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ブリーフのどこが悪い。

2007年06月12日 | 映画(番外編:映画と下着)
風邪で有休を使うのが惜しくて、
熱が出ようが、嘔吐くぐらい咳が出ようが出勤し続けた結果、
2週間以上経つ今も治らず、6月は映画とご無沙汰の日々。
今日は小ネタで済ませます。

こんなところで言うのもなんですが、
女性同士の下着談義はかなり盛り上がります。
下着の捨てどきには結構迷うもの。
紐が多少伸びようが、レースに穴が開こうが、
捨てられずに着用してしまう人も多いです。
これって、脱がなあかんことになったとき(いつやねん)、
そう簡単には脱げませんね。

私は上下揃いの色の下着を身に着けていないと、
なぜかその日一日落ち着きません。
揃いの色というのは普通のことかと思っていましたが、
数ヵ月前、何気なくその話をしたら、盛り上がりまくり。
そんなこと、気にしたことがないと言う人も、
揃いで買ってみようかなと言い出しました。

なんで小ネタに下着の話なんだと言われたら、
今月はDVDをレンタルする元気がなくて、
昔のビデオを引っ張り出して香港映画を観ていたら、
ブリーフのオンパレードだったから。
以前「ブリーフの似合う人」で書きましたが、
香港映画って、マジで、脱ぐシーンのある男優はみんな、
白のブリーフを穿いてるんです。

風邪で虚ろな目にも白のブリーフは強烈だったので、
何か理由があるのかなと思って検索してみました。
そしたら、真偽のほどは定かではありませんが、
「白のブリーフじゃないと検閲に引っかかるのかも」という説が。
そうかなぁ、白のブリーフのほうが生々しいやん。

さらに調べてみたところ、
香港ではブリーフは若者の下着、トランクスはオッサンの下着だと。
お国柄っておもしろい。
日本では数年前のワコールの調査で、
女性が男性に穿いてほしい下着のタイプとして
ブリーフと答えた人はわずか5%だったのですから。
香港映画大好きな私はブリーフ肯定派です。
ブリーフのどこが悪い?

目を釘付けにするブリーフに関心のある方には
『ブエノスアイレス』(1997)と『美少年の恋』(1998)をお薦めしておきます。
ただし、生々しさに覚悟が必要。

男性の下着と言えば、思い出す話がひとつ。
その昔、大学生だった弟が洗車をしようとして、
ウエス(ぼろ布)がないかと母に尋ねました。
母が出してきたのは父のトランクス(当然、穿き古し)。
広げてみて、弟がボソッとひと言。
「原形そのままって、なんか嫌やな。別にええけど」。

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