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台風11号 (クロヴァン):2009年8月

2009-09-01 20:55:00 | 台風関連

 
  *台風第11号 (クロヴァン)の進路。
 http://www.jma.go.jp/jp/typh/0911.html

 <01日21時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 温帯低気圧
 存在地域 千島近海
 中心位置 北緯 43度00分/東経 149度00分
 進行方向、速さ 東北東 45km/h(25kt)
 中心気圧 996hPa

 <01日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 根室市の東南東 約130km
 中心位置 北緯 42度40分/東経 147度00分
  進行方向、速さ 北東 30km/h(16kt)
 中心気圧 994hPa
 最大風速 23m/s(45kt)
 最大瞬間風速 35m/s(65kt)
 15m/s以上の強風域 北東側 440km/南西側 280km

  台風11号は東日本の沿岸を沿うように進み、
 現在は北海道根室市の東の海上を北上中。
 今夜中にも温帯低気圧に変わる見込みです。
 東日本近海を北上した割には大きな被害がなく幸いでした。


 <31日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 銚子市の南東 約50km
 中心位置 北緯 35度25分/東経 141度10分
  進行方向、速さ 北北東 30km/h(15kt)
 中心気圧 980hPa
 中心付近の最大風速 30m/s(55kt)
 最大瞬間風速 40m/s(80kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 60km(30NM)
 15m/s以上の強風域 北東側 370km/南西側 190km

 帰宅して直にPCを開いて台風の進路をチェック。
 思いのほか東よりのコースに安堵しています。
 台風11号は最悪のシナリオから50km以上も東に進んだことで、
 暴風域は房総半島の東海岸線をかすめるように北上
 暴風域がほぼ陸地にかからなかったことは幸いでした。
 特に台風11号は暴風半径が60kmと狭く、
 ~大きなものは半径300kmを超える。
 進路により大きな被害差が生じることから中心位置に注目しました。
 進路が東よりに進んだこと現在関東東南部での風向きは、
 北→南に暴風が吹いていると考えられます。
 今後西北→東南の風が吹いた頃には風が弱まっていくはずです。
 強い雨雲も海上に多く大きな災害が起きる可能性は弱まりました。
 今後台風11号は東北地方(太平洋側)を沿うように進路を向けます。
 場所により瞬間的に30mを超える暴風と時間雨量50㍉
 まだまだ油断できない状態は続きます。
 今夜の関東~東北地方は広い範囲で深夜の風音に悩まされそうです


  <31日05時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 八丈島付近
 中心位置 北緯 33度00分/東経 139度55分
  進行方向、速さ 北北西 20km/h(10kt)
 中心気圧 980hPa
 中心付近の最大風速 30m/s(55kt)
 最大瞬間風速 40m/s(80kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 60km(30NM)
 15m/s以上の強風域 北東側 330km/南西側 220km

 台風11号は暴風域を伴い、
 今日(31日)午後3時頃に千葉県:房総半島周辺に上陸との予報。
 その後、明日(1日)未明のも仙台沖に進行
 関東南東部では昼過ぎ(神奈川、東京都、埼玉南部、千葉、茨城等)から。
 東北東部(太平洋側の各県)は今夜~明日の朝まで、
 暴風域に入る可能性が高く、
 災害も予知される深刻なコースをとりそうです。
 暴風は瞬間的に40mを超え1時間50㍉を超える大雨
 特に暴風は東→西に吹き荒れると予想され、
 暴風を遮る方向に山地を持つ地域(今回は観察点の西側に山側斜面)は、
 中心からの風向きを見極め暴風域が来る前の避難勧告が望まれます。
 また都市圏では帰宅時間に再接近が予想され交通機関に遅れや遮断
 児童・生徒達にはお昼前の帰宅が望まれますし、
 通勤者も残業をせずに早めの帰宅が安心です。
 コンパクトでさほど強い台風ではありませんが油断は禁物
 本体の雨雲が近づいた瞬間に様相は一変することが予想されます。


 <30日19時の実況> 

 大きさ:-
 強さ   :-
 存在地域 八丈島の南南東 約190km
 中心位置 北緯 31度35分/東経 140度50分
 進行方向、速さ 北北西 15km/h(8kt)
 中心気圧 980hPa
 中心付近の最大風速 30m/s(55kt)
 最大瞬間風速 40m/s(80kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 60km(30NM)
 15m/s以上の強風域 東側 330km/西側 220km

 台風11号は31日の夜半過ぎから強風域が関東南部にかかりはじめ、
 31日午後6時頃に中心が千葉県銚子市付近を通過するとの予報から、
 千葉県全域、東京都、神奈川県東部等が暴風域に入る見込みです。
 ~既に外側の雨雲は関東で雨を降らせています。
 予想進路を通った場合は、
 31日の午前中には風雨が強まり、
 お昼頃までに関東南部が暴風雨。
 交通機関に大幅な影響を与えそうです。
 暴風域は半径60kmと極めて小さいのですが今後も北上に伴いさらに発達
 関東に近づくに連れて暴風域が広くなる可能性もあります。
 また台風の進路が西に向いた場合は、
 東海東部にも暴風域がかかる可能性
 東日本の太平洋側では東北南部でも大雨。
 台風は足早に近付いてきますので中心位置に細心の留意し、
 早めの避難対策が望まれます。
 

  <29日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 父島の東 約440km
 中心位置 北緯 27度55分/東経 146度35分
  進行方向、速さ 北北西 25km/h(13kt)
 中心気圧 994hPa
 中心付近の最大風速 20m/s(40kt)
 最大瞬間風速 30m/s(60kt)
 15m/s以上の強風域 東側 330km/西側 170km

 台風11号は父島の東の海上をやや勢力を強めながら北上しています。
 小さな台風ですが今後も勢力を強めながら暴風域を伴い
 明日(30日)夜には八丈島が強風域に入る見込みです。
 さらに早ければ、
 明後日(31日)の午前にも関東地方が強風域に入るとの予報です。
 上陸するか否かは流動的ですが台風の進路に充分ご注意してください。
 また31日は台風の進路によって関東~東海地方で、
 朝から交通機関に障害が出る恐れがありますので留意してください。


 <28日21時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 南鳥島の西 約550km
 中心位置 北緯 23度00分/東経 148度50分
  進行方向、速さ 北 20km/h(10kt)
 中心気圧 998hPa
 中心付近の最大風速 18m/s(35kt)
 最大瞬間風速 25m/s(50kt)
 15m/s以上の強風域 東側 280km/西側 110km

 
日本の南海上で午後9時頃、熱帯低気圧が台風11号に変わりました。

 

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台風10号(ヴァムコー):2009年8月

2009-08-26 20:52:05 | 台風関連

 *台風第10号 (ヴァムコー)
 http://www.jma.go.jp/jp/typh/0910.html


 <26日09時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 温帯低気圧
 存在地域 千島の東
 中心位置 北緯 51度00分/東経 169度00分
  進行方向、速さ 北東 75km/h(40kt)
 中心気圧 988hPa

 台風10号は温帯低気圧に変わりました。


 <25日18時の実況>

 大きさ -
 強さ 強い
 存在地域 日本のはるか東
 中心位置 北緯 43度20分/東経 160度00分
  進行方向、速さ 北北東 75km/h(40kt)
 中心気圧 975hPa
 中心付近の最大風速 35m/s(65kt)
 最大瞬間風速 50m/s(95kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 90km(50NM)
 15m/s以上の強風域 東側 330km/西側 220km

 台風10号は北海道の東海上に位置し強い勢力のまま北上。
 ただし明日の朝までに温帯低気圧に変わる見通しです。

  
 <24日18時の実況>

 大きさ:-
 強さ :強い
 存在地域 日本のはるか東
 中心位置 北緯 32度55分/東経 155度05分
  進行方向、速さ 北 25km/h(13kt)
 中心気圧 960hPa
 中心付近の最大風速 40m/s(75kt)
 最大瞬間風速 55m/s(105kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 110km(60NM)
 15m/s以上の強風域 北東側 300km/南西側 220km

 台風10号は関東地方のはるか東の海上を北上。
 明日の夜には北海道のはるか東の海上に到達。
 勢力は衰えつつあるものの緯度を考えると、
 思いのほか勢力は衰えていません。
 これは海水温が高いことが示唆されています。
 列島には秋の気配が漂いますが台風の驚異は、
 まだ今後も続きますので油断しないことが肝要です。
 
 
 <23日21時の実況>

 大きさ:-
 強さ  :強い
 存在地域 南鳥島の北 約550km
 中心位置 北緯 29度20分/東経 154度35分(154.6度)
 進行方向、速さ 北北西 15km/h(8kt)
 中心気圧 955hPa
 中心付近の最大風速 40m/s(80kt)
 最大瞬間風速 60m/s(115kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 110km(60NM)
 15m/s以上の強風域 北東側 300km/南西側 220km

 日本の東南東の海上を北に進む台風10号の、
 直接的な影響は薄いようです。
 ただし列島の東の海上にある前線は活発で、
 船舶の運航は注意が必要な気がします。


 
<22日18時の実況>

 大きさ: -
 強さ   :強い
 存在地域 南鳥島の東北東 約230km
 中心位置 北緯 25度05分/東経 156度05分
  進行方向、速さ 北北西 20km/h(10kt)
 中心気圧 955hPa
 中心付近の最大風速 40m/s(80kt)
 最大瞬間風速 60m/s(115kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 110km(60NM)
 15m/s以上の強風域 北東側 330km/南西側 260km

 北上に伴い勢力はやや衰えました。
 予報では日本に接近することなく東の海上を北上します。
 ただし東日本では波が高くなることも予想されますので、
 海のレジャーにはご注意ください。


 <21日18時の実況>

 大きさ:-
 強さ  :非常に強い
 存在地域 南鳥島の南東 約480km
 中心位置 北緯 20度50分/東経 156度50分
  進行方向、速さ 北 15km/h(8kt)
  中心気圧 945hPa
 中心付近の最大風速 45m/s(90kt)
 最大瞬間風速 65m/s(130kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 150km(80NM)
 15m/s以上の強風域 北東側 370km/南西側 300km 

 台風10号はいまだに列島から遥か南の海上で発達しながら北上しています。
 非常に強い勢力は変わらないのですが大きさはコンパクトで、
 週末の日本に影響を与えることはなさそうです。
 北陸~北海道に伸びた前線もあまり発達せずひとまず安心。
 ただし東日本の太平洋側で海水浴を計画している方は、
 念のため高波に注意してください。 


 <20日18時の実況>

 大きさ:-
 強さ  :非常に強い
 存在地域 南鳥島の南南東 約700km
 中心位置 北緯 18度55分/東経 157度10分
  進行方向、速さ 北 ゆっくり
 中心気圧:945hPa
 中心付近の最大風速 45m/s(90kt)
 最大瞬間風速 65m/s(130kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 130km(70NM)
 15m/s以上の強風域 北東側 370km/南西側 300km

 台風10号小さいながらも非常に強い台風に発達して北上しています。
 日本列島への直接的な影響は微妙ですが台風はさらに発達するために、
 北~東日本の太平洋側では明後日以後波が高くなる可能性があります。
 また日本海を低気圧が横断中
 前線の南側では長く伸びた雨雲がは北陸~北海道に進んでいます。
 さらに沖縄近海に熱帯低気圧もあり不安定な気圧配置になっています。
 雨雲の動きや発達に留意してください。


  <19日18時の実況>
 
 大きさ -
 強さ 強い
 存在地域 南鳥島の南南東 約800km
 中心位置 北緯 17度55分/東経 157度50分
 進行方向、速さ 北北東 ゆっくり
 中心気圧 970hPa
 中心付近の最大風速 35m/s(70kt)
 最大瞬間風速 50m/s(100kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 70km(40NM)
 15m/s以上の強風域 北東側 330km/南西側 220km

 台風10号は、日本のはるか南東をゆっくりと北北東に進んでいます。


 <18日21時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 南鳥島の南南東 約900km
 中心位置 北緯 16度35分/東経 157度10分
  進行方向、速さ 北西 ゆっくり
 中心気圧 985hPa
 中心付近の最大風速 25m/s(50kt)
 最大瞬間風速 35m/s(70kt)
 15m/s以上の強風域 北東側 280km/南西側 220km

 18日未明頃に日本のはるか南東海上で台風10号が発生しました。

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台風9号(アータウ):2009年8月/ 兵庫県佐用町の豪雨災害。

2009-08-13 23:11:00 | 台風関連


                         *写真資料:気象庁より転載編集。

 *台風9号と兵庫県佐用群佐用町豪雨災害についての考察。

 9日の午後9時に四国南海上で台風に発達した熱帯低気圧
 ~突然台風になったわけではなく低気圧→熱帯低気圧へと発達。
 その時間既に兵庫県佐用町や岡山県美作市では記録的な大雨。
 特に被害が甚大だった、
 佐用町では午後7時~10時までの4時間に約200㍉(24時間:327㍉)の豪雨。
 ~同様に近隣の岡山県美作市でも24時間232㍉の豪雨。
 水嵩は一気に佐用町の河川を溢れました。
 写真:8月8日:拡大図に示されるように台風9号の北に猛烈な雨雲。
 ~四国・紀伊半島の南に位置する台風9号との間に集まる雨雲の集まり。
 この高密度な雨雲が台風9号の北上に押される形で紀伊水道を北上し、
 隙間を通って中国山地にぶつかったと考えられます。
 ~四国沖で発生した猛烈な雨雲は台風8号の影響も高いと考えられます。

 通常は四国山地に阻まれることで雨雲が入りにくい地形の瀬戸内を、
 山地のない紀伊水道を越えたことで兵庫県・岡山県へと進入。
 大雨の経験の少ない内陸山地に直接雨雲がぶつかったことが、
 大きな被害を生んだのではないかと予想されます。
 ~今回の大雨が四国東部の徳島県に集中したことで一本の線が結ばれます。
 九州南部・四国・紀伊半島での24時間雨量300㍉と、
 瀬戸内の内陸や日本海側での300㍉では、
 地域での降雨経験の違いからインフラ整備が異なります。
 短時間での50㍉なら排水が追いつかない程度で済みますが、
 3時間:200㍉が広域で降り続くと山地に降り続いた水が、
 一気に河川に集まり海へと流れ出ようとします
 そうした河川の危険地帯を無視した避難場所の設置に、
 多くの死者・不明者を出してしまった問題点を感じますが、
 地元行政の経験のなさが生み出したミス・スポット。
 さらに、
 想定外の止み間のない降雨と帰宅時間の重なりが大きな被害を生みました。
 ~前面が見えない豪雨の中で河川敷や農道・ガードレール下への侵入。
   自動車が水嵩の中を走る危険性(エンストや車内閉じ込め)。

 雨雲を読み解くと8日の午後8時には兆候が見えます。
 しかし気象予報は四国山地の壁の向こう側を考慮できませんでした。
 ~前日に四国地方で24時間:500㍉を越える降雨を予報しています。
 
 豪雨・洪水の真っ最中に河川を横断しなければならない避難場所の設置
 洪水発生前や雲の晴れ間であるなら避難場所への移動も可能ですが、
 今回のように雨が止むことなく数時間の豪雨が続く場合は自宅待機。
 しかし、
 河川に向かう土石流が家を押し流すような可能性がある地形ならば、
 河川のある方向の逆側へ豪雨が降り出す前に逃れなければなりません。
 しかし、
 凡その家庭では水嵩がひくまで2階での待機が必然になります。
 ケース・バイ・ケースでの細かなマニュアルの設定
 ~濁流による水嵩が一気に増した今回の豪雨災害は足に不自由な方には、
 命取りとなり1人の女性高齢者が家庭内で水死しています。

 予測できない集中豪雨ではありますが雨雲は必ず兆候を出しています
 兆候を読み取り早めの対策。
 地形と豪雨の関連を考えた避難場所の設置。
 望まれる連携に考慮の暇はありません。
 正しい解答(マニュアル)と予備訓練。
 洪水時の見えない足場は自動車すらのみ込みます。

 資料:アメダス観測(日本気象協会/tenki.jp/データ転載)

 *観測地:兵庫県佐用郡佐用町

   0時   3.5㍉
  23時  20.5㍉
  22時  38.0㍉
  21時  81.5㍉
  20時  59.5㍉
  19時  11.0㍉

 *観測地:岡山県美作市今岡
 ~観測点の違いから同じ市内でも雨量は異なります。

  0時  3.5㍉
  23時  3.0㍉
  22時 41.5㍉
  21時 48.0㍉
  20時 36.5㍉
  19時  0.5㍉

 *蛇足ながら台風8号は台湾南部で4日間:約3000㍉の、
   驚異的豪雨を生み出しました。


 *台風第9号 (アータウ)の進路
 http://www.jma.go.jp/jp/typh/0909.html


 <13日15時の実況> 

 熱帯低気圧
 存在地域 日本の東
 中心位置 北緯 34度00分/東経 152度00分
  中心気圧 994hPa 

  台風9号は日本の東の海上で熱帯低気圧に変わりました。

  <12日18時の実況>

 存在地域 日本の東
 中心位置 北緯 32度50分/東経 151度20分
  中心気圧 994hPa

 台風9号は日本の東海上を東北東に進んでいます。

 <11日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 八丈島の東 約190km
 中心位置 北緯 33度25分/東経 141度50分
  進行方向、速さ 東 30km/h(17kt)
 中心気圧 994hPa
 中心付近の最大風速 23m/s(45kt)
 最大瞬間風速 35m/s(65kt)
 15m/s以上の強風域 南側 220km/北側 130km

 台風9号は日本の南海上を西~北西に進み離れていきます。
 西日本の大きな被害に影響を与えたこの台風の驚異は薄れていきます。

 <11日05時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 潮岬の東南東 約170km
 中心位置 北緯 32度50分/東経 137度25分
  進行方向、速さ 東北東 20km/h(12kt)
 中心気圧 990hPa
 中心付近の最大風速 23m/s(45kt)
 最大瞬間風速 35m/s(65kt)
 15m/s以上の強風域 南東側 220km/北西側 130km

  台風9号は予想よりもやや南に進路をとったため、
 強風域が陸地にかかることはありませんでした。
 しかし波の高い状態や不安定な気象条件に変わりはなく、
 突然の大雨にはさらに厳戒態勢で注意が必要です。

 またこの日の午前5時7分に静岡県駿河湾沖で強い地震(震度6弱)が発生。
 台風が静岡県に再接近している時刻だけに被害状況が心配です。
 http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/ed8a6723132841c94d91de610296ac03

 *11日:静岡県伊豆市では午前5時30分~6時30分の1時間雨量が、
 76㍉に達し8月の観測史上最大を記録した。

 
<10日20時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 潮岬の南 約180km
 中心位置 北緯 31度55分/東経 135度50分
 進行方向、速さ 北北東 20km/h(12kt)
 中心気圧 990hPa
 中心付近の最大風速 20m/s(40kt)
 最大瞬間風速 30m/s(60kt)
 15m/s以上の強風域 南東側 240km/北西側 170km

 台風9号は日本近海でやや勢力を増しながら速度を上げ、
 間もなく強風域が紀伊半島南東部にかかります。
 台風による瞬間的な最大風速は25m前後でしょうか?
 この時間九州中部にも強い雨雲が見えます。
 台風は今後、
 紀伊半島~東海地方~関東地方を強風域に巻き込み北東~東へと進行。
 特に紀伊半島東部、静岡県東部、伊豆半島東部、房総半島東部では、
 台風北側の雨雲が東→西向きの風に押され東向き斜面(山地)にぶつかり、
 猛烈な降雨が予想されます。

 また、
 台風が北に進んだ場合に東海道沿線でも南風に乗った雨雲が次々と進入
 その場合東海道沿線地域でも局地的に200ミリを超える大雨が予想されます
 台風の中心位置を注意深く観察してください。
 また九州や北関東~東北(太平洋側)周辺に強い雨雲
 明日(11日)の昼頃まで列島各地で厳戒態勢が続きます。
 
 *気象庁の解析によると徳島県木頭では、
 10日午前に1時間降水量が100㍉と観測史上最大を記録。
 8日の降り始めからの雨量は計750㍉を超えている。
 (2009年8月10日:日本経済新聞/記事転載)

 *関東各地でも10日:台風9号の接近に伴って発達した前線の影響で、
 東京都・千葉県・茨城県等で記録的な豪雨による浸水も相次いだ。
 床上・床下浸水は、
 ・東京都41棟、千葉県37棟、埼玉県22棟、神奈川県14棟
 ・茨城県12棟、栃木県49棟、群馬県 7棟、福島県 14棟等
 (2009年8月10日:Web記事/編集転載)

 <10日03時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 日本の南
 中心位置 北緯 29度10分/東経 134度50分
  進行方向、速さ 北北西 20km/h(10kt)
 中心気圧 994hPa
 中心付近の最大風速 18m/s(35kt)
 最大瞬間風速 25m/s(50kt)
 15m/s以上の強風域 全域 170km(90NM)

 昨日(9日)に四国~中国東部~近畿西部での大雨に影響を与えた、
 熱帯低気圧が昨晩の午後9時頃に四国の南海上で台風9号に発達しました。
 この台風の特徴は猛烈な数時間豪雨を降らせることです。
 台風からの湿った空気で次々と列島各地で雨雲が発生。
 日本の至る所で記録的な大雨が降り続いています。
 小さな台風9号は今後弱い勢力を保ったまま北東に進路をとり、
 明日(11日)未明には東海南海上にもっとも接近します。
 中心部が上陸しない限りは暴風の心配は少ないものの、
 台風本体の進路が北よりに向くと猛烈な風雨になる危険度が高まり、
 今日~明日朝にかけ鉄道等の交通機関に大きな影響を与えそうです。
 土砂災害や堤防決壊の危険地域の方には大雨が近づく前の避難
 河川・堤防から離れた地域での洪水には自宅に待機し2階(高層階)への避難
 既に大雨が降り続く状況ですが避難者の冷静な対応が望まれます。

 *台風9号の影響で10日午後8時現在、
 兵庫、岡山、徳島の3県で死者13人。
 行方不明者が18人にのぼった。
 中でも兵庫県と岡山県境の兵庫県佐用町で11人が死亡、15人が行方不明。
 気象庁によると兵庫県佐用町では9日、
 24時間降水量が1976年の観測以来最も多い327ミリを記録。
 岡山県美作(みまさか)市でも10日未明までの、
 24時間で232ミリの大雨が降った。
 
 *消防庁によると家屋の浸水被害は午後6時現在、
 床上と床下を合わせて兵庫県の649棟、岡山県の560棟など、
 16都府県の計2296棟にのぼる。
 (2009年8月10日:朝日新聞/記事転載)



 <09日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 熱帯低気圧
 存在地域 日本の南
 中心位置 北緯 27度55分/東経 135度20分
  進行方向、速さ 北北西 30km/h(15kt)
 中心気圧 996hPa
 中心付近の最大風速 15m/s(30kt)
 最大瞬間風速 23m/s(45kt)

 <関連記事> 
 *熱帯低気圧・台風第9号による大雨(気象庁PDF)
  http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/report/new/jyun_sokuji20090808-11.pdf


 

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台風8号:激甚災害/台湾から支援要請の手紙 (mimifukuの願い。)

2009-08-13 20:30:00 | 台風関連

 
 <mimifukuからのお願い。>


  *台湾の哀さんからお手紙(コメント)を頂いた記事。
 http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/bc394a96b960016d39971d003aaee490
 
 *台風8号(モーラコット):2009年8月。
 http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/6973a3390894219d749c1109ffe42d13

 台風8号で甚大な被害を受けた台湾の方から、
 当ブログを通じて支援の要請がありました。
 そのコメントの全文を下記に掲載します。
 個人の力ではどうにもなりませんが国家間同士の支援は急務です。

 情報ではアメリカ政府が懸念を示していますが、
 台湾政府からの正式な要請がないために保留になっています。
 台湾と言う地域(国家)と中国と言う国家の狭間で、
 支援体制を日本政府から申請することの難しさ。

 しかし、
 人道的な対場から先島諸島と隣接する、
 日本にとって縁の多い地域での大きな災害。
 国家の支援(援助隊の派遣や医療部隊の派遣)や、
 報道機関を通じた災害支援金の設立を望みます。
 台湾でも日本同様に大変な大災害が起きています。

 <台湾の哀さんからの支援要請の手紙。>

 こんにちは、私は台湾のものと申します。
 私の日本語は下手です。
 先にすみません。
 唐突ですが、私は助けを探しにきました。
 8月8日の台風8号は台湾に対してすごく深刻な傷害があった、
 今日までもう4日経つ、
 中南部山間地帯はまだ救援を待っている村はたくさんあります。

 私たち自身の救援技術と器材と能力は有限だから、
 日本の救援グループが台湾への手伝いを求めたいです。
 風害の一番深刻な場所は台東、台南、高雄と屏東の、
 山間地帯 (水没、停水、停電、土砂崩れ、信号届かない)。

  被災地復興活動は以下の窓口をご連絡お願いします。
 *屏東県庁社会救助科:羅さん 886-920-266188
 *台東県庁社会救助科:郵便業務の吳さん 886-2-23921310 # 2376
 *総経理の高さん 886-2-23218266
 よかっだらこの手紙をもっとたくさんの人に見させて下さい。
 ありがとうございます、感謝します。 


  *台風8号:CNNの報道(記事転載)

 先週末に大型の台風8号(モーラコット)が直撃した台湾では、
 中南部を中心に土砂崩れや建物倒壊などの被害が深刻化している。
 当局によると11日現在の死者数は少なくとも62人。
 負傷者数は35人で、行方不明者数は58人。
 ただし南部・高雄県の甲仙郷と小林村で何百人もの人々が、
 土砂にのまれ生き埋めになったとの情報があり、
 死者数が今後増加する恐れが指摘されている。
 台風8号による豪雨被害は台湾で半世紀ぶりの深刻な規模とされる。

 土砂崩れがあった高雄県甲仙郷では150人近い生存者が確認され、
 ヘリコプターで近隣の村に搬送された。
 小林村については捜索救助隊が、
 生き埋めになった住民の人数や安否を調べている。
 ある目撃者によると土砂崩れは早朝午前6時14分頃に発生し、
 雷鳴が響くなかで村と住民がわずか5秒以内で消滅したという。

 台湾当局は家を失った被災者1万500人余りのうち、
 8900人を収容できる避難所を確保したが、
 被災者への救援活動が続くなかでも被害は拡大。
 屏東県の山間部ではヘリが川に墜落し、
 乗っていた3人が死亡する事故も発生した。
 ヘリは道路寸断や橋の崩落で捜索救助隊が近づけない地域の生存者に、
 食糧や薬、水を投下する作業に投入されている。

 また水害の余波で肉や野菜の価格は20%近く上昇し、
 台湾当局が価格統制のため食料品備蓄の放出を決めた。
 農業の被害総額は8900万ドル(約85億円)と、
 ここ18年で最悪とみられている。
 米国務省のクローリー報道官は台湾の被災状況を、
 「非常に懸念している」とコメントする一方、
 台湾当局からの支援要請はまだないことを明らかにした。

 ~以下各国の支援についての記事転載。

 *台風8号で大きな被害を受けた台湾に人道支援物資を運ぶため、
 米軍のC130輸送機が16日、
 沖縄の米軍基地から台南の台湾空軍基地に到着した。
 1979年の米台断交後、米軍機が台湾入りするのは初めて。
 今後は米海兵隊などが使用している、
 米軍最大のCH53E輸送ヘリコプターも派遣される見通し。
 一方、中国からは仮設住宅や毛布、消毒器などの支援物資が、
 提供されることが決まった。
 シンガポール、イスラエル、オーストラリアなどからも物資が台湾に到着している。
 (毎日新聞:2009年8月16日/記事転載)‎

 *台湾中南部を襲った台風8号による大水害で人道支援物資を運ぶため、
 米軍のC130輸送機が、16、17の2日間に2度、台湾入りした。
 1979年の米台断交後、初となる米軍機の台湾上陸に、
 中国側が反発することはなかった。
 台湾メディアは、
 「米国が事前に打診し中国も人道支援のため反対しなかった」と報じた。
 中台関係が改善しつつある中、
 米中台関係も変化が起きているようだ。
 国防部(国防省)は米軍の台湾入りに、
 「世界各地で人道支援は行われている」と述べ特別視していないという。
 中国を刺激しかねない事態だが、
 「人道支援」の名の下にタブーが乗り越えられている。
 中央災害対策本部によると、
 米軍は沖縄基地から台湾空軍基地にC130輸送機で消毒薬を輸送した。
 台湾側が要請した救援ヘリコプターについては、
 17日午後に米軍最大のMH53E輸送ヘリ1機とSH601機が到着。
 今後各1機が派遣される。
 一方、中国からも救援ヘリ提供の申し出があった。
 しかし中国軍の台湾入りに反発は当然強い。
 中央災害対策本部は16日、
 「米国のヘリ配備とあわせて検討したい」と慎重な姿勢を示した。
 (毎日新聞:2009年8月18日/記事転載)‎

 *台湾紙・聯合報によると米国による台湾支援について、
 米国政府は事前に大陸政府に打診していたという。
 17日中国新聞網が伝えた。
 本来ならば大陸政府の反発が予想されるところだが、
 米国政府は事前に打診し了解を取り付けていたという。
 16日、国務院台湾事務弁公室新聞局の楊毅(ヤン・イー)局長は、
 「一部国家が民間ルートを通じて台湾に人道支援を行った」と発言。
 黙認していることを示唆した。
 聯合報はある外交関係者のコメントを掲載し、
 馬英九(マー・インジウ)台湾総統就任以来続く外交の雪解けが、
 米国、大陸、台湾の協力体制を築いたと評価している。(翻訳・編集/KT)
 (Record China:2009-08-18/記事転載)

 *台風8号の通過で深刻な被害を受けた台湾で、
 各国からの支援の動きが本格化するなか日本政府は、
 さきに表明した1000万円の資金援助に加え、
 さらに1億円分の救援物資を送ることを決めた。
 (NHK:2009-08-18/記事転載)


コメント (3)
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台風8号(モーラコット):2009年8月/ 台湾の歴史的豪雨災害。

2009-08-10 20:46:00 | 台風関連


 *台風第8号 (モーラコット)

 <関連記事>
 *台風8号:激甚災害/台湾から支援要請の手紙。
 http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/7e5698d9dacc9d78e52fdd1cc0be4ec8
 
 <11日03時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 熱帯低気圧
 存在地域 華中
 中心位置 北緯 31度00分/東経 120度00分
  進行方向、速さ 北北東 20km/h(10kt)
 中心気圧 996hPa

 フィリピン、台湾、中国に甚大な被害を与えた台風8号は、
 11日熱帯低気圧に変わりました。

 *中国新華社通信によると、
 台風8号による大雨で10日深夜、
 中国東部沿海の浙江省温州市泰順県で土石流が発生し、
 付近の民家7棟がのみ込まれ2人が死亡した。
 また中央日報によると
 台風8号は浙江省のほか福建省、安徽省、江西省なども襲い、
 死亡6人、行方不明3人の人命被害と約1000万人の被災者を出した。
 また38億平方メートルの農地が浸水し6000棟の家屋が破壊されるなど、
 直接的な被害だけで90億元に達した。
 (2009.08.12:中央日報&朝日新聞/記事転載)

 <10日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 華中
 中心位置 北緯 29度35分/東経 119度50分
 進行方向、速さ 北 15km/h(9kt)
 中心気圧 992hPa
 最大風速 18m/s(35kt)
 最大瞬間風速 25m/s(50kt)
 15m/s以上の強風域 南東側 560km/北西側 370km

 台風8号は大陸に上陸してから急激に衰退。
 現在:中国杭州市周辺に中心を位置し今後北北東に進む見込みです。
 台風の形も崩れ雨雲も散在していますが大陸の広い範囲で、
 局地的には大雨が降り続いていると考えられます。
 台湾では降り始めからの積算雨量が3000㍉近い地域があり、
 信じられないような驚異的な大雨を降らせました。
 台風が温帯低気圧になってもまとまった雨雲が週の中頃に、
 日本海に進入
 雨雲の動きには留意が必要です。。

 *8日に台湾北部を横断した台風8号とそれに続く豪雨のため中南部を中心に、
 洪水や土石流が発生し10日午後4時現在15人が死亡し55人が行方不明。
 同消防署によると嘉義県の阿里山で降り始めからの雨量が、
 2935ミリに達するなど記録的豪雨となった。
 また南部3県(嘉義、屏東、高雄)でも2500ミリを上回り、
 4日間の積算雨量が年間降水量(2510ミリ)に匹敵した。
 (2009年8月10日:読売新聞・他/記事転載)
  
 <09日18時の実況>

 大きさ:大型
 強さ  :-
 存在地域 台湾海峡
 中心位置 北緯 26度35分/東経 120度25分
  進行方向、速さ 北 10km/h(6kt)
 中心気圧 975hPa
 最大風速 30m/s(60kt)
 最大瞬間風速 45m/s(85kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 110km(60NM)
 15m/s以上の強風域 南側 750km/北側 560km

  台風8号はこの時間中国華中の福建省に上陸
 勢力は衰えたものの依然大型の台風に各地で大雨を降らせています。
 台湾では積算1800㍉を超える地域もあるようで、
 自然の恐怖を覚えます。
 この台風は今後北に進路をとり温帯低気圧に衰退し朝鮮半島を横断
 その後日本海に出て週の中頃に北陸~北海道に到達。
 雨雲の通過地域は、強い雨に注意が必要です。

 *与那国島を丸2日間暴風域に巻き込んだ台風8号で県の調べによると、
 農作物の被害額は宮古島市、石垣市を中心に1億3975万円に上った。
 与那国町祖納で8日午前7時1分ごろ最大瞬間風速45・1メートルを観測。
 8日午後7時までの24時間降水量は与那国空港で263・5ミリを記録した。
 *石垣島地方は8日も強風続き空や海の便は欠航や大幅な遅れが相次いだ。
 欠航は3日目に入り石垣空港は大混雑。
 観光客は疲れた表情でキャンセル待ちの呼び出しを待った。
 *宮古地区の公共土木施設の被害額が約1158万円と発表。
 (琉球新報:2009年8月9日/記事転載)

 <08日18時の実況>

 大きさ:大型
 強さ  :強い
 存在地域 台湾海峡
 中心位置 北緯 24度50分/東経 120度40分
 進行方向、速さ 西 ゆっくり
 中心気圧 970hPa
 最大風速 35m/s(65kt)
 最大瞬間風速 50m/s(95kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 260km(140NM)
 15m/s以上の強風域 南側 750km/北側 560km

 強い台風8号はこの時間に中心が台湾を抜けましたが、
 広い暴風域は当分台湾にかかり先の見えない不安が続きます。
 48時間を越える暴風域に曝された台湾の被害が心配です。
 
先島諸島もようやく暴風域から抜けつつあるものの、
 強風域が大きく大荒の状態は明日の夜まで続きそうです。
 特に今後は降り続く大雨に注意が必要です。
 速度の遅い台風の恐怖
 そんなことを感じます。

 *フィリピン当局は8日:台風8号による死者数が20人に達した発表。
 死者20人のうち12人は、同島北部のバギオ市の炭鉱で7日発生した、
 地すべりが原因で生き埋めになっていた労働者だった。
 災害救援当局によると、
 同東北部7州の住民約17万3171が洪水や地すべりから避難している。
 (2009年8月9日:AFP記事転載)
 
 <07日20時の実況>

 大きさ:大型
 強さ  :強い
 存在地域 与那国島の西南西 約160km
 中心位置 北緯 23度40分/東経 121度40分
  進行方向、速さ 西北西 ゆっくり
 中心気圧 955hPa
 中心付近の最大風速 40m/s(75kt)
 最大瞬間風速 55m/s(105kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 260km(140NM)
 15m/s以上の強風域 全域 650km(350NM)

 台風8号は予想よりもさらに南側に進路をとり、
 この時間台湾中部に上陸している模様です。
 暴風域は広く台湾全島がすっぽりと暴風域に入っています。
 特に台風の速度が遅いために北西部の山間部では、
 記録的な豪雨が予想されます。
 台湾が暴風域から抜けるのは遅くとも明日(7日)の深夜の見込みで、
 長時間に渡る暴風雨は大きな災害が必至の状況だと感じます。

 また先島諸島の西部ではこの時間も暴風域に入っているため、
 厳戒態勢が続きます。

 この日は九州北部で猛烈な暑さ
 また日本列島の各地で局地的な豪雨を記録。
 遠く離れた台風の影響が考えられます。
 
  <06日18時の実況>

 大きさ:大型
 強さ   :強い
 存在地域 宮古島の南南東 約200km
 中心位置 北緯 23度10分/東経 126度05分
  進行方向、速さ 西 15km/h(9kt)
 中心気圧 960hPa
 中心付近の最大風速 40m/s(75kt)
 最大瞬間風速 55m/s(105kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 200km(110NM)
 15m/s以上の強風域 全域 650km(350NM)

 大型で強い台風8号は先島諸島を暴風域に巻き込みながら、
 西北西に進路を進めています。
 気象庁の予報では今夜~明日の夜まで長時間暴風域に入る恐れがあり、
 その後台湾北部をかすめ中国大陸に上陸する見込みです。
 台風は南よりに進路をとり沖縄本島が暴風域に入る可能性はなさそうです。
 ただし強風域には明日いっぱい入りますので風雨の強い状態が続きます。
 先島諸島は暴風雨が止むまで厳戒態勢が望まれます。
 今週の週末に台湾に旅行を予定されている方は、
 7日昼~8日夜まで暴風域に入るため交通が遮断される恐れがあります。
 気象情報に留意してください。  
 また日本海にはまとまった雨雲が発生。
 北陸~東北の日本海側は雨雲の動きに注意してください。
 さらに列島の至る所で雷雲が発生する恐れがあります。

 <05日18時の実況>

 大きさ:大型
 強さ  :強い
 存在地域 南大東島の南 約340km
 中心位置 北緯 22度50分(22.8度) 東経 131度40分(131.7度)
 進行方向、速さ 西北西 15km/h(7kt)
 中心気圧 970hPa
 中心付近の最大風速 35m/s(65kt)
 最大瞬間風速 50m/s(95kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 90km(50NM)
 15m/s以上の強風域 南側 600km/北側 440km

 台風8号は大型で強い勢力に成長しました。
 早ければ沖縄本島は6日未明から強風域に入り周辺の波も高くなります。
 気象庁の発表では昨晩よりも南西に進路をとり、
 宮古・八重山地方に接近し6日の夜には暴風域に入る可能性が高いようです。
 台風は今後も成長する見込みで速度も遅く危険度が増す恐れがあります。
 先島諸島では6日夜~7日夜にかけ、
 猛烈な雨風(瞬間60m超)が予想
されています。
 厳重な注意と早めの避難が求められます。

 また南西沖での台風は、
 日本列島にも大きな気象変化を齎すことがありますので、
 地元気象台の情報に留意してください。
 
 <04日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 日本の南
 中心位置 北緯 22度30分(22.5度) 東経 135度00分(135.0度)
 進行方向、速さ 北西 20km/h(10kt)
 中心気圧 990hPa
 中心付近の最大風速 18m/s(35kt)
 最大瞬間風速 25m/s(50kt)
 15m/s以上の強風域 全域 440km(240NM)

 4日の午前3時頃に日本の南の海上で台風8号が発生しました。
 台風8号は今後は発達しながら西北西に進み予報が出ています。
 予想進路通りに進めば7日の午前には沖縄本島~南西諸島に接近
 夏休みでお出かけの方は気象情報に留意してください
 また、
 気象庁の予報では7日午前にも沖縄本島に最接近する見込みで、
 中心気圧965hPaから渦巻く暴風域に入る可能性もあります。
 早めの対策が望まれます。
 
 この日九州北部・中国・北陸各地方が梅雨明け。
 九州北部地方の梅雨明けは、平年より17日遅く、
 中国地方は、平年より15日遅い。
 北陸地方は、平年より13日遅い梅雨明けとなりました。

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台風7号(コーニー):2009年8月

2009-08-05 19:58:00 | 台風関連


 *台風第7号 (コーニー)
 http://www.jma.go.jp/jp/typh/0907.html


 <06日21時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 熱帯低気圧
 存在地域 華南
 中心位置 北緯 21度00分/東経 110度00分
  進行方向、速さ 南西 20km/h(10kt)
 中心気圧 990hPa

 台風7号は6日の午後9時に熱帯低気圧に変わりました。 
 ただし熱帯低気圧と言っても同じような所に大雨が降り続いている模様なので、
 被害状況が気になる状態です。

 <05日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 華南
 中心位置 北緯 22度00分/東経 112度05分
 進行方向、速さ ほとんど停滞 
 中心気圧 990hPa
 中心付近の最大風速 18m/s(35kt)
 最大瞬間風速 25m/s(50kt)
 15m/s以上の強風域 全域220km(120NM)

 台風7号は中国華南のマカオの西(50~100km)辺りに上陸
 勢力は弱いもののほぼ停滞のため強い風が吹き荒れています。
 また動きが遅いことで同じ地域での大雨も懸念されます。

 *フィリピンの国家災害対策本部は5日、
 フィリピン近海で発生した台風7号による災害で少なくとも12人が死亡。
 20万人以上の生活に影響を及ぼしインフラや農作物などの被害総額は、
 1億3100万ペソ(約2億6000万円)に達したと発表しています。
 (世界日報:2009年8月5日記事転載)‎


 <04日18時の実況>
 
 大きさ -
 強さ -
 存在地域 南シナ海北部
 中心位置 北緯 21度10分/東経 113度40分
 進行方向、速さ 北北西 ゆっくり
 中心気圧 990hPa
 中心付近の最大風速 18m/s(35kt)
 最大瞬間風速 25m/s(50kt)
 15m/s以上の強風域 南側 330km/北側 220km

 3日の午後9時頃に南シナ海北部(陸地近く)で台風7号が発生しました。
 台風は弱い勢力で5日のお昼~夕方に中国華南に上陸する模様です。
 5日は香港周辺で朝から風雨による交通障害が出る可能性が高いため、
 お出かけの方は留意してください。

 

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台風第6号 (モラヴェ) 2009年7月 ~梅雨前線と大雨情報。

2009-07-19 19:44:00 | 台風関連


 *台風第6号 (モラヴェ)の進路。
 http://www.jma.go.jp/jp/typh/0906.html

 全国の雨雲レーダー
 http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/index.html?areaCode=000

 <防災情報へのリンク。>
 http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/c/83b14e722c288c3ebde51081619fd16c


 <21日梅雨前線:山口県で豪雨災害>

 *21日の正午頃に山口県防府市下右田の国道262号付近で土石流があり、
 少なくとも5人が死亡9人が行方不明になっている。
 下関地方気象台によると防府市での降雨量は、
 21日:午前9時20分までの1時間に観測史上最大となる70.5ミリを記録。
 19日:午後1時~21日:午後4時までの総雨量は297.5ミリに達した。
 http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/e2a10404590f50674c6b7dcc16cb4464


 <19日15時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 熱帯低気圧
 存在地域 華南
 中心位置 北緯 23度00分/東経 111度00分
  進行方向、速さ 西 30km/h(15kt)
  中心気圧 994hPa

 台風6号は午後3時に中国華南で熱帯低気圧に変わりました。

 *台風6号「モラヴェ」の影響で中国:広西チワン族自治区では大雨。
 統計によると台風による直接の経済損失は3700万元に達し、
 農作物の被害面積は8000ヘクタールで42万人が被害を受けた。
 (中国国際放送:2009年7月20日)‎

 日本では北日本の雨は峠を越え現在南下した前線の影響で、
 島根県~鳥取県で大雨が降っています。
 梅雨前線は島根県~滋賀県まで伸びており所々で非常に強い雨
 前線の南下速度がはやいので長時間の大雨にはならないと思いますが、
 短時間豪雨による低地での浸水や土砂崩れに注意が必要です。
 明日は九州北部~中国西部・四国・紀伊半島に前線が南下との予報。
 西日本では今夜~明日も大雨への警戒が必要です。

 *岡山県美作市で19日午後7時15分ごろに突風が発生。
 屋根が吹き飛ばされるなど同市安蘇の住宅2棟が全壊、71棟が一部損壊、
 電柱が3本が折れた影響により220世帯が最大約10時間停電等、
 大きな被害をだした。
 原因は竜巻と見られる。

 *中国地方では局地的に1時間:50ミリを超える激しい雨が降り、
 降り始めから200ミリを越える降水量を記録した地域もあった。

 *近畿各地は19日夜から20日未明にかけ発達した梅雨前線の南下で,
 局地的な大雨に見舞われ大阪府や兵庫県の各地で停電などの被害が相次いだ。

 <19日03時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 香港の北 約30km
 中心位置 北緯 22度35分/東経 114度10分
  進行方向、速さ 西 30km/h(17kt)
 中心気圧 980hPa
 中心付近の最大風速 30m/s(60kt)
 最大瞬間風速 45m/s(85kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 90km(50NM)
 15m/s以上の強風域 全域 280km(150NM)

 台風6号は勢力を落とさず今日の未明に香港の極近くに上陸
 決して強い台風ではないのですが人口集中地帯を直撃
 大きな被害が予想されます。
 今後は急速に勢力を落とすと考えられますが大荒れの状態は今日一杯
 最悪の日曜日になっています。

 日本では北海道の西で急速に低気圧が発達
 この時間青森県~秋田県で大雨が降っています。
 低気圧から西に伸びる前線は今後日本海に張り出す高気圧に押され、
 九州から北陸地方へと南下。
 気象庁の予報では梅雨前線が南下する西日本でも大雨が心配されます。
 北日本では暴風雨
 西日本では局地的な豪雨に留意してください。
 今日は全国の何処で大雨が降っても不思議でない状態が続きます。
 暑さが増す梅雨末期の大雨は所により大きな被害を齎します。

 *低気圧の影響で秋田県は18日~19日にかけて大雨。
 18日午前7時~19日午後4時にかけ、
 同県藤里町で雨量が218ミリを記録したほか、
 仙北市の3カ所で200ミリを超えた。
 県によると8市町村で最大1952世帯に避難勧告が出された。
 床上浸水が9棟。床下浸水が121棟。
 土砂崩れは、15市町村の85カ所。

 <18日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 南シナ海北部
 中心位置 北緯 21度50分/東経 116度30分
 進行方向、速さ 西 20km/h(11kt)
 中心気圧 975hPa
 中心付近の最大風速 30m/s(60kt)
 最大瞬間風速 45m/s(85kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 70km(40NM)
 15m/s以上の強風域 南東側 370km/北西側 280km

 台風6号は今朝の予報よりも南西に進行しています。
 中心気圧は今朝と変わらず暴風域を伴ったままです。
 明日未明~早朝にも香港周辺に上陸の見込みで
 香港は今日の昼にも強風域に入ったと見られ大荒れの天候は、
 明日の夕方頃まで続きそうな気配です。
 また周辺は人口密集地帯でもあり大きな被害も予想され、
 心配な状況です。
 
 日本でも現在秋田県周辺で強い雨雲がありますが、
 さらに強い雨雲が今夜から明日に向け東北~北海道に近づいています
 梅雨前線には低気圧を伴い今夜から急速に発展して北海道近くに接近。
 明日の北日本では暴雨風が吹き荒れ交通にも支障が出る可能性。
 また先日大雪山系で大きな遭難事故がありました。
 明日も大荒れの天気で自然散策を予定されている方は、
 中止する勇気も必要です。
 特に日本海側は地元気象台の情報に留意してください。
 3連休は地域によって散々なお天気になりそうです。

 *18日の石川県内は能登地方を中心に未明~朝に強い雨。
 1時間雨量は志賀で32・0ミリ。
 午前11時半までの24時間降水量は、
 志賀で107・0ミリ、輪島市の三井で102・0ミリ等。
 大雨の影響で七尾市中島町と志賀町の民家計2棟が床下浸水した。


 <18日03時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 バシー海峡
 中心位置 北緯 21度00分/東経 119度35分
 進行方向、速さ 西 30km/h(16kt)
 中心気圧 975hPa
 中心付近の最大風速 30m/s(60kt)
 最大瞬間風速 45m/s(85kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 70km(40NM)
 15m/s以上の強風域 南側 480km/北側 370km

 台風6号は小さな暴風域を伴いながらフィリピンと台湾の間にある、
 パーシー海峡を西に進んでいます。
 今後はやや北向きに進路を変え今夜にも中国南部に上陸する見込みです。
 また日本海側に伸びる梅雨前線は早朝石川県北部で強い雨を降らせています。
 (石川県では昨日は南部で大雨、2日続きの早朝の大雨になっています。)
 今後も北陸~北海道の日本海側では大雨の注意が必要です。
 遠い位置の台風ですが、
 台風+前線は大雨の赤信号
 地元気象台が出す気象情報に留意してください。

 *17日の石川県内は梅雨前線の影響で、
 石川県南部を中心に雷を伴った強い雨となった。
 24時間降水量は金沢で116・5ミリ、かほくで96・5ミリ。
 金沢市須崎町の民家1棟が床下浸水。
 同市八田町東の民家1棟の玄関も浸水した。

 *17日午後5時までの松江地方気象台(島根県)による観測雨量は、
 大田市温泉津町で155ミリ、飯南町赤名で139ミリ、江津市桜江町で133ミリ。
 この雨で出雲市乙立町や大田市温泉津町などの民家5戸で床下浸水。

 *伊豆南部で17日の大雨による土砂崩れや浸水被害が相次いだ。
 土砂崩れで南伊豆町伊浜の物置小屋が半壊したほか、
 下田市で床上浸水4軒、下田市と南伊豆町で床下浸水5軒の被害。
 被害が出た松崎町の総降水量は138・5ミリで、
 1時間で70ミリを超す非常に激しい雨となった。


 <17日06時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 フィリピンの東
 中心位置 北緯 18度10分/東経 123度40分
 進行方向、速さ 北西 15km/h(7kt)
 中心気圧 994hPa
 中心付近の最大風速 20m/s(40kt)
 最大瞬間風速 30m/s(60kt)
 15m/s以上の強風域 全域 240km(130NM)

 16日午後9時にフィリピンの東で台風6号が発生しました。

 

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台風第5号 (ソウデロア) 2009年7月

2009-07-12 17:53:00 | 台風関連

 
 *台風第5号 (ソウデロア)
 http://www.jma.go.jp/jp/typh/0905.html

 <12日21時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 熱帯低気圧
 存在地域 ベトナム
 中心位置 北緯 21度00分/東経 107度00分
  進行方向、速さ 西 35km/h(20kt)
 中心気圧 998hPa

 台風5号は12日夜にベトナム北部に上陸後熱帯低気圧に変わりました。

 <12日15時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 トンキン湾
 中心位置 北緯 20度50分/東経 108度30分
 進行方向、速さ 西 35km/h(18kt)
 中心気圧 998hPa
 中心付近の最大風速 18m/s(35kt)
 最大瞬間風速 25m/s(50kt)
 15m/s以上の強風域 全域 170km(90NM)

 11日午後に南シナ海で台風5号が発生。
 12日夜にはベトナム~中国の国境近くに上陸し、
 熱帯低気圧に変わりそうです。

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台風第4号 (ナンカー) 2009年6月

2009-06-27 20:57:00 | 台風関連

 
 *台風第4号 (ナンカー)
 http://www.jma.go.jp/jp/typh/0904.html

  
 <27日03時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 熱帯低気圧
 存在地域 華南
 中心位置 北緯 23度00分/東経 115度00分
 進行方向、速さ 北西 20km/h(10kt)
 中心気圧 998hPa

 台風4号は中国南部に上陸後、熱帯低気圧に変わりました。
 


 <26日21時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 南シナ海北部
 中心位置 北緯 22度05分/東経 114度55分
  進行方向、速さ 北北西 25km/h(14kt)
 中心気圧 996hPa
 中心付近の最大風速 18m/s(35kt)
 最大瞬間風速 25m/s(50kt)
 15m/s以上の強風域 南側 220km/北側 150km 

 台風4号は、まもなく中国大陸南部に上陸し、
 今夜中にも熱帯低気圧に変わる見込みです。

 *フィリピンの国家災害対策本部は26日、
 台風4号による犠牲者が11人となり7人が行方不明になっていると発表。
 犠牲者はルソン島のケソン州で5人。
 フィリピン中部のセブ州とアクラン州でそれぞれ2人。
 ミンダナオ島のカガヤンデオロで2人。
 となっている。
 同本部によれば台風の影響でおよぞ800戸の家屋が破壊され、
 インフラや農作物への被害総額は1億3200万ペソに達すると推定した。
 (2009/6/26 :世界日報。記事転載)


 <24日21時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 南シナ海
 中心位置 北緯 13度55分/東経 120度30分
 進行方向、速さ 北西 15km/h(9kt)
 中心気圧 994hPa
 中心付近の最大風速 20m/s(40kt)
 最大瞬間風速 30m/s(60kt)
 15m/s以上の強風域 全域 330km(180NM)

 台風4号はこの時間フィリピンの首都マニラに最接近
 決して強力な台風とは言えませんが、
 フィリピン国土をゆっくりと縦断したことで被害が予想されます。
 台風は今後もゆっくりとした速度で北上を続け、
 台湾海峡~大陸へと進路を進める予報が出ています。

 *明日25日の夜は出張のため更新ができません。
   進路図をリンクしてお確かめください。


 <24日06時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 フィリピン
 中心位置 北緯 12度35分(12.6度) 東経 122度40分(122.7度)
 進行方向、速さ 西北西 20km/h(10kt)
 中心気圧 994hPa
 中心付近の最大風速 20m/s(40kt)
 最大瞬間風速 30m/s(60kt)
 15m/s以上の強風域 全域 280km(150NM)

 台風4号がフィリピン中部東海上で23日に発生しました。
 台風はこの時間(24日朝)フィリピン中部を横断し北上する見込みで、
 フィリピン全域で台風の影響が出ています。

 

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台風3号(リンファ)2009年6月。

2009-06-22 21:45:00 | 台風関連

  
 *台風第3号 (リンファ)
 http://www.jma.go.jp/jp/typh/0903.html


 <22日15時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 熱帯低気圧
 存在地域 華中
 中心位置 北緯 27度00分/東経 120度00分
 進行方向、速さ 北東 30km/h(15kt)
 中心気圧 998hPa

 台風3号は今日の午後に熱帯低気圧に変わりました。
 全国的に梅雨前線による大雨に注意が必要です。


 <21日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 台湾海峡
 中心位置 北緯 23度50分/東経 118度25分
 進行方向、速さ 北 15km/h(9kt)
 中心気圧 985hPa
 中心付近の最大風速 25m/s(50kt)
 最大瞬間風速 35m/s(70kt)
 15m/s以上の強風域 南東側 300km/北西側 190km

 台風3号は台湾海峡に位置し勢力を弱めながら大陸に上陸する予報です。
 弱い勢力ながらコースとしては安心できる状態ではなく、
 上陸地域では強い風雨にさらられ水害の被害も心配されます。
 石川県では4日前から気温が上がり昨日~今日にかけて32~24℃。
 異常な暑さは台風3号から吹き込む南風の影響かと推測できます。
 湿度の多い不快指数の高い状態は1~2日続きそうで、
 明日の日本海側は強い雨の1日。
 梅雨もいよいよ本番のようです。

 <台風の被害>
 台風3号「リンファ」が21日夜に中国東南部の福建省の晋江市に上陸。
 この影響で福建省全省では22日、暴風雨に見舞われました。
 大まかな統計によります22日の12時までに福建省の三つの市と12の県の、
 20万人あまりが被害を受け1人が行方不明ということです。
 また農作物の被害面積は3万ヘクタールあまりとなっています。
 (中国国際放送:2009年6月21日/記事転載)



 <20日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 南シナ海北部
 中心位置 北緯 20度50分/東経 117度20分
 進行方向、速さ 北北東 ゆっくり
 中心気圧 975hPa
 中心付近の最大風速 30m/s(60kt)
 最大瞬間風速 45m/s(85kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 70km(40NM)
 15m/s以上の強風域 南側 370km(200NM) :北側 220km(120NM)

 台風3号は当初の予報よりも勢力を強め北東に向かっています。
 早ければ明後日(22日未明)にも中国南部~台湾海峡に接近し、
 暴風域をともなって上陸する可能性も示唆されます。


 <19日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 南シナ海北部
 中心位置 北緯 18度50分/東経 117度25分
  進行方向、速さ 北 20km/h(11kt)
 中心気圧 990hPa
 中心付近の最大風速 23m/s(45kt)
 最大瞬間風速 35m/s(65kt)
 15m/s以上の強風域 南側 300km(160NM):北側 220km(120NM)

 *昨日の予報とは違い北向きへの進路が濃厚との予報です。
 今後も勢力の拡大はなくゆっくりと大陸へと進路を進めそうです。


 <18日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 南シナ海
 中心位置 北緯 17度35分:東経 116度20分(116.3度)
 進行方向、速さ ほとんど停滞 
 中心気圧 994hPa
 中心付近の最大風速 18m/s(35kt)
 最大瞬間風速 25m/s(50kt)
 15m/s以上の強風域 全域 190km(100NM)

 *台風3号がフィリピン北部の西海上(南シナ海)に発生しました。
 この台風は余り勢力を拡大することなく北東~南東に、
 ゆっくりと進むと予想されています。

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