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南英世の 「くろねこ日記」

反日種族主義

日韓関係は従軍慰安婦、徴用工、竹島問題など微妙な問題が多い。そうした問題について研究者の立場から「実証的」に検証し、韓国側の理解を容赦なく批判したというがこの本の宣伝文句である。プロローグの冒頭の文章がすごい。

「韓国の嘘つき文化は国際的に広く知れ渡っています」

なんともストレートな表現である。日本の右翼の人が聞いたら泣いて喜びそうだ。この本の解説をみると、編者は元ソウル大学経済学部教授であり、韓国経済史学会会長を務めた人物とある。しかし、学者がこういう物の言い方をするのだろうか。政治的意図が明白なこの手の本は注意して読む必要がある。

本書で指摘されている内容が正しいのかどうか、私には一次資料から検証するすべはない。歴史なんて何とでも書ける。

「1965年の請求権協定で韓国政府は、日本政府から韓国側の請求権金額を一括受領したため、国内の個別の請求権者に対する補償金は、韓国政府が支給しなければなりませんでした」

「1904年2月、日本とロシアが戦争を始めました。大韓帝国を餌とする戦争でした。大韓帝国はどちらにしても、戦争が終われば戦勝国の支配を受け、滅びる運命でした」

このあたりの記述には納得できるものがある。

ふと思った。もし日露戦争でロシアが勝利をおさめ、ロシアが朝鮮半島を植民地化していたら、韓国は日本に対するのと同じ態度をロシアにもとっていたのだろうか?
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