さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪【父】という、1本の幹から茂った枝葉が…

2013年06月22日 20時04分06秒 | さくら的非日常の日々
6月22日(土)晴

朝の電車で松阪に糠う。

亡父・森久寿彦33回忌と亡姉・妙子の7回忌法要を、本家の英登くんが務めてくれることになり、連絡をもらっていた。
父とこの姉は長寿であったけれど、ほかの兄姉はいずれも60代で逝き、さくらの実家では毎年のように法要が営まれ、きょうだいや甥、姪に出会ってお互いの元気を喜び合うことになる。

思うに、逝者の役割はこんなところにもあるのだ、と。
【死ぬこと】には、こんな大きな意義もあるのだ、と改めて気づかされる。

       

子どもたちは、誰とだれが兄弟なのかよく分からない。
みんな、よく似ていて仮面ライダーのおもちゃやゲーム機を上手に操って遊んでいる。


       

こんなダイナミックなおもちゃは持っていない、げんかい。
目を輝かせて、「貸して! ねぇ、貸して!」と、ゆうたくんの仮面ライダー指輪を物色している。


           

「(僕も)撮って、撮って!」と、由美子さんの孫・ゆうた君が言うので、「は~い、チーズ♪」
恭子ねえさんの長女が由美子さん、その長女がこずえさんで、彼女の次男がゆうた君なのだ。

恭子ねえさんは、生前「70歳の自分は、無いわ!」と言い切り、67歳で美しく元気なままあっけなく逝かれた。
生きておられたなら、ネコかわいがりするけれど、「私のひ孫? …違うわよ!」と言うに違いない。

所作が可愛く、まだまだ言葉も覚束ない。
ぬいぐるみにして、抱いて帰りたいような愛くるしさ♪
この写真より、ずっともっと、可愛いの。


       

法要のあとのお斎(とき)は、松阪「相生」のお料理♪
シャ-ベット・アイスの上に盛り付けられた、松阪牛の美しいピンクと赤のおつくりは、贅の極み。

もったいなくも、少し残してしまった…
あ、生モノがあまり好きではないのです。



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