自然と風を感じて…

BMW F650GS&R1200RTでのツーリングや季節の移り変わりなどを話題に、愛知・三河地方周辺を紹介しています。

八丁味噌蔵

2009-02-08 04:36:48 | 地域情報

 昨日(2月7日)は、岡崎市でに西三河自然観察会の総会があったので、そのついでといっては何ですが、「八丁味噌の郷」の工場見学に行ってきました。

 

 八丁味噌とは、徳川家康が生まれた岡崎城から西に8丁(1丁は109m強、約900m)のところにあった「八丁村」で造られた味噌ということでつけられた名前とのことです。

 ここで作られている「八丁味噌」は、大豆に種麹を直接植え付け熟成させた、豆のみを使った赤味噌です。
 私の住む三河地方では、この赤味噌が主流で、小学校の修学旅行で京都・奈良に行くまで赤味噌以外の味噌は知りませんでした。
 まただし、ここの八丁味噌は高級品で、私の口にはいることは、まずありませんでしたけれど…。

 

 さて、資料館では、昔の味噌の作り方を再現しています。

 

 次に案内されたのが、味噌蔵です。
 味噌の製造工程のかぐわしい薫りが、とても懐かしさを感じさせてくれます。 

 

 3年前、NHKで放送された朝の連続テレビ小説「純情きらり」の舞台になった岡崎の八丁地区。この工場もロケ地にもなったそうです。確かに工場内の風景は、あのときの映像と重なる部分を感じました。
 

 食というのは、ほとんどすべてが、「自然からの贈り物」です。
 味噌蔵の中は先日紹介した「もやしもん」の世界そのものです。
 ふだんあたり前に口にしている味噌などの発酵食品は、先人たちの知恵によって創り出された、芸術品といっていいのかもしれません。

 今、おいしいものを食べられることに、ひたすら「感謝!」です。


 日本ブログ村 アウトドアブログ 自然観察に参加しています。

↑よろしければクリックを。ランキングの1票になりますので、ご支援お願いします。↑