この日は、気温が上がる予報だったのと、昨年同日に“ヒメギフチョウ”を撮影していたので、ダメ元で北上してみました。
早朝出発して、まずは福島県北部の“花見山公園”に立ち寄ってみた。
カラフルな花たちが咲き揃うのは、まだ先だとは思ったが、ここまで開花が遅いとは...ちょっとビックリ!!
【撮影:EOS7D MK2 + SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM】
まだ、白梅が中心。菜の花は咲き始め、って感じ!!
菜の花も凍る強い冷え込みだった。
残雪の中の梅林。
来週後半には、一気に気温が上がりそうな予報なので、レンギョウ・ボケ・トウカイザクラなどが咲き揃い、艶やかな花見山シーズンの幕開けとなるでしょう。
...これからが、また楽しみだ(*^_^*)!!
7時前には、ここを後にして、更に北上した。
8時半過ぎには、宮城県の目的地に到着。
晴れ予報だったが、薄雲がかかっていて、日差しが弱く、寒い。
加えて、風が冷たく、蝶が舞う気候ではない。気温は、間違いなく10℃以下!!
しかし、この日の前日が、“ヒメギフチョウ”の初見日だったようなので、カタクリの花が咲き始めているこのポイントで
じっくり待ってみることにした。
...本命は、待つこと2時間あまり。
一時は諦めて移動しようと思ったが...待っていて良かった。ほんと良かった(*^_^*)!!
早春の茶色い世界に舞い降りたが、今年の初撮り蝶なので、夢中でシャッターを切った。
【撮影:EOS7D MK2 + EF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USM】
“ヒメギフチョウ”。
小飛びしては止まり、を繰り返した。
思わず、“ウットリ!”、してしまった(*^_^*)!!
正面から。
早朝には霜が降りるほど冷え込むこの時期...防寒対策はシッカリしているようだ!?
さすが、寒冷地の蝶。。。
カタクリの花での吸蜜シーンも楽しませてくれた。
数日前、地元では季節外れの大雪。
昨年3月末に撮影できた“コツバメ”ポイントのアセビの花は、まだ生育途中。
まさか、今シーズン初撮りの蝶が、“ヒメギフチョウ”になるとは...今後の季節の流れはどうなることか??
こちらのヒメギフチョウ(幼虫)の食草である“トウゴクサイシン”。
母蝶が、産卵のために若芽を探し当てられるかな...心配(^_^;)!!
昨年同日に、まさか“ヒメギフチョウ”を撮影できるとは...しかし、虎の子の一頭だったので、今後の発生に期待です(*^_^*)。
当日ご一緒させて頂いた皆様、とても楽しい一日になりました。
ありがとうございます。