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きょうの潮流

2017-10-04 | コラム

不夜城ラスベガス。ネバダ砂漠にあって「肥沃(ひよく)な地」を意味するこの場所には、金鉱探しと鉄道の開通によって人が住み始めます▼第2次大戦が終わるまでは人口2万にも満たなかった小さな町がめざましく発展していったのは50年代に入ってから。カジノホテルが次々に開業し、ギャンブルの街に変ぼう。今ではさまざまなレジャーを呼び込み、一大娯楽都市に。その発展する姿は米国の歴史をも物語っています▼大惨事の現場となったカントリー音楽の祭典も今年で3回目。米史上最悪の犠牲者を出した銃乱射事件は野外コンサートを聴きに全米から集まった人びとを襲いました。斜め向かいのホテルから2万超の観客に向けられた銃口。無数の銃弾が無差別に降り注ぎました▼犯人は自殺し動機は不明ですが、米国では昨年も銃の乱射で49人が亡くなったばかり。銃による悲惨な事件がくり返されるたびに規制が検討されますが、進んでいません▼銃社会に大きな影響力をもつ全米ライフル協会は合衆国憲法を盾に規制に強く反発。そこから多額の資金援助を受けているトランプ大統領も「銃を持つ権利を決して侵害しない」と公言しています▼一方で規制を求める声も続々。音楽祭に出演していたギタリストは、銃規制に反対だったが考えが変わったと。自身のコンサートでテロが起きた歌手のアリアナ・グランデさんは「私たちには愛や連帯、それに平和や銃規制が必要」。レディー・ガガさんも呼びかけます。「党派をこえ、今こそ団結を」  (2017.10.4 赤旗)

 

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