偶然に、昔の友に会った。
街をぶらぶらしていたら、彼の方から声をかけてきたのだ。
もう何年ぶりになるだろう。本当に久しぶりの再会だった。
「元気にしてたかい」
彼はそう言った。
「ええ・・・。まあね」
わたしは少し言いよどんだ。
「うん? どうかしたのかい?」
昔から詮索好きの彼は、さっそくわたしに訊いてきた。
「もう。あんたの何にでも首をつっこみたがるくせ、昔のまんまね」
彼はわたしを居酒屋に誘 . . . 本文を読む
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