休み明けもやっぱりエルフです…
水曜日までに完成させないといけないので当たり前ですが…
午前中は部品洗浄と組み付け準備などの細々した事を…
で、昼1番にヘッドが戻ってきたので早速組み付けていきます。
思った以上に歪みが出ており、結果…0.1mm修正研磨してもらいました。
本当は0.05mm以内に収まると良かったんですが…
このエルフもヘッドガスケットが3種類あり、現車に合わせて選択するタイプ…
通常は全ピストンの平均吐出量から選定するんですが基本的にはピストンやクランク、コンロッドを交換しなければ吐出量は変化しません…
なので元々付いてたヘッドガスケットの種類で、現在のピストン吐出量はある程度予測は出来ます…
ヘッドガスケットの端にある穴のある無しで種類を判別出来て…穴無し、穴1つ、穴2つ…の3種類。
この4HL1に付いてたヘッドガスケットは穴1つ…
真ん中のサイズです。
因みに厚みは穴無しが1.475mm
穴1つが1.525mm
穴2つが1.575mmの3種類。
ただ、今回はヘッドを研磨した量が0.1mmなので本来なら0.1mm厚いヘッドガスケットを入れたいところですが、残念ながらその厚みは設定無し…
なのでその中でも誤差を最小限にする為に1.575mmを選択して、注文。
部品が来るまでの間に準備しときます…
バルブラッピング。
キレイにしてステムシールやバルブスプリングを取り付けていきます。
他にもカムアイドルギヤを取り付け…
インマニにエキマニも…
ブロック側も軽く磨いておきます…
そうこうしてるうちにガスケットも来たのでヘッドを乗せていきます。
ヘッドボルトの締め付けは塑性域締め付け。
1回目は90Nmで2回目は147Nm…最後は30〜60°の角度締め。
最近のエンジンのヘッドボルト締め付けは塑性域締め付けがほとんどですが…塑性域ゆえにヘッドボルトの伸びなどはキチンと点検した方がいいですね…
再使用も3回位までにしときましょう…
同じエンジンを何回もバラす事は稀でしょうが…笑
更にインジェクターやカムシャフト、ロッカーシャフトも組み付けていきます…
で、先にバルブクリアランスを調整。
IN.EX共に0.4mm…
次にロッカーケースなども取り付け。
インジェクションパイプを取り付けてからインジェクターを規定トルクで本締め…
と、ココまでで本日は終了…
明日には完成出来そうです…
納期にも無事間に合いそうでとりあえずひと安心…
水曜日までに完成させないといけないので当たり前ですが…
午前中は部品洗浄と組み付け準備などの細々した事を…
で、昼1番にヘッドが戻ってきたので早速組み付けていきます。
思った以上に歪みが出ており、結果…0.1mm修正研磨してもらいました。
本当は0.05mm以内に収まると良かったんですが…
このエルフもヘッドガスケットが3種類あり、現車に合わせて選択するタイプ…
通常は全ピストンの平均吐出量から選定するんですが基本的にはピストンやクランク、コンロッドを交換しなければ吐出量は変化しません…
なので元々付いてたヘッドガスケットの種類で、現在のピストン吐出量はある程度予測は出来ます…
ヘッドガスケットの端にある穴のある無しで種類を判別出来て…穴無し、穴1つ、穴2つ…の3種類。
この4HL1に付いてたヘッドガスケットは穴1つ…
真ん中のサイズです。
因みに厚みは穴無しが1.475mm
穴1つが1.525mm
穴2つが1.575mmの3種類。
ただ、今回はヘッドを研磨した量が0.1mmなので本来なら0.1mm厚いヘッドガスケットを入れたいところですが、残念ながらその厚みは設定無し…
なのでその中でも誤差を最小限にする為に1.575mmを選択して、注文。
部品が来るまでの間に準備しときます…
バルブラッピング。
キレイにしてステムシールやバルブスプリングを取り付けていきます。
他にもカムアイドルギヤを取り付け…
インマニにエキマニも…
ブロック側も軽く磨いておきます…
そうこうしてるうちにガスケットも来たのでヘッドを乗せていきます。
ヘッドボルトの締め付けは塑性域締め付け。
1回目は90Nmで2回目は147Nm…最後は30〜60°の角度締め。
最近のエンジンのヘッドボルト締め付けは塑性域締め付けがほとんどですが…塑性域ゆえにヘッドボルトの伸びなどはキチンと点検した方がいいですね…
再使用も3回位までにしときましょう…
同じエンジンを何回もバラす事は稀でしょうが…笑
更にインジェクターやカムシャフト、ロッカーシャフトも組み付けていきます…
で、先にバルブクリアランスを調整。
IN.EX共に0.4mm…
次にロッカーケースなども取り付け。
インジェクションパイプを取り付けてからインジェクターを規定トルクで本締め…
と、ココまでで本日は終了…
明日には完成出来そうです…
納期にも無事間に合いそうでとりあえずひと安心…
細かい作業内容にもよりますがシリンダーヘッドO/Hで4〜6日といったところでしょうか。
オーバーヒートはしていなかったためヘッドの研磨はしておりませんが、紙やすり1000番にてブロック上面は掃除をしました。
この程度ならもともと付いていたヘッドガスケットの厚さでも問題ないですか?
ヘッドガスケットにメタルガスケットを使用しているタイプはブロックとヘッドの面精度が高い必要があります。
その為、基本的には修正研磨は機械加工が必要になりますが、歪みがない事が前提で表面の掃除程度であれば手で行う事もあります…
ただし紙ヤスリはムラが出やすいので使わない方がいいです。
使うなら仕上げ用のオイルストーンがいいでしょう…
因みにヘッドガスケットの厚みを選択するのは圧縮比や排気量を出来る限り諸元通りに維持する事が目的ですが、これには研磨した量を正確に把握する必要があるので手で研磨した場合は精度から見てもどの厚みが最適かの選択は難しいと思います。
もっと言えば手で研磨した場合、厚みを変更する必要が出るほど程研磨するのは難しいと思いますね…(^_^;)
その為ヘッドガスケットの厚みは同じ厚みで問題ないか?との問いに対しては問題無いと思います。
紙やすり400番にオイルをつけて軽く擦り、1000番にて仕上げましたが、返答を見てブロック表面に出来たかもしれないムラが心配になりました。まだ自分のトラックなので良いのですが、今からオイルストーンで表面を整えるのは問題無いのでしょうか?
歪みが無いのであれば問題無いとは思いますが、実際に現物を見た訳では無いので何とも言い難いです…
ただ、そこまで心配であればエンジン加工業者さんに修正研磨をお願いした方が安心出来るとは思いますけどね…