日本共産党のインターネット番組「とことん共産党」は3日夜、服装家・イラストレーター・漫画家のワタナベ・コウさん、編集者・ライターのツルシカズヒコさん夫妻をゲストに迎え、「日本共産党大発見」と題して司会の小池晃書記局長、朝岡晶子さんと共に語り合いました。
「政治に無関心で共産党の姿は見えなかった」というワタナベさんと、フジサンケイグループの出版社から発行されている『週刊SPA!』の編集長だったツルシさん。そんな2人が、日本共産党にふれての“発見”を紹介しました。
冒頭、ツルシさんが東京都議選で共産党の折笠裕治候補(渋谷区)の応援演説に立ったことが話題に。「何を言い出すか危惧はなかったのですか」というツルシさんに、「何も心配していません。幅広い人たちが応援してくださることが大事ですから」と小池氏。続いて2人の六つの発見がテーマになりました。
「ソ連や中国と同じようなものではなかった」「『共産党』という党名は損ではない」「野党なのに外交している」「共産党は宗教を大事にしていた」の他、「共産党は自衛隊を即廃止と言っているわけではない」を挙げたワタナベさん。憲法と自衛隊の矛盾の解決は国民の合意で段階的に進めるという党の方針に感心。小池氏は、国会論戦で安倍晋三首相もそれを知らずにびっくりしていたというエピソードを紹介しました。
「ジャーナリズムを遂行している新聞があった」を挙げたツルシさんは、「しんぶん赤旗」の大企業実名報道が衝撃的だったと話しました。小池氏は「大企業をおとしめようというのではなく、労働者を守ることが企業の未来につながるという立場で追及しています」と話しました。
最後にワタナベさんが、番組中に描いたイラストを見せながら、「野党と市民連合の共闘の流れは止められません。そのまま突き進んで」とエール。小池氏は「大事なところを見ていただき、うれしく思います。もっと頑張ります」と応じました。