さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪ 「大来皇女をしのぶ会」に「金つなぎの会」の清野玉男さんが熱心に取り組んでおられたので

2023年07月26日 22時47分45秒 | さくら的非日常の日々
7月26日(水)  晴

午前中に大阪に出て、FM千里の中津スタジオで、テレビドラマのアテレコのレッスンを受ける。

灼熱の大阪。
吹く風は暑く、アスファルトの照り返しも尋常ではない。
国内では、39度超の都市が4市町ほど出たらしい。

異常気象もあるけれど、安易に冷房環境に身を置かない暮らし方に取り組むことで、暑気はしのげるのだから、置かれた暮らしに合った夏を送りたい。

例えば、さくら♪の住む名張市は周囲を山に囲まれ、一種の高原型気候なので、午前10時までと午後10時以降は気温が落ち着き、網戸から冷気がそよろと吹き込んだりして、寒がりのさくら♪は長そでのパジャマに掛け布団が欠かせない。

来客以外にはクーラー不要で、夕方に庭木と植栽に水やりをし、すだれを使い、ベッドでは団扇で涼をとる。
80年前の子どもの頃と同じ消夏法で十分な日々。 幸せである。

長男が大阪・堺のマンション住まいの頃、夏のお泊りは2,3時間おきに暑さで目が覚め、クーラーを点け直して眠る繰り返しであった。

かくの如く、暑さ厳しき土地柄にお住いの皆々さま。
クーラーを上手にお使いになって、夕方の打ち水、グリーンカーテンのお世話、冷凍庫で冷やしたネックタオルの使用など、まだまだ出来る消夏法は有るはず。

こののちの2か月余りを。どうぞうまく乗り切ってくださいませ。
                   ◆
夕方、旧知の菅井照代さんが来られた。
1995(平成7)年に、「大来皇女(おおくのひめみこ)をしのぶ会」を創設された菅井さんは、皇女の命日にちなんで毎年2月2日に「あしび忌」を開き、その生涯を描いた絵本を作るなど、顕彰活動を続けて来られた。

大来皇女(大伯皇女とも)は天武天皇の娘で、万葉歌人として知られている。
10代初めに伊勢神宮に仕える初代の斎王となり、愛する弟・大津皇子(おおつのみこ)が謀反の罪を着せられ亡くなる悲運にも遭遇された。

名張市の運動公園の一角に残る夏見廃寺は、7世紀末~8世紀前半に造られ、跡地は国の史跡になっている。
 
しのぶ会の活動は、その後会員の減少などで、2014年以後は活動を休止しておられたけれど、数年前から再開。昨年からは、ペットボトルを利用して、暗くなるとLEDライトがともる照明3000個以上を廃寺跡に展示される予定で寄金を募っておられる。                    
                 
去る土曜日に、ボランティア先の「なごみ」でお出会いした黒松誠さんから、しのぶ会の活動内容を伺い、この会の創設時から熱心に活動しておられた金つなぎ会員の清野玉男さん(名張市がん・難病相談室サポーーターの会元会長)のお話を伺ったことは、既報のとおりである。

その場で協賛金1500円を托し、お礼に来られたのが会長の菅井照代さんだ♪

「これ、ソーラーライトの『ペットボタル』です。 電源は太陽で、ピンクの光が点いたり消えたりし、やがて金色に光ります」「何かメッセージを!」
「ではでは、清野さんの霊鎮めのために・・・、『清野玉男さん安らかに!』と書きましょう」

清野さん。 徳島生まれの徳島育ち、阿波言葉を話される朴訥で真面目なお人柄であった。
金つなぎのためにも、名張市がん・難病相談室のためにも、労を惜しまず尽くしてくださった。

お盆も近い。
ピンクのペットボタルは、昨年逝かれた清野さんの鎮魂に相応しく思われ、玄関のマリーゴールドの植木鉢に挿した。




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