🎵 ３月２日午後６時開演、 中村敦夫さんの 「 ひとりがたり ＩＮ 名張 」 が、チケット完売ですって！

２月２２日(金)　　晴

誰が聞いても不審に思うはずだけれど、わが国の４７都道府県に５３基(５４基とも)もの原子炉が在った。

今では、大震災の悲惨な被害のせいもあり見直し作業が進められてはいるものの、「この【負の遺産】をなんとかしないと…」との思いから、一部推進して来られた過去を振り返り、元総理の小泉純一郎さんは講演活動などで原発見直しを訴え、その講演料などを原発を無くす活動に寄金しておられると聞いた。

政治家として、まことに立派な出処だと思う。

もちろん、秋田、山形、岩手、栃木、群馬、茨城、千葉、埼玉、東京、神奈川、山梨、長野、岐阜、愛知、富山、滋賀、三重、和歌山、奈良、京都、大阪、兵庫、鳥取、岡山、広島、香川、徳島、高知、大分、福岡、長崎、熊本、宮崎、沖縄の各県には原発が設置されていないけれども、例えば、福井県内には現在廃炉作業中のものも含めて１５基もの原発が在るという。

この狭い国で、いったん緩急あれば、設置府県の被害だけでは済まない。

自分の府県に原発が設置されていないからと言って、決して安心はできないのだ。
核の灰受け入れが、議論を呼んだことも記憶に新しい。

次代の子供たち・孫たちに【負の遺産】のツケを回さない！
さくらの、「ごまめの歯ぎしり」のような決意は、原発の取材を始めた３０年前から今に至るも変わらない。

原発が無ければ、今の豊かな暮らしが維持できないことは一面の真実だけれど、いったん緩急の折の【自然の怒り】を、たちが如実に知ってしまった今、せめて学ぶことからでも始めたほうが良いのではないか？

俳優、小説家、元国会議員の中村敦夫さん(http://www.monjiro.org/profile/)の取り組みを知ったのは、一昨年の金つなぎの花追い旅(死生観涵養の旅)で訪れた、山梨・笛吹市で、旧知の市会議員・野沢けさゆきさんから「ひとりがたり(朗読劇)　線量計が鳴る」のチラシをいただき、「名張でも、ぜひ取り組んでみられたら？」と奨めていただいたのがきっかけである。

毎年、『原発ＮＯ！』の活動を進めておられる角谷英明さん(陶芸家、日本工芸会正会員。受賞歴多数)に、チラシをお届けしておいた。　　角谷英明「白磁工房　名張窯」http://www.asint.jp/~nbr-kiln/profile.htm

他の役員さんからも中村さん推薦のご意見があったそうで、さくらがささやかな紹介の労を取らせていただいたのであった。

事務局長の浜本昌子さんから、「おかげ様でチケットが完売しました！」と伺って、角谷先生、浜本事務局長のご苦労が報われたことがうれしい。

金つなぎのお仲間も２０人♪
中には、恒例の「金つなぎ・大阪城観梅会」を終えて、大阪から名張に駆けつけて来られる病友もおられ、凄いことだと思う。

中村敦夫さんとは、同学年の７８歳！
お目にかかれるのを楽しみにしている。



　　　　　　　　　　　　　　　

さくらの反原発は、声高にあげつらうのではなく、一人でできる徹底的な節電だ。
電気器具にはワット数を明記し、石油ストーブで暖をとる傍ら煮炊きを楽しみ、今夜の夕ご飯は畑の大根の葉を炊き込んだお粥に塩レモンのスープ。　うるめいわしを炙ったのもストーブの上だ。

なんか、故土光敏夫さんを真似ているような。
いえいえ、恐れ多くも、比べてはなりませぬ！