さて、県道20号を再び東進。国道257号線を東に進み、西納庫(にしなぐら)の交差点を左折して、茶臼山高原道路に入ります。この茶臼山高原道路、現在は無料になりましたが、かつては日本一高い道路といわれていました。もちろん標高ではなく、料金なのですが…。
茶臼山高原道路に入ってしばらくすると、後方から元気のいいエンジン音が…。あっという間にR1200GSとドゥカとAくんの10Rの3台が走り去っていきました。
この道は気持ちのいいワィンディングロードが続くのですが、コーナーに突っ込む勇気と腕のない私は、後方の2人に心の中で詫びつつ、マイペースで走りました。
昨年走ったときは路面があれているところが多かったように思いましたが、思いのほか路面状態がよかったです。
茶臼山高原道路の終点で再集合し駐車場に到着。さすがにGWだけあって結構観光客がいます。ここでも缶ジュース類の自動販売機がありません。スキー場の緩斜面の坂を下り観光施設でやっと缶コーヒーをGETしました。
ちょうどいい時間になったので、稲武まで戻り、蓬莱泉 吟醸工房の近くにある和食処「山武喜」でランチをとりました。ちょうど囲炉裏端の席が空いていたので、こちらに席を取り、山菜天ぷら定食を注文しました。
ちょうど混み合い始めた時間だってこともあり時間がかかりましたが、この季節出始めたばかりの山菜は、生命を与えてくれるような感じがします。
ちなみに、アマゴ定食を注文したBくんは、女将さんから「目の前にある好きなアマゴとってくださいね。」という言葉に、感動していたようです。
食事が終わったところで、いったん解散。Bくんは、高速や国道1号線の渋滞を想定して設楽-鳳来経由で浜松まで出るそうです。
国道153号線を南下。少し時間があったので、伊勢神トンネルの手前にある喫茶店「シルクロード」に立ち寄りました。
この喫茶店、たいがいバイクが止まっていて、これまで気になるお店でした。また、ここのマスターもバイク乗りで、バイク乗りが集まるいいお店だよ。ということも聞いていたのでこの機会に…と思ってスピードを緩めたところ、Aくんが駐車場に入ろうとしていたところでした。
Aくんはこの店の常連で、マスターとも親しいとのこと。「今日はお客が少ない…。」とぼやいていたマスターですが、バイクの話になると目を輝かせて、話が尽きません。
R1200GS乗りたいけど足つき悪いからなぁ…。とはなされていたので、私のエフロクに跨いでもらいましたが、両足べったりに驚いていました。
さて美味しいコーヒーをいただいた後は、国道153号線を南下し自宅に向かいます。
この日、善戦を通じて下道は意外ともいえるほどすいていました。
今回も気持ちのいいツーリングができました。この日出会った人たちに感謝です。
P.S.藤枝市まで下道を走ったBくんは、途中交番で道を聞きながら無事たどり着いたそうです…。ただ、本当に交番で道を聞いただけかどうかは…(笑)