♪真っ赤なベネトンが、 いまお嫁にいくの！

３月２６日 (木)

晴れてはいるものの、朝から冷え込んで吹く風も頬に冷たい…。

午前中に、松阪から電気王さまが来てくださって、パソコンの調子を見ていただく。
我が電気王さまこと、岡光彦くんは、松阪高校の同級生にして、私のパソコン環境を万全に守ってくださる、有難い友人だ。
銘菓・老伴 ( おいのとも ) で知られる和菓子の老舗の次男坊。　小学生の頃、遊びに行って書棚にキンダーブックが並んでいて ハイカラな過程の雰囲気に羨望を禁じ得なかったっけ。

パソコンの調子を見てもらい、壊れていたジェットプリンターをニューバージョンでなおしてもらって、ばんざ～い♪
ありがとうございますぅ。

昼食は、伊賀牛の牛どんにかき玉汁、庭から採取したチマサンチュと香代子さんの大根をスライスしたサラダ、手製の白菜キムチと蕗みそ。
「おいしいなぁ～」と言ってもらって、うれしいなぁ～♪

お土産に、松阪牛の和田金の「こま切れを、ボク佃煮にしたの」と持参され、凄、凄っ！
ちなみに電気王さまの実家は、和田金さんのお隣りで、子どもの頃は隣家に入り浸っていたんだとか、もろもろ、老舗のぼんならではのエピソードで話が弾んだ。

帰りがけに、さくらが愛蔵してきた自転車をもらっていただく。
我が家の近くに家を新築したパパが、緑色のジャガーを買って、最寄りの桔梗が丘駅まで往復しているのを見て、さくらも欲しくなって言い続けていたら、夢は叶う！　

もともとは、抗がん闘病中からリハビリと体力増強のために、ケッタ（自転車の中京地区の隠語）に乗る！と宣言していたさくら、「引き寄せの法則」にのっとり、ある日パパからＴＥＬが入ったの。

「真っ赤なベネトンが売ってるよ！　ばぁば、ぜったい気に入るから！」と言われてお店に飛んで行って買ったのよ。

と、そこまでは良かったのだけれど、名張の街がこんなにアップダウンのある街だとは、思ってもいなかったさくらの大きな誤算！
３段変則もついてはいるけれど、とにかく足弱のさくらには、ムリ！

脚の筋力だけじゃない、心肺機能も試される。
ベネトン乗りは、心臓ばくばく、肺はひ～ふ～！

もう、手放す運命だったのよね。
３月に、骨シンチで胸の黒丸に死の影を見て、少し背筋の伸びた私メ、「片付けよう！　身の回りから!!」

それがなんでベネトンなんだか、自分でもよく分からないんだけれど。
先日、電気王さまから、「パソコンの調子を診てあげよう」とＴＥＬをもらった時に、彼の美しい京子夫人の顔が浮かんだの。
「ウチのベネトン、京子さんに似合う♪」

よく言うよ！
イケイケおばちゃんのさくらが乗ってて、ね。