Stimulus Package

自民党安倍政権が発足し、二期目の安倍首相がいろいろと経済対策を行うようである。英語的にいうと、いわゆるStimulus Packageというものに当たる事業総額20兆円の政策を発表したと聞く。産業化を目指した科学予算にも予算がつくようである。

オバマ政権も数年前に同じようにStimulus Packageを出して、科学分野にも18ヶ月以内に使い切らねばならないようなグラントがでた。雇用を促進するのが大きな狙いだったと記憶する。

こういう短期的な政策を否定するつもりはないが、科学予算に関していえば、やはり長期的な展望に立った投資の重要性も忘れてはならない。科学の進歩はたゆまぬ努力から生まれるからだ。それが引いては次世代の経済の発展につながって行くとも言える。

ともあれ、安倍政権の政策が功を奏し、日本経済が活性化され、この国が明るくなることを心から願ってやまない。