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mimi-fuku通信

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台風17号 (パーマァ):2009年9月~10月

2009-10-14 20:37:00 | 台風関連


 *台風第17号 (パーマァ)の進路。
 http://www.jma.go.jp/jp/typh/0917.html

 台風16号、17号の台風被害におそわれたフィリピンで2次被害。
 ネズミの排せつ物などを介して感染するレプトスピラ症の感染が広まり、
 21日までに148人が死亡した。
 台風による洪水で住宅街に流れ込んだゴミや汚泥が放置され感染が拡大。
 21日までにマニラ首都圏だけで1963人が入院した。
 同国は9月末に台風16号、10月初旬に台風17号で計765人が死亡。
 現在も10万人が避難生活を送る。
 (毎日新聞:2009年10月22日記事転載)

 <14日15時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 熱帯低気圧
 存在地域 トンキン湾
 中心位置 北緯 20度00分/東経 107度00分
  進行方向、速さ 南西 ゆっくり
 中心気圧 1010hPa

 発生から2週間以上も台風としての勢力を保った(迷走)台風17号は、
 ベトナムに上陸することなくトンキン湾上で熱帯低気圧に変わりました。
 と言ってもベトナム北部周辺ではまとまった雨に注意が必要で、
 昨晩と大きく条件が変わったわけではありません。

 <13日18時の実況> 

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 トンキン湾
 中心位置 北緯 20度20分/東経 107度50分
  進行方向、速さ 西 ゆっくり
 中心気圧 992hPa
 中心付近の最大風速 20m/s(40kt)
 最大瞬間風速 30m/s(60kt)
 15m/s以上の強風域 全域 220km(120NM) 

 台風は海南島を抜けゆっくりとベトナム北部に向かい進行。
 台風の速度が遅くなったためベトナムへの上陸は15日との予報です。


  <12日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 海南島
 中心位置 北緯 19度35分/東経 110度00分
  進行方向、速さ 北北西 ゆっくり
 中心気圧 998hPa
 最大風速 18m/s(35kt)
 最大瞬間風速 25m/s(50kt)
 15m/s以上の強風域 北側 280km/南側 190km

 台風17号は弱い勢力のまま海南島へ上陸
 今後はトンキン湾を経てベトナムに上陸する予報です。


 <11日18時の実況> 

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 南シナ海北部
 中心位置 北緯 17度40分/東経 113度00分
  進行方向、速さ 西 15km/h(7kt)
 中心気圧 1000hPa
 最大風速 18m/s(35kt)
 最大瞬間風速 25m/s(50kt)
 15m/s以上の強風域 全域 220km(120NM) 

 台風17号からのフィリピンの脅威は消え弱い勢力のまま西に向かい、
 トンキン湾周辺で熱帯低気圧になるとの予報がでています。


  <10日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 南シナ海北部
 中心位置 北緯 18度20分/東経 117度30分
 進行方向、速さ 北西 20km/h(12kt)
 中心気圧 1000hPa
 最大風速 18m/s(35kt)
 最大瞬間風速 25m/s(50kt)
 15m/s以上の強風域 全域 220km(120NM)

 ようやくフィリピンは台風17号の強風域から脱出。
 台風は明日にも熱帯低気圧になる予報が出ています。

 <09日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 南シナ海北部
 中心位置 北緯 17度40分/東経 119度20分
 進行方向、速さ 西南西 15km/h(8kt)
 中心気圧 998hPa
 最大風速 18m/s(35kt)
 最大瞬間風速 25m/s(50kt)
 15m/s以上の強風域 全域 280km(150NM)

 迷走台風17号は日本列島を直撃した台風18号が、
 温帯低気圧に変わった日に再び西に向かい動き始めました。
 予報では南シナ海をベトナムに向かいゆっくりと進行。

 <08日18時の実況> 

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 ルソン島
 中心位置 北緯 17度30分/東経 121度30分
 進行方向、速さ 西 ゆっくり
 中心気圧 996hPa
 最大風速 18m/s(35kt)
 最大瞬間風速 25m/s(50kt)
 15m/s以上の強風域 全域 330km(180NM)

 昨日とほぼ同様な動きです。

  <07日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 ルソン島
 中心位置 北緯 18度00分/東経 122度25分
 進行方向、速さ ほとんど停滞 
 中心気圧 996hPa
 最大風速 18m/s(35kt)
 最大瞬間風速 25m/s(50kt)
 15m/s以上の強風域 全域 330km(180NM)

 今日はルソン島の陸上で迷走し勢力を弱めました。

 <06日18時の実況> 

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 バシー海峡
 中心位置 北緯 19度00分/東経 120度35分
  進行方向、速さ 南東 ゆっくり
  中心気圧 980hPa
 中心付近の最大風速 30m/s(60kt)
 最大瞬間風速 45m/s(85kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 110km(60NM)
 15m/s以上の強風域 西側 370km/東側 280km 

 迷走台風17号は今後も数日間もフィリピン北部に停滞しそうです。

  <05日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 バシー海峡
 中心位置 北緯 20度00分/東経 119度30分
 進行方向、速さ ほとんど停滞 
 中心気圧 980hPa
 中心付近の最大風速 30m/s(55kt)
 最大瞬間風速 40m/s(80kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 110km(60NM)
 15m/s以上の強風域 全域 370km(200NM)

 昨日とほぼ同じ地点で台風は停滞
 台風の終息点が見えない状況が続きます。

 
<04日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 バシー海峡
 中心位置 北緯 19度25分/東経 119度55分
 進行方向、速さ 北北西 ゆっくり
 中心気圧 975hPa
 中心付近の最大風速 30m/s(60kt)
 最大瞬間風速 45m/s(85kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 70km(40NM)
 15m/s以上の強風域 全域 410km(220NM)

 台風17号は勢力を落としパシー海峡で停滞。
 フィリピン北部は今日も強風域に入っています。

 <03日18時の実況>

 大きさ:-
 強さ  :強い
 存在地域 ルソン島
 中心位置 北緯 18度05分/東経 121度50分
  進行方向、速さ 北西 15km/h(8kt)
 中心気圧 960hPa
 中心付近の最大風速 35m/s(70kt)
 最大瞬間風速 50m/s(100kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 90km(50NM)
 15m/s以上の強風域 西側 370km/東側 300km

 台風17号はこの時間、
 強い勢力でフィリピン:ルソン島北部に上陸
 今後ゆっくりとした速度で移動しフィリピンと台湾の間の海域に停滞。
 フィリピン北部は、長時間:暴風雨の状態が続きます。
 また南西諸島も波の高い状態が数日間続きます。
 注意してください。

 <02日18時の実況>

 大きさ:-
 強さ  :強い
 存在地域 フィリピンの東
 中心位置 北緯 15度20分/東経 125度20分
  進行方向、速さ 北北西 15km/h(7kt)
 中心気圧 950hPa
 中心付近の最大風速 40m/s(80kt)
 最大瞬間風速 60m/s(115kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 110km(60NM)
 15m/s以上の強風域 南側 440km/北側 370km

 台風17号はやや勢力を落としながらフィリピンに接近。
 すでにフィリピン中部は強風域に入っています。
 今後台風はフィリピン北部(ルソン島)で停滞し数日間に渡って、
 強風をともなう大雨の可能性が増大
 自然がもたらす残酷を感じるコースになりそうです。
 

 <01日18時の実況>

 大きさ:-
 強さ  :猛烈な
 存在地域 フィリピンの東
 中心位置 北緯 12度40分/東経 129度10分
 進行方向、速さ 西北西 20km/h(10kt)
 中心気圧 920hPa
 中心付近の最大風速 55m/s(105kt)
 最大瞬間風速 75m/s(150kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 150km(80NM)
 15m/s以上の強風域 全域 300km(160NM)

 台風17号は猛烈な強さに成長し西北西に向かいます。
 当初の予報よりもフィリピンよりに進行しており、
 台風16号で甚大な被害を出したフィリピン・ルソン島に、
 今後強風域がかかるものと考えられます。
 台風はさらに勢力が強まると見られ不安な日々が続きます。
 *台風は今後台湾~沖縄に接近する怖れがあり厳重な注意が必要です。

 <30日18時の実況>

 大きさ:-
 強さ   :強い
 存在地域 フィリピンの東
 中心位置 北緯 10度20分/東経 134度40分
 進行方向、速さ 西北西 30km/h(15kt)
 中心気圧 970hPa
 中心付近の最大風速 35m/s(70kt)
 最大瞬間風速 50m/s(100kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 60km(30NM)
 15m/s以上の強風域 全域 190km(100NM)

 台風17号は勢力を増しながらフィリピンの方向へ北上。
 今後は非常に強い勢力に発達し南西諸島を伺う状況に心配が増します。
 またこの台風が今後秋雨前線を刺激し日本列島に強く影響する可能性。
 遠く離れた台風に今後目が離せない状況になっています。
 

 <29日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 カロリン諸島
 中心位置 北緯 7度55分/東経 138度50分
 進行方向、速さ 西 15km/h(8kt)
 中心気圧 994hPa
 中心付近の最大風速 20m/s(40kt)
 最大瞬間風速 30m/s(60kt)
 15m/s以上の強風域 全域 150km(80NM)

 29日午前9時頃に台風17号がフィリピン南部の東海上の位置する
 カロリン諸島近海で発生しました。
 今後は勢力を強めながら
 台風16号で甚大な被害を受けたフィリピン諸島方面へ進行
 気象庁の5日間予報ではフィリピンへの上陸は免れそうです。
 
~ただし南西諸島周辺に接近する可能性も示唆されています。

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台風19号(ニパルタック):2009年10月。

2009-10-13 21:16:00 | 台風関連


 *台風第19号 (ニパルタック)の進路。
 http://www.jma.go.jp/jp/typh/0919.html

  <14日09時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 温帯低気圧
 存在地域 日本のはるか東
 中心位置 北緯 34度00分/東経 160度00
 進行方向、速さ 東北東 35km/h(20kt)
 中心気圧 998hPa

 台風19号は14日午前9時ごろに温帯低気圧に変わりました。


 <13日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 日本の東
 中心位置 北緯 31度00分/東経 153度55分
  進行方向、速さ 北東 50km/h(26kt)
 中心気圧 996hPa
 中心付近の最大風速 23m/s(45kt)
 最大瞬間風速 35m/s(65kt)
 15m/s以上の強風域 東側 280km/西側 220km

  台風19号は速度を早め北東に進行。
 明日には北海道の東海付近で温帯低気圧に変わりそうです。


 <11日12時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 小笠原近海
 中心位置 北緯 22度30分/東経 142度30分
 進行方向、速さ 北西 ゆっくり
 中心気圧 996hPa
 中心付近の最大風速 20m/s(40kt)
 最大瞬間風速 30m/s(60kt)
 15m/s以上の強風域 全域 220km(120NM)

 台風19号は小笠原諸島近海を北上し向きを東に変え、
 日本の南の海上を進む予報が出ています。

 <10日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 小笠原近海
 中心位置 北緯 21度30分/東経 142度25分
 進行方向、速さ 北北西 ゆっくり
 中心気圧 998hPa
 中心付近の最大風速 18m/s(35kt)
 最大瞬間風速 25m/s(50kt)
 15m/s以上の強風域 全域 220km(120NM)

 台風19号は昨晩とほぼ同じ場所に停滞。
 今後勢力を強めながら北東の方向に移動しそうです。

 <09日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 マリアナ諸島
 中心位置 北緯 19度40分/東経 142度25分
  進行方向、速さ 北北西 20km/h(10kt)
  中心気圧 1000hPa
 中心付近の最大風速 18m/s(35kt)
 最大瞬間風速 25m/s(50kt)
 15m/s以上の強風域 全域 150km(80NM)

 9日の午後3時ごろ台風19号が発生しました。
 今後はゆっくりとした速度で北上し小笠原諸島に近づく模様です。

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台風18号 (メーロー):2009年9月~10/ 上陸台風。

2009-10-09 20:37:00 | 台風関連


 *台風第18号 (メーロー)の進路。
 http://www.jma.go.jp/jp/typh/0918l.html
 
 <台風18号による被害>
 
 台風18号による死者・負傷者は、
 9日午後の時点で4人が死亡し117人が負傷。
 この台風で特筆すべきは、
 茨城県龍ケ崎市、同土浦市で竜巻が発生。
 216棟に倒壊、住居破損などの被害が出た。
 また千葉県九十九里町、同山武市でも、
 竜巻と見られる突風が吹き荒れ35棟に被害。
 家屋への風被害は26の府県で、
 3棟が全壊、600棟以上の一部損壊。
 さらに、
 11の都県で210棟余りが床上浸水。
 16の都府県でおよそ890棟の床下浸水。
 等の被害が出た。
 (2009年10月9日:NHK-Web記事転載)

 <ブログ内関連記事>
 平成21年(2009年)10月:台風18号を考える。
 http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/d69a6d59d83bb0f6e9cb2cb0d88288ee

 *平成21年10月:台風18号を考える(その2)。
 
http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/b288fbd64178675a27614bd7ac79b4c3


 <09日15時の実況>

 大きさ:-
 強さ  :-
 温帯低気圧
 存在地域 千島近海
 中心位置 北緯 44度00分/東経 150度00分
  進行方向、速さ 東北東 45km/h(25kt)
 中心気圧 984hPa

 台風18号は午後3時頃に温帯低気圧に変わりました。

 <08日19時の実況>

 大きさ:大型
 強さ  :-
 存在地域 宮古市の東南東 約70km
 中心位置 北緯 39度25分/東経 142度50分
  進行方向、速さ 北東 55km/h(29kt)
 中心気圧 980hPa
 最大風速 30m/s(60kt)
 最大瞬間風速 45m/s(85kt)
 25m/s以上の暴風域 南東側 220km/北西側 190km
 15m/s以上の強風域 南東側 650km/北西側 560km

 大型に成長した台風18号は列島を縦断し全国各地で多くの被害を出しました。
 紀伊半島をかすめ愛知県に上陸した台風は宮城県沖で再び太平洋上に出て、
 東北東に進路を進めています。
 今後は北海道の東の海上を北上し列島から離れていきますが、
 今夜~明日にかけて北陸~北海道では雨、風とも強い地域があり、
 今暫くの注意が必要です。

 <07日19時の実況>

 大きさ:-
 強さ  :非常に強い
 存在地域 室戸岬の南 約260km
 中心位置 北緯 31度00分/東経 133度30分
  進行方向、速さ 北東 40km/h(22kt)
 中心気圧 945hPa
 中心付近の最大風速 45m/s(85kt)
 最大瞬間風速 60m/s(120kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 220km(120NM)
 15m/s以上の強風域 東側 560km/西側 430km

 非常に強い台風18号は現在、
 西日本のほぼ全域を強風域に巻き込み北上。
 台風は早ければ8日の夜明け前にも紀伊半島南部に上陸
 午前6時には三重県:津市付近に位置する見込みです。
 そのため近畿~東海地区の都市圏はすっぽり暴風域に入り、
 早朝の交通機関は全国的に大混乱
 暴風雨が強い場合は自宅で待機すべきです。
 予想風速は愛知県・三重県で瞬間的に50mを超え、
 近畿地方でも35mを超える風速を記録
 近畿~東海は現時間:前線の影響で大雨を記録。
 今後明朝にかけて台風本体の雨雲が到達
 安全な場所に待機し厳重な注意が必要です。
 さらに今後雨雲の塊が岐阜~長野~新潟へと進行
 日本の山脈地帯で記録的な土砂災害も予想されます。
 台風は8日の午後6時には山形県酒田市周辺に移動。
 ~ただし100km前後の誤差が生じると思います。
 予想通り足早に移動するため避難のタイミングに苦慮します。
 (8日朝:追記)
 台風18号は予想進路よりも東に進行し午前9時に長野市周辺に到達との予報。
 暴風危険域(台風の南東部)は静岡~関東南~甲信地方にかかる模様

  <06日19時の実況>

 大きさ:-
 強さ  :非常に強い
 存在地域 南大東島の南南西 約130km
 中心位置 北緯 24度40分/東経 130度50分
  進行方向、速さ 北 20km/h(12kt)
 中心気圧 940hPa
 中心付近の最大風速 45m/s(85kt)
 最大瞬間風速 60m/s(120kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 150km(80NM)
 15m/s以上の強風域 北東側 480km南西側 410km

 非常に強い台風18号の、
 暴風域は予報よりも早く現在大東島の西に位置します。
 今後は、奄美地方に接近
 7日午後6時頃に鹿児島県の南海上
を北東に進行。
 その後8日の午前にも四国をかすめ大阪市に直撃の予報が出ています。
 ~8日:午後3時に福井市の東30kmの位置960hPaと予報
 ただし時間毎に情報が変化する予報は今後も大きく変わる可能性
 また台風が九州近海を通過する場合も想定され進路・勢力とも流動的。
 現時点での予報進路線は拡大予想進路の中心線として考えてください。
 ~九州から東海地方の何処に暴風域が入ってもおかしくありません。
   最新の情報と地元気象台の見解に留意してください。


 <05日18時の実況>

 大きさ:-
 強さ   :猛烈な
 存在地域 沖の鳥島近海
 中心位置 北緯 19度35分/東経 134度10分
  進行方向、速さ 西北西 25km/h(14kt)
 中心気圧 910hPa
 中心付近の最大風速 55m/s(110kt)
 最大瞬間風速 80m/s(155kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 190km(100NM)
 15m/s以上の強風域 北東側 560km/南西側 390km

 台風18号は猛烈な勢力を維持し西北西に向かっています。
 今後台風は大東島に接近(暴風圏に入る見込み)後東に向きを変え、
 列島各地で深刻な事態を起こす可能性が高くなっています。
 
~現在の予報では8日の夕刻にも東海地方周辺に上陸。
   上陸時の予想気圧は950~960hPa(強い勢力)位でしょうか?

 <04日18時の実況>

 大きさ:-
 強さ   :猛烈な
 存在地域 マリアナ諸島
 中心位置 北緯 17度10分/東経 140度10分
  進行方向、速さ 西北西 25km/h(14kt)
 中心気圧 915hPa
 中心付近の最大風速 55m/s(105kt)
 最大瞬間風速 75m/s(150kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 170km(90NM)
 15m/s以上の強風域 北東側 560km/南西側 350km

 猛烈な台風18号は当初の予報よりも西に進行。
 7日の午後には沖縄本島近海に到達し、
 8~9日には列島沿岸に接近するコースが予報円で読み取れます。


 <03日18時の実況>

 大きさ:-
 強さ   :非常に強い
 存在地域 マリアナ諸島
 中心位置 北緯 16度20分/東経 146度00分
 進行方向、速さ 西北西 25km/h(14kt)
 中心気圧 935hPa
 中心付近の最大風速 50m/s(95kt)
 最大瞬間風速 70m/s(135kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 150km(80NM)
 15m/s以上の強風域 北東側 440km/南西側 330km

 非常に強い台風18号は当面勢力を保ったまま北上
 今後日本列島に接近する予報がでています。
 早ければ7日の深夜にも伊豆~小笠原
諸島が暴風域に入る見込みで、
 8日には東海~関東が暴風域に入る可能性も否定できません。
 

 <02日18時の実況>

 大きさ:-
 強さ  :非常に強い
 存在地域 トラック諸島近海
 中心位置 北緯 14度40分/東経 150度20分
 進行方向、速さ 西北西 ゆっくり
 中心気圧 935hPa
 中心付近の最大風速 50m/s(95kt)
 最大瞬間風速 70m/s(135kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 150km
 15m/s以上の強風域 東側 330km/西側 280km

 台風18号は非常に強い勢力を保ちながら西北西に進んでいます。
 気象庁の5日間予報では今後も強い勢力を保ちながら北上し、
 7日(水)午後:近畿~東海の南の近海上に接近
 今後のコースの注目点はどの段階で東に向きを変えるか?
 7日以後:東海~関東に接近する可能性もありますので注意!

 <01日18時の実況>

 大きさ:-
 強さ   :強い
 存在地域 トラック諸島近海
 中心位置 北緯 13度55分/東経 152度20分
 進行方向、速さ 西 ゆっくり
 中心気圧 955hPa
 中心付近の最大風速 40m/s(80kt)
 最大瞬間風速 60m/s(115kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 110km(60NM)
 15m/s以上の強風域 全域 280km(150NM)  

  台風18号は強い勢力に発達今後日本の南海上に進行
 17号同様に列島に影響を与えそうです。
 また17、18号共に今後秋雨前線の活動に影響を与えることは必至で、
 秋雨前線の動きにも注意が必要です。
 

 <30日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 トラック諸島近海
 中心位置 北緯 12度50分/東経 154度25分
 進行方向、速さ 西北西 30km/h(15kt)
 中心気圧 996hPa
 中心付近の最大風速 18m/s(35kt)
 最大瞬間風速 25m/s(50kt)
 15m/s以上の強風域 全域 150km(80NM)

 トラック諸島ってどこ?と問うてしまうほどの、
 日本からはるか南の海上で台風18号が発生しています。
 ただしこの台風は今後強力な勢力に成長して、
 南西諸島の方向に向かうため進路を注意深く見守る必要があります。
 

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平成21年(2009年)10月:台風18号を考える、~その2。

2009-10-08 22:11:11 | 台風関連


 【2009年10月8日:夜】

 10月8日午前5時頃に愛知県東部知多半島に上陸後、
 
15m以上の強風域が南東側で650km北西側で560kmと、
 大型になった台風18号は再び太平洋に戻りました。

 台風は愛知県知多半島→宮城県仙台市周辺へと進行し、
 約10時間強の時間を東日本地域の陸上に滞在しました。
 そして、
 列島各地に大きな爪あとを残しました。

 特に特筆すべきは茨城県と千葉県で3つの地域で竜巻被害が起きたこと。
 (茨城県土浦市、茨城県龍ケ崎市、千葉県九十九里町)

 積乱雲と上昇気流が原因と見られる竜巻の特徴は、 
 ・真っ黒な雲が出現し空が暗くなる。
 ・遠くから雷鳴が近づいてくる。
 ・肌で感じるような気温の低下が起きる。
 ・基本的に猛烈な雨や時には雹(ひょう)をともなう。
 ・急激な気圧変化により耳に痛み(個人差がある)。
 ・竜巻本体の音は凄まじく数キロ離れていても聞こえる。
 しかし台風の風音の激しさの中で竜巻を予測すること難しかったのだろうし、
 例え予測できたとしても防ぎようのない凄まじい破壊力に言葉はありません。

 石川県では8日:午前2時過ぎ頃から風雨が強まりました。
 それでも朝5時前には朝刊が配達されていました。

 ここでして指摘したいことは、
 今日(8日)の午前4時頃に、
 和歌山県で新聞配達員の男性がバイクが倒木にぶつかり死亡
 豪雨が降り注ぎ暴風が吹き荒れる中での強制的な配達が当たり前の事なのか?
 
 知り合いで地元新聞の配達業をされていた方が、
 昭和56年の豪雪の時に凍えるような早朝の寒さの中で、
 屋根雪が下ろされた凸凹の道を歩いて配達した時の、
 “辛さや情けなさ(何でこんなことしなければならないのだろう)”
 を語っていた事が思い出されました。
 それでも朝。
 配達される時刻通りに配達されないと苦情の電話が殺到。
 それが新聞配達員の現実です。
 
 また同じく56豪雪で朝日新聞の配達を家業で担当されていた方は、
 “北陸線が不通のため5日間くらい新聞が大阪から来ずに返金を迫られた。”
 との話を聞いたこともあります。
 
 56豪雪(1981年)から28年が経った今の時代でも新聞配達員の使命は同じ?
 当時とは全く違った情報過多な時代でさえ読者はまだ自分本位でいるの?

 特殊な環境下の中での危険を伴う作業としての新聞配達業。
 そうした仕事(特殊環境時での過酷な作業)が、
 今の社会にも多く存在しているように感じます。

 もちろん警察官、消防士、自衛隊の方々のように、
 過酷へと有無を言わず飛び込むことが仕事の方々もいます。
 安全と社会の関係。
 読者の立場、購買者の立場、消費者としての立場。
 当然の権利と思われる事例が誰かを苦しめている可能性。

 優しい社会と災害回避の関連性
 台風の最中にサーフィンにうつつを抜かす輩のために危険を背負わされる職業。
 どんなに自分本位な行動であろうと助けなければならない行政職員の倫理感。 
 災害時の市民としてのルール
 そんなこともこの台風で感じました。

 台風と言えば石川県では暑くなるとのイメージがあるのですが今回は寒い台風。
 ~特に日本海を通り抜けるコースではフェーン現象で5℃前後も上昇
 9月の温かさとは一転して10月に入った途端に急に涼しさが増したと思ったら、
 この2~3日長袖に上着がいるほどの涼しさ。
 台風が去った明日の石川はもっと寒さが増す予報が出ています。
 【群馬県館林市での竜巻被害:2009年7月27日】。
 の記事の中で、
 “北からの寒気と湿潤で温暖な南風によるダウンバースト”
 との記述があり今回の茨城県での竜巻との関連性も感じます。
 ~同時に10月・11月の北の寒さと南の熱波の温度差が高くなる未来も想定。
   館林市での竜巻被害時も日本海と太平洋との温度差が気になりました。


 また、
 【平成21年(2009年)10月:台風18号(メーロ)を考える。】
 の記事の中で、
 私の住む石川県では西よりのコースを取れば深刻さを増します。
 現在の予報コースでは瞬間的に30mを超える暴風と、
 所により3時間雨量120㍉が予想されます。
 仮に進路が白山周辺を通る場合200㍉を超える雨が予想され、
 明日の夕方までは気の抜けない時間が続きます。
 と記述しました。
 
 現実として幸いなことに台風は予想進路よりも東方向にずれたことで、
 暴風域が私の住む地域をかすった程度で大事にはなりませんでした。
 ~その逆に東方向にそれたことで関東南部では予想外の大荒れ。
 ここで肝心なことは予想進路がずれたと言っても、
 気象予報が外れたわけではありません。
 予報範囲はあくまでも予報円の中であり、
 存在位置は台風の存在位置ではなく、
 あくまでも東西南北に広がる予報円の目安。
 この事を認識していなければ台風に対して油断が生じます。

 個人レベルでの、
 台風進路を予想する上で出来る事は中心位置を目安として、
 北側と南側の進路予報のズレを可能ならば数時間単位で確認する。
 ~現代社会の発展は携帯電話画面で何時でも誰でも可能(有料)になっています。

 今回の進路(コース)5日の予報円に近いコースをたどりました。
 ~7日(上陸前日)の予報円は実際よりも100km程北西に位置していました。

 台風の中心が何処に存在するかが台風予報の命
 例えば50年前に未曾有の大災害を起こした伊勢湾台風。

 伊勢湾台風の上陸位置が(今回のように)、
 100km程度も東方向にずれていれば
 伊勢湾に向かって北西の風が吹き荒れ、
 甚大な被害の元凶である高潮は起きなかったと考えます。

 台風の被害を予測する上で一番重要なことは、
 中心位置(風の向き)と地形(山側斜面や湾岸等)の関係。
 今回の台風はそのことも再認識しました。

 一つ一つの台風を注意深く見守り自分の言葉に置き変える作業。
 台風(自然災害)と行政の在り方を考える上で重要な台風の知識。

 台風と言う言葉を聞いただけで、
 “恐怖に慄く体験と心理的記憶を保持する方々(災害のトラウマ)”。
 怖さを克服するために必要な学習努力。

 台風は避けようのない自然の脅威ですが、
 敵を知ろうとする飽くなき好奇心。

 台風を考えることは自分や家族の安全を守るだけでなく、
 社会の仕組みや自然の仕組みも同時に学習することができます。
 特に、
 行政関係者の方々には台風や地震が趣味だと言えるような知識者が、
 危機管理担当に加われば社会はきっと変わっていきます。

 命を守るために強制する社会行動。

 日本、中国、米国。
 巨大台風に対する考え方に一番乏しいのが日本のような気もします。
 日本の自主避難と米国:カトリーナ時のような国家的な避難指導。
 中国でも数万人単位で避難するとの報道も目に付きます。
 ~具体例がよくわかりませんが。
 日本でも950hPaクラスでの上陸には今の体制でもよいのですが、
 カトリーナ・クラス(915hPa:大型)の上陸が示唆された時のファースト・アタック。
 地域ごとの移動を法的に定める事も今後の防災対策には必要な気がします。
 
 ~今日はここまで。
 
 
 <関連記事>
 
平成21年(2009年)10月:台風18号を考える。
 http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/d69a6d59d83bb0f6e9cb2cb0d88288ee

 *台風18号 (メーロー):2009年9月~10
 
http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/db523de96f2481983ab3f05005dc5ad4

 群馬県館林市での竜巻被害:2009年7月27日。
 http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/12e5058758e8f3510a4098501ccaacb4


 <関連資料>

 8日:午後7時:大型
 存在地域 宮古市の東南東 約70km
 中心位置 北緯 39度25分/東経 142度50分
  進行方向、速さ 北東 55km/h(29kt)
  中心気圧 980hPa
 最大風速 30m/s(60kt)
 最大瞬間風速 45m/s(85kt)
 25m/s以上の暴風域 南東側 220km/北西側 190km
  15m/s以上の強風域 南東側 650km/北西側 560km
 
 9日:午後6時の予報位置
 存在地域 根室市の東 約330km
 中心気圧 985hPa 

 10日の午後3時の予報位置
 存在地域 千島の東
 温帯低気圧 

 
~以上気象庁ホームページデータ参照。 

 <1時間での最大降雨>
 
1. 愛知県東海  77.5mm 6時 
 2. 三重県津   68.0mm 5時 
 3. 愛知県名古屋 67.0mm 6時  

 <24時間での最大積算降水量(8日午後8時まで)>
 1. 宮城県雄勝 256.5mm  
 2. 岩手県普代 253.0mm  
 3. 福島県浪江 248.5mm   
 
~四国、近畿地方は7日の降水が多かったようです。

 <日:最大風速観測点>
 1. 道南:えりも岬   33m/s  18時  
 2. 愛知:セントレア  30m/s   5時 
 3. 兵庫:神戸      25m/s   3時 
 4. 東京:江戸川臨海 25m/s   9時 
 5. 新潟:弾崎       24m/s  12時  
 
 ~以上JWA(日本気象協会)ホームページデータ参照。 

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平成21年(2009年)10月:台風18号(メーロー)を考える。

2009-10-08 05:46:00 | 台風関連


  【2009年10月8日:早朝】

 8日午前4時実況:強い
 存在地域 鳥羽市の南南東 約40km 
 中心気圧 955hPa
 25m/s以上の暴風域 南東側 200km/北西側 170km
 15m/s以上の強風域 東側 560km/西側 430km
 
 8日午前9時予報:強い
 予報円の中心 北緯 36度20分(36.3度) 東経 138度05分(138.1度)
 中心気圧 960hPa

 8日朝の5時頃に台風18号は愛知県の最東部(知多半島付近)に上陸。
 昨晩の予報よりも同じ緯度(津市付近)で約1時間80km程度東の位置に到達。
 このため、
 今後静岡県~神奈川県西部伊豆に暴風の位置がずれ、
 大阪以西は午前7時までには暴雨風域から抜けそうです。
 台風18号は今後愛知県と静岡県の県境から長野市方面へと北上。
 そのため、
 静岡県~甲信地方~関東南部に暴風域の南東部危険域が掛かる見込
 ~ただし上陸したことで急速に暴風域&勢力とも衰える可能性もあります。
 また今後足早に東北地方へも台風は進みますので、
 特に台風の回転方向を遮る山間部での集中豪雨に注意してください。


 【2009年10月7日:夜】

 昨日同様に10月7日:午後7時発表の中心位置予報を記載します。

 7日午後7時:非常に強い
 存在地域 室戸岬の南 約260km
 中心位置 北緯 31度00分/東経 133度30分
  進行方向、速さ 北東 40km/h(22kt)
 中心気圧 945hPa
 25m/s以上の暴風域 全域 220km(120NM)
 15m/s以上の強風域 東側 560km/西側 430km
 
 8日午前6時:強い
 存在地域 津市付近
 中心気圧 950hPa

  8日午前9時:強い
 存在地域 高山市付近
 
中心気圧 950hPa

 8日午後6時:強い
 存在地域 酒田市付近
 中心気圧 970hPa 
 
 9日午後3時
 存在地域 北海道の東 
  中心気圧 980hPa

 台風18号は、ほぼ昨日の勢力を保ったまま北上。
 ~予想進路はやや南東向きに変化。
 特筆すべきは暴風域が半径150kmから220kmと大きくなったこと。
 強風域も直径が約1000kmと大型に近付いたこと。
 速度も増し950hPaの強い勢力での上陸が示唆され、
 紛れもない超一級の台風だと感じます。
 ただし盛んにテレビ報道で言葉に置き換えられた、
 過去最大級や史上最強クラスの表現は適切ではありません。

 昨晩も記入しましたが台風18号の暴風は突然激しさを増します。
 7日:午後9時に強風域にかかり始めた近畿~東海地方に、
 台風の中心位置が近づくのが8日:午前4時~午前6時。
 
現在大雨の近畿~東海地域に猛烈な強風が吹き込むのが5~6時間後

 ~東海地方(愛知・三重・静岡西部)では早朝に瞬間的に50mを超える暴風。
 そのため避難のタイミングを逸すると言った事態も考えられます。
 
 
台風の東~北東には前線が存在し、
 現在近畿地方南部で前線による大雨を降らせています。
 その後台風の北側にまとまった雨雲の塊が進入し、
 前線+台風の典型的な大雨パターンが揃いました。
 予報では台風は今後紀伊半島南部に上陸し三重県沿岸部付近を北上。
 このため伊勢湾台風と似た角度での北上が予想されています。
 ~強さ、大きさ、進入角度とも伊勢湾台風程深刻な状態ではありません。
 しかし高潮が起こる可能性は高く瀬戸内や北陸でも高潮の注意が必要です。

 この台風で最も深刻なことは、
 ダラダラと雨を降らせるのではなく突然に嵐がやってくること。
 猛烈な雨が4~5時間集中的に降り続くと予想されます。
 ~思いもかけない地域での洪水や地下街への浸水も予想されます。
 また雨雲もスポット的なものでなく広範囲に降り注ぐので、
 山岳地帯では大量の土砂が流失する可能性が高いと考えられます。
 そのため河川に沿った崖沿い道路などでは通行不能や水没する可能性も高く、
 大変危険です。
 特に岐阜県、長野県、富山県等の高山地帯へ台風は進むと考えられており、
 そうした地域にお住まいの方や秋の観光等で近くに滞在する方は、
 台風が完全に通り過ぎるまで安全な場所で待機されることが肝要です。

 私の住む石川県では西よりのコースを取れば深刻さを増します。
 現在の予報コースでは、
 明日(8日)の午前8時~午後2時ごろまでが危険な時間帯で、
 瞬間的に30mを超える暴風と所により3時間雨量120㍉が予想されます。
 仮に進路が白山周辺を通る場合200㍉を超える雨が予想され、
 明日の夕方までは気の抜けない時間が続きます。
 


 【2009年10月6日:夜】

 約2年ぶりに上陸することが確実の台風18号。
 昨晩の予報から大きく予報が変わり上陸が確実なものとなりました。
 発生当初の西に進む台風18号は名古屋市の南の海上で東に向きを変え、
 列島の南の海上の太平洋上に進路をとるとみられていました。

 昨日(5日)夜の予報では東海地方に上陸し仙台沿岸に抜けるコース。
 今朝(6日)には紀伊半島に上陸し三陸沖抜けるコースが予想されました。
 と言っても気象庁の予報円では鹿児島~関東沖の広い範囲に暴風域を予測。
 今後台風18号が何処に上陸するかは流動的です。
 10月6日:8時現在に発表されている中心位置の予報は、

 6日午後8時:非常に強い
 存在地域 南大東島の南南西 約100km
 中心位置 北緯 25度00分/東経 130度50分
  中心気圧 940hPa
  25m/s以上の暴風域 全域 150km
  15m/s以上の強風域 北東側 480km/南西側 410km
 
 7日:午後6時:非常に強い
 存在地域 屋久島の東南東 約130km
 中心気圧 940hPa
 
 8日午後3時:強い
 存在地域 福井市の東 約30km
 中心気圧 960hPa
 
 9日午後3時:
 存在地域 北海道の東
 中心気圧 975hPa

 上記には記入はされていませんが、
 中心位置が紀伊水道を潜り抜け大阪市に直撃のコースが示唆されます。
 ただし四国に上陸し中国地方~日本海のコースや、
 紀伊半島南部~名古屋~長野~群馬など、
 どのコースになるかは流動的なようです。

 この台風の特徴は長時間海上に存在したことで、
 雨雲が非常に密であることが予想されます。
 ただし時速が早く移動することが予想されることと、
 暴風半径が150kmと中規模なために、
 5時間で250㍉や10時間で400㍉等、
 河川の氾濫や土砂災害が予測されます。
 ~移動速度が速いと思われ24時間:1000㍉などの降雨は考え難いと思います。
 ただし台風が近づくと直に風雨は強まりますので強風域に入る前の避難。
 特に土砂災害、低地の浸水、河川沿いの住民への通達は早めるべきです。
 また暴風域に入る可能性のある地域は休校や休業も早めの通達が必要です。


 台風は中心位置に注目することが最も重要なことで、
 中心位置の反時計回りに南→東→北→西と風向きが変わり、
 風向きの位置によって雨量・風量が大きく変わります。
 ~一般的に南から北に向かう暴風が最も強烈と言われる。
 また特に重要なことは風向きを遮る山地に雨雲が集中し、
 その山地で降り注いだ雨が下流へ一気に流れ出します。
 
 現在ダム工事についての紆余曲折を耳にしますが、
 何十年に一度かの偶然の進路が都市河川への洪水を引き起こします
 おそらく現時点で
 10月の季節なので進路にあたるダム関係者は情報収集に追われ、
 大雨が降る前に放水をしてダムの推量を下げる準備に入っていると思います。
 ~6月から8月は農業用水の確保や飲み水(渇水)の確保のため放流に躊躇。

 台風といえば海岸線への波の高さの取材が目に付きますが、
 中心位置からの風向きがダム周辺に降り注ぐだろうダム水量の増水も、
 ぜひ取材して欲しいと考えます。
 ~そうした情報が流れないとダムの本当の必要性に気付くことはないでしょう。
 
 今後の巨大台風の増加が予知される状況の中で、
 本当に今後ダム建設が必要ないのか?
 また今回の台風がどの位置に辿り付くかは予想が付きませんが、
 河川の増水を緩和できる妙案にどのような手段があるのか?
 上陸する台風を見極め真剣に新政権は議論して欲しいと感じます。

 昨日発表の“910hPa”は、
 ハリケーン・カトリーナや室戸台風の上陸と同じ気圧。
 今日発表された海上での940hPaは、
 個人的な見解ではやや安心できる数値に変化しています。
 ~昨日は四国沿岸で935hPaと予報。
 ただし大東島では現在の時間、
 瞬間で50㍍を超える暴風が断続的に吹いていると思われます。
 
 通常の台風の場合、
 上陸直後に15~20hPa位気圧が高くなりますので、
 台風18号が上陸時に瞬間的に50mを超えるような暴風が、
 断続的に吹き荒れるとは考えにくいと思います。
 しかし、
 台風の移動速度が40㌔を超えるような場合は、
 960hPaでも50mを超える暴風が吹く可能性もあると思います。

 さらに仮に予報線上に台風が進み、
 950hPa以下で紀伊水道を通過した場合は、
 大阪湾から瀬戸内海での高潮被害も想定すべき深刻な数字です。

 願うことは少しでも台風の気圧が今後の北上に伴い上昇し、
 上陸した瞬間に台風の円の形が少しでも崩壊すること。
 その上で速い速度で移動すれば降雨時間も減少するのですが。

 予断ですが台風17号は現在フィリピン北部に停滞中。
 7日間以上の長期間に渡って強風域に入ることが予想されます。


 <関連記事>
 *平成21年10月:台風18号を考える(その2)。
 http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/b288fbd64178675a27614bd7ac79b4c3
 
 *台風18号 (メーロー):2009年9月~10
 http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/db523de96f2481983ab3f05005dc5ad4

 

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台風16号 (ケッツァーナ):2009年9月/ マニラ大水害。

2009-09-30 19:33:00 | 台風関連


 *台風第16号 (ケッツァーナ)の進路。
 http://www.jma.go.jp/jp/typh/0916.html

 <30日15時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 熱帯低気圧
 存在地域 ラオス
 中心位置 北緯 16度00分/東経 106度00分
  進行方向、速さ ほとんど停滞 
 中心気圧 998hPa

 フィリピン~ベトナムなど東南アジアで甚大な被害を出した、
 台風16号は午後3時に熱帯低気圧に変わりました。
 熱帯低気圧と言っても陸地での大雨の状況は変わりませんので、
 更なる被害がでる怖れがあります。

 <ベトナム:カンボジアでの被害状況>
 *東南アジアを襲った台風16号による、
 ベトナムでの死者は162人、負傷者は616人、行方不明13人。
 さらにカンボジアで17人、ラオスで24人が死亡している。
 またフィリピンでの死者も300名を超え被害の大きさを物語っている。
 (2009年10月4日:AFPニュース/記事転載)

 ベトナム中部ダナンの災害当局者によると同国での、
 死者数は少なくとも38人に上っており10人が行方不明
 ベトナム中部では海岸沿いの6省で16万8585人が避難しているほか、
 多くの地域で停電している。
 また、
 カンボジアの政府および警察当局は、
 同国北東部と中部で少なくとも11人が死亡したことを明らかにした。
 台風の通過から4日経ったフィリピンでは240名を超える死者が出ている。
 (2009年9月28日:AFPニュース/記事転載)

 <29日18時の実況>

 大きさ:大型
 強さ  :強い
 存在地域 ベトナム
 中心位置 北緯 15度20分/東経 108度25分
 進行方向、速さ 西 15km/h(9kt)
 中心気圧 970hPa
 中心付近の最大風速 35m/s(70kt)
 最大瞬間風速 50m/s(100kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 130km(70NM)
 15m/s以上の強風域 南東側 900km/北西側 600km

 台風16号は29日の午後6時にはベトナム中部(北緯15度周辺)に、
 上陸しています(午後4時~5時に上陸したと考えられます。)
 色々な意味で想定外の台風は大型の強風域を保ちベトナムを北西に進行。
 大きな被害が必至の状況に不安がつのります。

 *昨晩:記事の上陸予想時間(午後3時)は私の見誤りの可能性があります。


 <28日18時の実況>

 大きさ:超大型
 強さ :強い
 存在地域 南シナ海
 中心位置 北緯 16度05分/東経 111度35分
 進行方向、速さ 西 15km/h(7kt)
 中心気圧 965hPa
 中心付近の最大風速 35m/s(70kt)
 最大瞬間風速 50m/s(100kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 110km(60NM)
 15m/s以上の強風域 南側 900km/北側 700km

 フィリピンで甚大な被害を出した台風16号は超大型に発達
 勢力を強めながら西に進んでいます。
 巨大な強風域は既にベトナムのほぼ全土にかかり始め、
 強風域の北は香港以西の中国南部を覆っています。
 台風16号がこのまま予想進路通りに進めば
 30日の午後3時にもベトナム中部(北緯16~17度周辺)に上陸
 発生当初からは想像もできない最悪の台風になる予感がします。
 29日の日本列島は、
 28日と変わらず秋雨前線が停滞し所々で時間雨量:30㍉を超える大雨
 28日には三重県で90㍉に迫る大雨を記録したことを踏まえ注意が必要です。

 <フィリピンの被害状況>
 フィリピンの国家災害調整委員会は首都:マニラ周辺で、
 6時間雨量341㍉を記録しおよそ40年ぶりの記録的豪雨となった、
 台風16号による死者が100人を超えたと発表。
 依然32人が行方不明となっているほか首都圏地域で、
 45万人を超える住民が避難を余儀なくされている。
 マニラ市当局は、
 洪水で市内のほぼ全域が冠水したことから伝染病対策を急いでいる。
 現地のAFP記者によると避難所の衛生状況も排泄物などでひどい状況。
 (2009年9月28日:AFPニュース/記事転載)


  <27日18時の実況>

 大きさ 大型
 強さ -
 存在地域 南シナ海
 中心位置 北緯 15度30分/東経 114度55分
  進行方向、速さ 西北西 20km/h(10kt)
 中心気圧 985hPa
 中心付近の最大風速 25m/s(50kt)
 最大瞬間風速 35m/s(70kt)
 15m/s以上の強風域 全域 700km(375NM)

 南シナ海の海上に入り大型の強風域を持った台風16号
 強風域は南はベトナムの東沿岸~フィリピンの西沿岸までに渡り、
 今後大きな雨雲が海南島~ベトナム北中部に襲いかかると考えられます。
 28日の日本列島でも   
 南からの湿った空気の影響で秋雨前線の活動が活発になり、
 所々でまとまった雨が降りそうです。
 
 
  <27日06時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 南シナ海
 中心位置 北緯 15度50分/東経 116度35分
 進行方向、速さ 西 40km/h(21kt)
 中心気圧 985hPa
 中心付近の最大風速 23m/s(45kt)
 最大瞬間風速 35m/s(65kt)
 15m/s以上の強風域 北側 390km/南側 280km

  数字を見る限り暴風域のない小さく弱い台風と見られた台風16号は、
 長時間フィリピンの東海上に熱帯低気圧として漂っていた合間
に、
 密度の濃い雨雲を形成しフィリピンの大都市周辺で大規模な洪水が起き、
 台風中心がマニラ、ケソン近辺の北を東西にゆっくりと進行したことで、
 都市部を中心に300ミリを超える大雨を記録。
 死者40名を超える大きな災害が情報として流れています。
 台風の中心は既にフィリピンを離れ速度を速めながら南シナ海を西に進行。
 今後の動きに目が離せない状況になっています。


 <26日12時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 マニラの北東 約160km
 中心位置 北緯 15度30分/東経 122度10分
  進行方向、速さ 西北西 ゆっくり
 中心気圧 994hPa
 中心付近の最大風速 18m/s(35kt)
 最大瞬間風速 25m/s(50kt)
 15m/s以上の強風域 全域 220km(120NM)

 26日午前に台風16号がフィリピンの東沖の海上で発生しました。
 今後はフィリピンを東西に横断ベトナム中部に上陸する見込みです。
 日本への影響はありませんが南シナ海で発達するために、
 コースによってベトナム本土で大きな被害がでる可能性があります。

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台風14号 (チョーイワン):2009年9月

2009-09-20 21:16:00 | 台風関連


 *台風第14号 (チョーイワン)
 
http://www.jma.go.jp/jp/typh/0914.html

 <20日21時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 温帯低気圧
 存在地域 日本の東
 中心位置 北緯 37度00分/東経 152度00分
 進行方向、速さ 東北東 45km/h(25kt)
 中心気圧 986hPa

 台風15号は20日午後9時に温帯低気圧に変わりました。


 <20日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 日本の東
 中心位置 北緯 35度50分/東経 151度10分
  進行方向、速さ 東北東 45km/h(25kt)
 中心気圧 985hPa
 最大風速 30m/s(55kt)
 最大瞬間風速 40m/s(80kt)
 25m/s以上の暴風域 南東側 280km/北西側 190km
 15m/s以上の強風域 南東側 560km/北西側 390km

 台風14号は勢力を弱めながら日本から離れています。
 早ければ明日未明にも温帯低気圧に変わる見込みです。


 <19日18時の実況>

 大きさ:-
 強さ  :強い
 存在地域 父島の北 約290km
 中心位置 北緯 29度40分/東経 142度00分
 進行方向、速さ 北北東 30km/h(17kt)
 中心気圧 965hPa
 中心付近の最大風速 40m/s(75kt)
 最大瞬間風速 55m/s(105kt)
 25m/s以上の暴風域 南東側 280km/北西側 240km
 15m/s以上の強風域 南東側 560km/北西側 390km

 台風14号は少しずつ勢力を衰えながら北北東に進行。
 ようやく小笠原諸島も暴風域から開放されはじめました。
 ただし明日いっぱい波の高い状態が続きますので、
 引き続き注意してください。
 また伊豆諸島、関東、東北の太平洋側でも波の高い状態は、
 20日いっぱい続きますので海のレジャーは計画性を持って、
 無理をしないようお楽しみください。

 <台風による被害と影響>
 19日午前に父島では41メートルの最大瞬間風速が観測され、
 東海汽船は高速船の東京⇔大島間と東京⇔熱海間の計6便。
 旅客船も東京⇔八丈島間と東京⇔神津島間の計4便が欠航。
 全日空も羽田⇔八丈島間や大島⇔八丈島間の計3便が欠航。
 本州でも、
 19日午後に静岡県の入田浜海水浴場で男性2人が高波にさらわれ行方不明。
 静岡地方気象台によると台風14号の影響で波の高さは最大約4メートルあった。
 また、
 東名高速道路下り線:富士-清水インターチェンジ(IC)間が通行止め。
 両IC間で道路まで波が押し寄せて来たため走行が危険と判断された。
 


 <18日18時の実況>

 大きさ:大型
 強さ  :強い
 存在地域 父島の南西 約430km
 中心位置 北緯 24度35分/東経 138度55分
 進行方向、速さ 北 15km/h(9kt)
 中心気圧 950hPa
 中心付近の最大風速 40m/s(80kt)
 最大瞬間風速 60m/s(115kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 170km(90NM)
 15m/s以上の強風域 全域 500km(270NM)

 台風14号はやや勢力を落としましたが瞬間風速60mの暴風を伴い
 19日に小笠原諸島に最接近し大荒れの気象状況が予想されます。
 さらに伊豆諸島が
強風域に入る見込みですし、
 太平洋側の高波も厳重な注意が必要です。
 

 <17日18時の実況>

 大きさ:大型
 強さ  :非常に強い
 存在地域 父島の南南西 約700km
 中心位置 北緯 21度20分/東経 140度00分(140.0度)
 進行方向、速さ 北北西 15km/h(8kt)
 中心気圧 935hPa
 中心付近の最大風速 50m/s(95kt)
 最大瞬間風速 70m/s(135kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 220km(120NM)
 15m/s以上の強風域 全域 500km(270NM)

 台風14は昨日よりもやや勢力を落としましたが広い強風域を持ち、
 小笠原諸島では明日にも強風域に入り長時間に渡って風雨に悩まされそうです。
 太平洋沿岸は今後日増しに波が高くなり海のレジャーには警戒してください。
 明後日には関東の南部が強風域に入る可能性もありますので注意してください。

 <16日18時の実況>

 大きさ:大型
 強さ  :非常に強い
 存在地域 マリアナ諸島
 中心位置 北緯 19度10分/東経 142度20分
 進行方向、速さ 西北西 15km/h(7kt)
 中心気圧 915hPa
 中心付近の最大風速 50m/s(100kt)
 最大瞬間風速 70m/s(140kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 170km(90NM)
 15m/s以上の強風域 南東側 700km/北西側 460km

 大型で非常に強い台風14号
は西北西に進路をとり、
 18日には小笠原諸島が強風域に入り、
 19日には暴風域に入る可能性が高くなっています。
 また18~20日にかけて小笠原諸島近海では、
 船舶の運航ができないような荒れた状態も予想されます。
 非常に強い台風なので進路にあたる地域は早めの対策が望まれます。


 <15日18時の実況>

 大きさ:大型
 強さ  :非常に強い
 存在地域 マリアナ諸島
 中心位置 北緯 17度50分/東経 145度25分
 進行方向、速さ 西北西 15km/h(8kt)
 中心気圧 925hPa
 中心付近の最大風速 50m/s(95kt)
 最大瞬間風速 70m/s(135kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 240km(130NM)
 15m/s以上の強風域 東側 600km/西側 480km

 台風14号はさらに勢力を強め北上中。
 ただし当初の予想よりも南東に進行するため、
 上陸に対する心理的な脅威は軽減されています。
 しかし大型で猛烈な台風に成長する見込みで、
 予断を許さない状況には変わりはありません。
 20日の午後にも本州南部に最接近の模様なので、
 進路を注意深く見守りたいと思います。


 <14日18時の実況>

 大きさ:-
 強さ :強い
 存在地域 マリアナ諸島
 中心位置 北緯 15度55分/東経 147度40分
  進行方向、速さ 西北西 ゆっくり
 中心気圧 965hPa
 中心付近の最大風速 35m/s(70kt)
 最大瞬間風速 50m/s(100kt)
 25m/s以上の暴風域 全域 130km(70NM)
 15m/s以上の強風域 東側 440km/西側 330km

 5日間予報では昨日よりも東側に進路をとる模様です。
 台風は今後も大きく勢力を増す可能性がありますので、
 接近して来るだけでも波が高くなったり風が強くなりそうです。
 まだまだ進路について確定しておらず大きく変わりそうですが、
 今後も風の進路を注意深く見守ることが肝要です。


 <13日21時の実況>

 大きさ:-
 強さ  :-
 存在地域 マリアナ諸島
 中心位置 北緯 15度40分/東経 148度40分
 進行方向、速さ 西 15km/h(7kt)
 中心気圧 990hPa
 中心付近の最大風速 23m/s(45kt)
 最大瞬間風速 35m/s(65kt)
 15m/s以上の強風域 東側 440km/西側 330km

 台風14号が13日午前にマリアナ諸島沖で発生しています。
 気象庁の5日間予報によると18日には沖縄近海から九州南部近海に接近。
 週末からの大型5連休に大きな影響を及ぼす可能性を考慮し、
 進路を注意深く見守ってください。
 
 また今年は冷夏の影響で刈り取りが遅い地域が多く、
 農作物への影響も懸念される進路をとる可能性があります。
 重ね重ね早めの対応が求められます。
 

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台風15号 (コップ):2009年9月。

2009-09-16 20:38:00 | 台風関連


 *台風第15号 (コップ)の進路。
 http://www.jma.go.jp/jp/typh/0915.html

  <16日03時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 熱帯低気圧
 存在地域 華南
 中心位置 北緯 23度00分/東経 108度00分
 進行方向、速さ 西 20km/h(10kt)
 中心気圧 1000hPa

 台風15号は熱帯低気圧に変わりました。

 
 <15日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 華南
 中心位置 北緯 23度00分/東経 110度05分
  進行方向、速さ 西北西 25km/h(13kt)
 中心気圧 992hPa
 中心付近の最大風速 20m/s(40kt)
 最大瞬間風速 30m/s(60kt)
 15m/s以上の強風域 南側 330km/北側 170km

 台風15号は中国南部に上陸し北西に進行中。
 華南地方では浸水の被害も出ているようですが、
 上陸したことで今後もさらに勢力を弱め
 明日の午前には熱帯低気圧に変わりそうです。


 <14日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 南シナ海北部
 中心位置 北緯 20度35分/東経 114度40分
 進行方向、速さ 北西 15km/h(9kt)
 中心気圧 985hPa
 中心付近の最大風速 25m/s(50kt)
 最大瞬間風速 35m/s(70kt)
 15m/s以上の強風域 東側 430km/西側 300km

 南シナ海にあった熱帯低気圧が14日朝に台風15号に成長。
 日本への影響はありませんが現在香港を強風域に巻き込みながら北西に進行
 華南各地で大雨の心配が懸念されます。


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台風13号(ムジゲ):2009年9月

2009-09-12 15:41:41 | 台風関連


 *台風第13号(ムジゲ)の進路。
 http://www.jma.go.jp/jp/typh/0913.html

 <12日09時の実況>
 
 大きさ -
 強さ -
 熱帯低気圧
 存在地域 ベトナム
 中心位置 北緯 20度00分/東経 106度00分
 進行方向、速さ 西北西 ゆっくり
 中心気圧 1000hPa

 台風12号は、12日午前9時に熱帯低気圧に変わりました。


 <11日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 トンキン湾
 中心位置 北緯 19度50分/東経 107度40分
  進行方向、速さ 西北西 20km/h(11kt)
 中心気圧 996hPa
 中心付近の最大風速 18m/s(35kt)
 最大瞬間風速 25m/s(50kt)
 15m/s以上の強風域 全域 130km(70NM)

 9月10日午後に南シナ海で台風13号が発生しました。
  台風と言っても勢力は弱く暴風の心配はありませんが、
 中心付近が接近する地域では大雨が懸念されます。
 日本への直接的な影響はありません。

 

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台風12号 (ドゥージェン):2009年9月

2009-09-10 20:54:00 | 台風関連


 *台風第12号 (ドゥージェン)
 http://www.jma.go.jp/jp/typh/0912.html

  <10日09時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 温帯低気圧
 存在地域 日本のはるか東
 中心位置 北緯 43度00分/東経 164度00分
  進行方向、速さ 北東 85km/h(45kt)
 中心気圧 978hPa

 
台風12号は10日の午前9時に温帯低気圧に変わりました。


 <09日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 日本の東
 中心位置 北緯 36度05分/東経 154度00分
  進行方向、速さ 東北東 65km/h(34kt)
 中心気圧 980hPa
 中心付近の最大風速 25m/s(50kt)
 最大瞬間風速 35m/s(70kt)
 15m/s以上の強風域 全域 480km(260NM)

 台風は東北南部の遥か東の海上を東北東に進んでいます。
 列島に影響を及ぼす位置ではありませんが今後も発達。
 明日には温帯低気圧に変わる見込みです。


 <08日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 八丈島の南東 約230km
 中心位置 北緯 31度25分/東経 141度10分
 進行方向、速さ 東北東 30km/h(16kt)
 中心気圧 980hPa
 中心付近の最大風速 25m/s(50kt)
 最大瞬間風速 35m/s(70kt)
 15m/s以上の強風域 全域 370km(200NM)

 台風12号は勢力を保ったまま東北東に進行。
 この時間伊豆諸島が強風域に入っています。
 この台風の変わっているところは今後北上して、
 北海道のはるか東の海上で最発達。
 温帯低気圧になった後に暴風域が発生します。


 <07日18時の実況>

 大きさ -
 強さ -
 存在地域 日本の南
 中心位置 北緯 28度05分/東経 136度20分
  進行方向、速さ 北 15km/h(7kt)
 中心気圧 980hPa
 中心付近の最大風速 25m/s(50kt)
 最大瞬間風速 35m/s(70kt)
 15m/s以上の強風域 北西側 440km/ 南東側 370km

 台風12号は勢力が衰えながら北東に進んでいます。
 強風域が狭まったことで強風域が列島にかかることなく進行。
 ただし明日以後も波の高い状態は続きそうですし、
 小笠原~伊豆諸島では強風域に入る可能性もありますので、
 船舶などの運航に影響が出そうです。


 <06日18時の実況>
 
 大きさ 大型
 強さ -
 存在地域 日本の南
 中心位置 北緯 25度40分/東経 136度05分
  進行方向、速さ 北東 15km/h(7kt)
 中心気圧 980hPa
 中心付近の最大風速 25m/s(50kt)
 最大瞬間風速 35m/s(70kt)
 15m/s以上の強風域
  南東側 850km/北西側 460km

 台風12号は勢力を保ったまま北上。
 今後は暴風域を伴い日本近海に接近しそうです。
 予想進路の最北部に台風が進めば、
 明後日(8日)のお昼頃には東海地方小笠原諸島に接近。
 強風域が広いために進路通りに進んでも明日夜から風が強まる見込み。
 今後、国~関東の太平洋側では突風や高波の怖れがあると感じます。
 台風の進路には、十分にご注意ください。


  <05日18時の実況>

 大きさ 大型
 強さ -
 存在地域 日本の南
 中心位置 北緯 21度55分/東経 134度05分
  進行方向、速さ 北東 30km/h(17kt)
 中心気圧 980hPa
 中心付近の最大風速 25m/s(50kt)
 最大瞬間風速 35m/s(70kt)
 15m/s以上の強風域 全域 650km(350NM)

 大型の台風12号は勢力を強めながら北上。
 現在の予報では列島の南海上を通過する見込みですが、
 強風域が広いために週明けにも列島の広範囲で、
 風の強い状態が予想されます。
 特に太平洋側沿岸では波の高い状態が続きそうです。


 <04日18時の実況>

 大きさ 大型
 強さ -
 存在地域 フィリピンの東
 中心位置 北緯 19度00分/東経 129度50分
  進行方向、速さ 北東 ゆっくり
 中心気圧 990hPa
 最大風速 20m/s(40kt)
 最大瞬間風速 30m/s(60kt)
 15m/s以上の強風域 全域 560km(300NM)

 4日の早朝。
 フィリピンの東の海上で熱帯低気圧から変わった台風12号が発生しました。
 進路予報では日本の南近海を通過する見込みですが、
 収穫時期であるだけに進路には充分な留意が必要です。

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