日本共産党、民進党、参院会派「希望の会(自由・社民)」、「沖縄の風」は13日、学校法人「加計学園」疑惑の真相解明に背を向けたまま、「共謀罪」法案を強行しようとする政府・与党に対抗するため、金田勝年法相の問責決議案を共同で提出しました。また、民進党は、国家戦略特区制度を担当する山本幸三地方創生担当相の問責決議案も提出。金田、山本両大臣の問責決議案は、14日の参院本会議で採決に付されます。
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「絶対に強行採決させない」―。政府・与党が「共謀罪」法案の強行採決をねらい緊迫するなか、東京・日比谷野外音楽堂で13日、「共謀罪」法案の廃案をめざす集会が開かれました。会場外にもあふれる5200人(主催者発表)が参加し、「市民と野党の共闘で必ず廃案に」と訴えました。主催は、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」と「共謀罪NO!実行委員会」。
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「総がかり行動実行委員会」と「共謀罪NO!実行委員会」は12日、「共謀罪」法案に反対する緊急統一署名が153万4500を超える人から寄せられたと発表しました。この数は、今日までに事務局が確認できただけのもので、現在も全国各地から署名が集まっていると紹介。「政府はこの声を受け止めるべきです。廃案のために全力で行動する」と語りました。
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「共謀罪」法案の廃案を求める若者グループ「未来のための公共」(未来公共)は11日、東京・渋谷駅ハチ公前で初となる街頭宣伝を緊急で行いました。若者や学者らが同法案の危険性についてスピーチし、「私たち一人ひとりの未来に関わる問題です。廃案にしよう」と訴え。野党4党の代表も参加し、「力を合わせて廃案に」と手をつないでアピールしました。
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「民主主義、人権を守る力は私たちのたたかいだ」―。安倍晋三政権が強行を狙う沖縄県名護市辺野古の新基地建設と「共謀罪」法案に「ノー」の声が国会を包みました。「止めよう!辺野古埋立て 共謀罪法案は廃案に! 国会大包囲」が10日、行われ、北海道から沖縄まで各地から、「共謀罪」法案反対を掲げた集会では最大となる1万8000人(主催者発表)が参加しました。
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終盤国会で焦点となっている「共謀罪」法案や「加計学園」疑惑に全国各地で怒りがわきおこっています。ところが安倍晋三首相は、国民の疑念や批判を問答無用で受け付けない異常な態度をとっています。
国会の審議を否定
「(野党は)不安を広げるための議論を延々としている」。安倍首相は4日放送のラジオ番組で、これまでの「共謀罪」法案の国会審議を根本から踏みにじる暴言を吐きました。国会では野党から質問された . . . 本文を読む
与党が強引に「共謀罪」法案の審議を進めようとするなか、6日、600人あまりの市民が同法案に反対し、国会前で抗議行動をしました。市民たちは「テロ対策と嘘つくな」「市民監視は許さない」とコール。総がかり行動実行委員会と共謀罪NO!実行委員会が主催し、法案に反対する署名144万3550人分を参加した国会議員らに手渡しました。
(写真)144万355 . . . 本文を読む
安倍晋三首相は5日の参院決算委員会で、住民の個人情報を警察がひそかに集めて民間会社に提供し、住民運動つぶしを図った岐阜県警大垣署の市民監視事件について問われ、プライバシー侵害の被害に無反省の態度を示しました。日本共産党の仁比聡平議員が「共謀罪」法案に関連してただしました。(詳報)
「周囲の人を疑心暗鬼の目で見るようになった」などの被害者の声を紹介した仁比氏に対し、安倍首相は「警察には引き続き . . . 本文を読む
2万6000人以上の作家・ジャーナリストが参加する国際組織「国際ペン」は5日、ジェニファー・クレメント会長名で、安倍内閣が成立を狙う「共謀罪」に反対する声明を発表しました。日本ペンクラブ(浅田次郎会長)が同日の記者会見で発表しました。
声明は、国際ペンが共謀罪を制定しようという日本政府の意図を「厳しい目で注視している」と述べ、同法が成立すれば「日本における表現の自由とプライバシーの権利を脅か . . . 本文を読む
参院法務委員会で審議が始まった「共謀罪」法案。法案の危険性と破たんはいっそう深まっています。
“内心処罰”が本質
法益侵害の危険を無視
日本共産党の山添拓議員は5月30日の法務委員会で、自民党の政務調査会の資料を取り上げました。資料では、「テロ組織が水道水に毒物を混入することを計画し、実際に毒物を準備した場合でも、この時点で処罰することができない」との理由で、 . . . 本文を読む