しています。
彼女役のリー・ユアンが何歳だか知らないけど、女子高生の制服はさすがに引く。
なんぼ美人だからって、この顔にこの化粧だとコスプレにしか見えんから(笑)。

山Pは、能面師でありハッカーであり、裏社会の大物という設定。
なんだかものすごく流暢に英語をお話しになります。知的でした。
でも本作の中でいちばん悪い奴。そんな役の山Pを見られるのは珍しい。

しかしハッキングの世界って、何が何やらわかりません。
電車を止めたり、信号を操作したり、飛行機を墜落させたり。
どんなものでもハッキングできればどないとでもできるんですね。
怖い怖い!

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