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Vol.52【 臨機応変~ セレソン?な屋台 VS 惜しい!コンビニ 】

2013-07-09 21:43:04 | ビジネス
Vol.52【 臨機応変~ セレソン?な屋台 VS 惜しい!コンビニ 】

先日、某市民イベントに行ってきました。

梅雨の明けた首都圏は、朝から強烈な夏の日差しが容赦なく照り付け、
午前11時位には、ビーチにいるような体感気温!

ステージショーや、子供向けの体験イベントを楽しんでいる間、
持参した水やお茶は、あっという間に空。

ちょうど昼時だったので、
世界中の料理が食べられる模擬店が軒を連ねるコーナーへ。
 インド、トルコ、ブラジル、韓国、中国、タイ、エジプト、タンザニア等々
珍しい料理が沢山売っていて、どこも盛況です。
ひと回りして、面白いことに気付きました。

流行っているお店に共通していること。

それは、

片手で食べられる! 

ケバブや、ソーセージ、串焼き、何とかサンド のようなものです。


この暑さなので、多くの方が、
冷たい飲み物も一緒に買っていたのですが、
座れる場所が少なく、立ち食いが基本です。
なので、熱い中でも手軽に、両手も使える食べ物に人気が集中していたのでしょう。

さらに、プレートやボウルに盛付ける料理は
調理や提供に時間がかかるので、
猛暑では、少しでも並びたくない気持ちが先行します。

いくら美味しいものを手ごろな値段で提供していても、
予想を遥かに超える暑さの前では、
全く別の価値=片手で食べられる手軽さ 
が、勝るのを体感しました。

ちなみに、個人的MIS(モスト、インプレッシブ、ショップ)は
ブラジル屋台!

極太でジューシーなソーセージを一気に20本位を鉄板で焼きます。
焼いたら、後ろの保温ケースに入れて、また焼いて を繰り返し。
お客さんの「入り」や他店の状況をみながら需要を先読みして、どんどん焼いてます。

焼き手が、キーパーのように、安定感抜群で屋台を仕切り、
真ん中の女性が、ボランチのように、保温ケースから前線にソーセージを運び
売り子のおばちゃんが、注文と同時に、ソーセージをお客さんに即シュート(渡)します。
焼きながら行列を発生させない流れるような連携。
まさに、セレソン級の店舗オペレーション!

ソーセージ以外にもブラジル料理を売ってましたが、
猛暑の環境下で「売れる商品」を予測し、
ソーセージ販売体制を一気に変更した結果の成果

臨機応変 

ブラジル店舗、素晴らしかったです!
そして美味しかった!


ところで、
模擬店が、数十出ているのに
あれが、売ってないのです。。。


猛暑、汗だく、休日の昼醍醐味、喉カラカラ



ビール 
がないのです!

No生ビール! No祭!


出展ルールで、酒類販売が禁止されていたのだと思います。
うーーーーん、残念過ぎます。
ソーセージ+ビールは、何としても実現しなければ成らない。


ふと周りを見ると、
缶ビールを飲んでいる人がチラホラ・・・

「あ、直ぐ近くに コンビニがあったじゃないか!」

そうなんです。
皆さん、考えることは同じ。人の流れは会場横の道路の方へ。

道路を渡ったコンビニ。
レジ前に20人位並んでます。
大人は、ビール、酎ハイ、ハイボール、
お子様は、凍ったジュースや、かき氷 などなど

恐らく今年一番の冷たい商品大当たりの日、
冷当食品祭! の勢いです。

無事に、ソーセージとビールのマリアージュは達成したのですが、
コンビニの駐車場でも
臨機応変 に気付きました。

実は、この日
コンビニ駐車場では、目の前の国際祭りとの便乗?を狙ったのか
ハワイ名物のドーナツを揚げたてで販売していました。

猛暑です。
35度超えてます。
残念ながら、揚げたて甘いおやる に振り向く方は殆どいません。
店内レジがてんやわんや でドーナツ係の方も、店内ヘルプに
入ることも。

ここで、ブラジル屋台のように、
道路前の祭りの動き、来店者の動き、商品の動きを察知し、
一気に、
ドーナツ屋から 冷た~いドリンク臨時販売に切り替えたら
沢山の方に喜んで頂き、売り上げも凄かったと思います。


いきなり切り替えるのは難しい・・・ではなく
子供用プールをオーナーの家から持ってきて
氷をはってビールを入れたら、立派な売り場ができます。

日頃から臨時販売を想定した対応ノウハウや備品準備をしていたら
全く違う成果になっていたことでしょう。


☆今日のヒント☆
「予期せぬことにも備えている人はチャンスを活かせる」


お祭り会場、 MIPもいました!

どこかの店から、
「外回り」
でやってきた女子2名。
両手に 洗面器を持って、氷を入れ、お茶を数缶。
「つめーーーーたい、緑茶 いかがですか~」
「冷たいので、早く飲んでくださーーーい」
洗面器販売、繁盛してました。

「お茶持って売ってきて~!」と言っていたであろう
店長のお店は、どこの国の料理だったのでしょうね~


★今日のプラスワン★

「そうか、君は課長になったのか」等で有名な佐々木常夫さんの本を読んだ時、
名刺を、財布や手帳にも入れておくといいと教えてもらいました。
いつ、誰に会うか分からないが、そのために準備しておくといいと。
実際、休日にばったり会った、昔の取引先の方に「名刺ないですよね」
と言われて、「ありますよ」と渡したら、びっくりされて喜んで頂けました。



今日もありがとうございました!

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