*台風第8号 (モーラコット)
<関連記事>
*台風8号:激甚災害/台湾から支援要請の手紙。
→ http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/7e5698d9dacc9d78e52fdd1cc0be4ec8
<11日03時の実況>
大きさ -
強さ -
熱帯低気圧
存在地域 華中
中心位置 北緯 31度00分/東経 120度00分
進行方向、速さ 北北東 20km/h(10kt)
中心気圧 996hPa
フィリピン、台湾、中国に甚大な被害を与えた台風8号は、
11日熱帯低気圧に変わりました。
*中国新華社通信によると、
台風8号による大雨で10日深夜、
中国東部沿海の浙江省温州市泰順県で土石流が発生し、
付近の民家7棟がのみ込まれ2人が死亡した。
また中央日報によると
台風8号は浙江省のほか福建省、安徽省、江西省なども襲い、
死亡6人、行方不明3人の人命被害と約1000万人の被災者を出した。
また38億平方メートルの農地が浸水し6000棟の家屋が破壊されるなど、
直接的な被害だけで90億元に達した。
(2009.08.12:中央日報&朝日新聞/記事転載)
<10日18時の実況>
大きさ -
強さ -
存在地域 華中
中心位置 北緯 29度35分/東経 119度50分
進行方向、速さ 北 15km/h(9kt)
中心気圧 992hPa
最大風速 18m/s(35kt)
最大瞬間風速 25m/s(50kt)
15m/s以上の強風域 南東側 560km/北西側 370km
台風8号は大陸に上陸してから急激に衰退。
現在:中国杭州市周辺に中心を位置し今後北北東に進む見込みです。
台風の形も崩れ雨雲も散在していますが大陸の広い範囲で、
局地的には大雨が降り続いていると考えられます。
台湾では降り始めからの積算雨量が3000㍉近い地域があり、
信じられないような驚異的な大雨を降らせました。
台風が温帯低気圧になってもまとまった雨雲が週の中頃に、
日本海に進入。
雨雲の動きには留意が必要です。。
*8日に台湾北部を横断した台風8号とそれに続く豪雨のため中南部を中心に、
洪水や土石流が発生し10日午後4時現在15人が死亡し55人が行方不明。
同消防署によると嘉義県の阿里山で降り始めからの雨量が、
2935ミリに達するなど記録的豪雨となった。
また南部3県(嘉義、屏東、高雄)でも2500ミリを上回り、
4日間の積算雨量が年間降水量(2510ミリ)に匹敵した。
(2009年8月10日:読売新聞・他/記事転載)
<09日18時の実況>
大きさ:大型
強さ :-
存在地域 台湾海峡
中心位置 北緯 26度35分/東経 120度25分
進行方向、速さ 北 10km/h(6kt)
中心気圧 975hPa
最大風速 30m/s(60kt)
最大瞬間風速 45m/s(85kt)
25m/s以上の暴風域 全域 110km(60NM)
15m/s以上の強風域 南側 750km/北側 560km
台風8号はこの時間中国華中の福建省に上陸。
勢力は衰えたものの依然大型の台風に各地で大雨を降らせています。
台湾では積算1800㍉を超える地域もあるようで、
自然の恐怖を覚えます。
この台風は今後北に進路をとり温帯低気圧に衰退し朝鮮半島を横断。
その後日本海に出て週の中頃に北陸~北海道に到達。
雨雲の通過地域は、強い雨に注意が必要です。
*与那国島を丸2日間暴風域に巻き込んだ台風8号で県の調べによると、
農作物の被害額は宮古島市、石垣市を中心に1億3975万円に上った。
与那国町祖納で8日午前7時1分ごろ最大瞬間風速45・1メートルを観測。
8日午後7時までの24時間降水量は与那国空港で263・5ミリを記録した。
*石垣島地方は8日も強風続き空や海の便は欠航や大幅な遅れが相次いだ。
欠航は3日目に入り石垣空港は大混雑。
観光客は疲れた表情でキャンセル待ちの呼び出しを待った。
*宮古地区の公共土木施設の被害額が約1158万円と発表。
(琉球新報:2009年8月9日/記事転載)
<08日18時の実況>
大きさ:大型
強さ :強い
存在地域 台湾海峡
中心位置 北緯 24度50分/東経 120度40分
進行方向、速さ 西 ゆっくり
中心気圧 970hPa
最大風速 35m/s(65kt)
最大瞬間風速 50m/s(95kt)
25m/s以上の暴風域 全域 260km(140NM)
15m/s以上の強風域 南側 750km/北側 560km
強い台風8号はこの時間に中心が台湾を抜けましたが、
広い暴風域は当分台湾にかかり先の見えない不安が続きます。
48時間を越える暴風域に曝された台湾の被害が心配です。
先島諸島もようやく暴風域から抜けつつあるものの、
強風域が大きく大荒の状態は明日の夜まで続きそうです。
特に今後は降り続く大雨に注意が必要です。
速度の遅い台風の恐怖。
そんなことを感じます。
*フィリピン当局は8日:台風8号による死者数が20人に達した発表。
死者20人のうち12人は、同島北部のバギオ市の炭鉱で7日発生した、
地すべりが原因で生き埋めになっていた労働者だった。
災害救援当局によると、
同東北部7州の住民約17万3171が洪水や地すべりから避難している。
(2009年8月9日:AFP記事転載)
<07日20時の実況>
大きさ:大型
強さ :強い
存在地域 与那国島の西南西 約160km
中心位置 北緯 23度40分/東経 121度40分
進行方向、速さ 西北西 ゆっくり
中心気圧 955hPa
中心付近の最大風速 40m/s(75kt)
最大瞬間風速 55m/s(105kt)
25m/s以上の暴風域 全域 260km(140NM)
15m/s以上の強風域 全域 650km(350NM)
台風8号は予想よりもさらに南側に進路をとり、
この時間台湾中部に上陸している模様です。
暴風域は広く台湾全島がすっぽりと暴風域に入っています。
特に台風の速度が遅いために北西部の山間部では、
記録的な豪雨が予想されます。
台湾が暴風域から抜けるのは遅くとも明日(7日)の深夜の見込みで、
長時間に渡る暴風雨は大きな災害が必至の状況だと感じます。
また先島諸島の西部ではこの時間も暴風域に入っているため、
厳戒態勢が続きます。
この日は九州北部で猛烈な暑さ。
また日本列島の各地で局地的な豪雨を記録。
遠く離れた台風の影響が考えられます。
<06日18時の実況>
大きさ:大型
強さ :強い
存在地域 宮古島の南南東 約200km
中心位置 北緯 23度10分/東経 126度05分
進行方向、速さ 西 15km/h(9kt)
中心気圧 960hPa
中心付近の最大風速 40m/s(75kt)
最大瞬間風速 55m/s(105kt)
25m/s以上の暴風域 全域 200km(110NM)
15m/s以上の強風域 全域 650km(350NM)
大型で強い台風8号は先島諸島を暴風域に巻き込みながら、
西北西に進路を進めています。
気象庁の予報では今夜~明日の夜まで長時間暴風域に入る恐れがあり、
その後台湾北部をかすめ中国大陸に上陸する見込みです。
台風は南よりに進路をとり沖縄本島が暴風域に入る可能性はなさそうです。
ただし強風域には明日いっぱい入りますので風雨の強い状態が続きます。
先島諸島は暴風雨が止むまで厳戒態勢が望まれます。
今週の週末に台湾に旅行を予定されている方は、
7日昼~8日夜まで暴風域に入るため交通が遮断される恐れがあります。
気象情報に留意してください。
また日本海にはまとまった雨雲が発生。
北陸~東北の日本海側は雨雲の動きに注意してください。
さらに列島の至る所で雷雲が発生する恐れがあります。
<05日18時の実況>
大きさ:大型
強さ :強い
存在地域 南大東島の南 約340km
中心位置 北緯 22度50分(22.8度) 東経 131度40分(131.7度)
進行方向、速さ 西北西 15km/h(7kt)
中心気圧 970hPa
中心付近の最大風速 35m/s(65kt)
最大瞬間風速 50m/s(95kt)
25m/s以上の暴風域 全域 90km(50NM)
15m/s以上の強風域 南側 600km/北側 440km
台風8号は大型で強い勢力に成長しました。
早ければ沖縄本島は6日未明から強風域に入り周辺の波も高くなります。
気象庁の発表では昨晩よりも南西に進路をとり、
宮古・八重山地方に接近し6日の夜には暴風域に入る可能性が高いようです。
台風は今後も成長する見込みで速度も遅く危険度が増す恐れがあります。
先島諸島では6日夜~7日夜にかけ、
猛烈な雨風(瞬間60m超)が予想されています。
厳重な注意と早めの避難が求められます。
また南西沖での台風は、
日本列島にも大きな気象変化を齎すことがありますので、
地元気象台の情報に留意してください。
<04日18時の実況>
大きさ -
強さ -
存在地域 日本の南
中心位置 北緯 22度30分(22.5度) 東経 135度00分(135.0度)
進行方向、速さ 北西 20km/h(10kt)
中心気圧 990hPa
中心付近の最大風速 18m/s(35kt)
最大瞬間風速 25m/s(50kt)
15m/s以上の強風域 全域 440km(240NM)
4日の午前3時頃に日本の南の海上で台風8号が発生しました。
台風8号は今後は発達しながら西北西に進み予報が出ています。
予想進路通りに進めば7日の午前には沖縄本島~南西諸島に接近。
夏休みでお出かけの方は気象情報に留意してください。
また、
気象庁の予報では7日午前にも沖縄本島に最接近する見込みで、
中心気圧965hPaから渦巻く暴風域に入る可能性もあります。
早めの対策が望まれます。
この日九州北部・中国・北陸各地方が梅雨明け。
九州北部地方の梅雨明けは、平年より17日遅く、
中国地方は、平年より15日遅い。
北陸地方は、平年より13日遅い梅雨明けとなりました。
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