埼玉県議補選が戦われている最中、発行人吉田一郎なる無所属候補の法廷ビラで、事実に基づかない共産党への誹謗中傷を内容とする記事が掲載されました。これは日本共産党の「たけこし連」候補を当選させないための攻撃であり許されません。共産党は直ちに、県選管に抗議の申し入れを行ないました。
埼玉県選挙管理委員長 細田徳治 様
2017年8月19日
日本共産党埼玉県委員会
日本共産党埼玉県議会議員団
「無所属・無党派」法定ビラ1号について
上記のビラにおいて、「共産県議 ヤミ派遣で党の口座に968万円」との見出しで、「共産党は・・・党職員を、労働者派遣法を無視して、埼玉県議団に『ヤミ派遣』し」、「政務活動費を政党の資金源にして」いるとの内容が記述されております。
しかし、党職員を県議団に派遣するに当たっては、全国都道府県議長会の「政務調査費の事務所費、事務費、及び人件費の考えかた」において認められていることを確認の上で実施しました。「労働者派遣法無視」、「ヤミ派遣」という指摘は、まったく事実無根の誹謗中傷です。
これは、たけこし候補を当選させない目的で虚偽の事項を公にし、事実をゆがめて公にしたものであり、公職選挙法第235条の「虚偽事項公表罪」にあたる犯罪です。
選挙管理委員会におかれましては、法に基づき、同法定ビラの発行人吉田一郎をふさわしく処置するとともに、即刻、同法定ビラの配布禁止・回収を命じるよう強く要請いたします。