衆院青森4区補欠選挙(10月10日告示、22日投票)と解散・総選挙にむけて13日、青森県弘前市で市民団体と県内野党による「野党共同候補の実現と共通政策を協議する懇談会」が初めて行われました。
これは、「市民と野党の共闘実現」を呼びかけている「戦争法反対・浪岡住民の会」が「市民と野党の共同がどんな政治を約束するのかを共通政策で示したい」と各党へ提起し実現したものです。
懇談会には、「浪岡住民の会」の大竹進共同代表、「津軽9条の会」の神田健策代表世話人、民進党の田名部匡代参院議員、日本共産党の畑中孝之県委員長、社民党の笹田隆志県連副幹事長が出席しました。
「住民の会」から示された共通政策案は、▽立憲主義を守り抜き、戦争への道から平和な社会を創造する▽格差拡大のアベノミクスから国民生活の安定と持続可能な社会経済政策に転換▽原発ゼロをめざしエネルギー政策を抜本的に転換―の3本柱。この中で「核兵器禁止国際条約の締結・核兵器のない世界の実現に奮闘する」ことも提案されています。
懇談では、率直な意見交換が行われ、安倍政治に代わる「受け皿」として期待される政策実現へ引き続き努力することが確認されました。