「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

護衛艦はたかぜin堺 ~一般公開&出航編~

2014年11月10日 | 海上自衛隊

またしても、長らくお待たせして申しわけございません。


さて、ひっぱるだけ引っ張った、一般公開編です。





はたかぜが入港して、堺にいたのは3日間でしたが、


入港初日の特別公開、


一般公開の午前中、


一般公開の午後、


最終日、と、


毎日はたかぜに行きました(笑)


どんだけ好きなんだよ?!って話ですが、


一般公開の日の午前中は、


うちの交流サロンで、


めでたくカップルになられたお二人から


「一緒に見学に行きましょう


と言って頂いて、一緒に見学に行く運びとなりました


こういうの、すっごくうれしいですよね


交流サロン、大変だけど、やってて良かったな~と思う時の1つです。








午後は、交流サロン参加女性たち9人と、艦艇見学へGO!!


みなさん、さすが、


ちゃんと、スニーカーにパンツスタイルで、


集合場所で、一目で


「あの集団はもしや…?!」


とわかるほど、統制の取れた見学スタイル


そんな感じで、なんどもお邪魔させて頂きました(笑)





さて、まずは主砲から。




どーん。


5インチ砲です。


はたかぜは、前後に大砲がある珍しい艦です


ちなみに、こちらは後ろの方。



コチラは前。


しかもこの大砲、中に人が入って砲撃することができます。


実際に、中に入って動かしたことがある方かたの感想は


「ガンダムみたい」


とのことでした(笑)


…そう聞くとなんだか楽しそうですが、


実際は、戦闘時被弾して、電気系統が故障して動かなくなった場合、


最後の砦として、


手動で動かすので、楽しいどころか、極めて危険なのです。


なので、このはたかぜはいわば、戦闘艦なんですよね。


ちなみに、


砲身の根元の、ドーム状のところが、人が入る場所です。


急に動かされると危険だそうです…振り落とされて…。



おまけですが、コレ↑↑↑


大砲の薬きょうをキャッチするカゴです。


この日は、お子様方のコスプレ用の制服をかける場所として使用されておりました(笑)









あとは、やっぱり、


はたかぜといえばこれこれですよ





タータ―ランチャーです


これは、はたかぜ型の2隻にしか搭載されていない、


ミサイル発射装置ですね~


下からミサイルが出てきます。


これ、渋いですよね~


ミサイルがセットされてないのは残念でしたが、


いや~、渋い


はたかぜは、イージス艦導入前のミサイル艦ですからね~。


で、はたかぜ型とイージス艦は、DDGと言いますが、


かねがね、このDDGのGってなに???と思っておりましたので、


ここで、質問しましたら~


「Guidedです。Guided missile DestroyerでDDGです」


とのこと。


つまり、ミサイルをガードする護衛艦ということですね~。


な~るほど。


ちなみに、このタータ―にセットされるミサイルはSM-1。


イージス艦のは、SM-2、SM-3です。


進化の過程を感じますね~。






さて、ミサイルだけでなく、


この艦でも、見つけましたコレを




はい、久しぶりの溺者メコーナーです(笑)


顔が見えな~い。


ちなみに、溺者に顔を書く理由は、


前後の区別をつけるため、という、ちゃんとした理由がありました(笑)


ただ面白くするためだけじゃなかったんですね…(←おい)


あと、みつけた変…不思議なものが、コレ。



ちっさい斧?みたいなもの。


何かと思ったら、あるモノを、パリンと割るためのものだそうです。


なんかカワイイですよね~










…とまぁ、かなりかなり、ここに写真もアップできないのが多いくらい(笑)


楽しませて頂きました。


ですが、やっぱり、私は出航


なんといっても出航


このために、実は私、


航空観閲式の予行を蹴ったんですよ…(笑)


でも、


そのかいはありました



出航準備が始まります。


その様子を見ていると…


気がつけば、そう、



タータ―にミサイルがセットされているではありませんか


これには、お見送り一同大興奮


もっとかっこいいのが、コチラ



くは~~~~


なんかこう、睨みを利かせている感じがしますね


そうこうしていると、舫いが1つづつ外されていき、ゆっくりと、艦が岸壁を離れます。



そして、最後の舫いが解かれて、出航ラッパが鳴り響き…





帽振れ


…で、手ぶれしてて申しわけありません…


雰囲気だけでも感じてください



艦首がゆっくりと向きを変えます。



FMでお話しましたが、この時、


艦尾側にいた海曹さんが、ちょっと泣かせてくれました~(ノ_-。)


涙線が決壊しましたね(笑)



はたかぜがゆっくりと遠ざかります。


この時の夕日の美しさが、一層涙を誘いました。


はたかぜの梅崎艦長、乗員のみなさま、


本当に本当にありがとうございました。


陽気で楽しい皆さんに感じたのは、


生粋の船乗りたち!という印象です。


楽しい時間を過ごさせてくださって、本当にありがとうございます。