“春先にだけ出現するはかない命”という意味で、
３月末から４月上旬（約２週間）だけ姿を見せる
“ギフチョウ”は、スプリング・エフェメラル（春の妖精）
と言われている。よく植物に例えられるが、春先に
現れる、“ウスバシロチョウ”も、こう呼ばれている。
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
“ギフチョウ♂”。 静かに日光浴．．．
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
神奈川県では、この石砂山にしかいない希少種
だが、手厚く保護されているため、時期が来ると
出会えることができる。
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
花がないので、落ち着かない．．．
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
森の中の笹に止まってくれた。
至福のひと時．．．
日本には、美蝶は数多くいるが、このギフチョウから
蝶の魅力にはまってしまう人は数知れない．．．
今日は、気温が２０℃を超えるということで、“ギフチョウ”
を求めて、再び石砂山へ．．一人旅．．．
．．．AM7:30駐車場へ到着。
山を目指して歩き始めたが、いかんせん寒い。
ダウンジャケットを持ってくればよかった．．．
この寒さでは厳しすぎる。よって麓を散策。
小鳥の声に耳を傾ける。“ミソサザイ”が超美声で
さえずっていた。恋の季節か．．．
AM9:00近くになり、気温も上昇。
カメラを持った蝶撮りさん発見！
いっしょに、語らいながら頂上目指す。
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
県道脇の小さな川には、まだ雪が．．．！
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
“ギフチョウ”は神奈川県指定の天然記念物。
絶滅危惧種である。
よって、採取はもとより、食草を取るなどの成長の
妨げになることは一切できない。
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
登山道脇には、“ギフチョウ”の幼虫の食草で
ある“カントウカンアオイ”が．．．
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
頂上で待つこと（６人で）１時間．．．
．．．来た～！．．．枝被りだが、無理やり
撮影。羽化したての新鮮個体。
（ギフチョウ♂ 初見・初撮り）
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
花が全くないので地面に舞いおりる。
かわいそうだ。
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
“ギフチョウ♂”の裏翅。
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
“ギフチョウ♂” 開翅。
地元のギフチョウ保護団体（？）の方の話
によると、本日【3/20（土）】が今年の初見
のようです。
出会えて幸せです。
これから２週間は通ってしまいそう．．．
ＩＺ山に出向いた次の日は、横浜 新治市民の森に
行ってきました。３月生まれの春蝶を求めて．．．
前日より、気温が５℃くらい下がったので、蝶の
活動は今一だったようです。
それでも、何種類か見ることができました。
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
“アカタテハ”。越冬個体のわりには、結構きれい
だった。
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
“テングチョウ”。
やはり、どことなく“アカタテハ”に似ていませんか？
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
“ルリタテハ”。
蝶のOn Seasonには、ほとんどレンズを向けること
がないが、シーズン初めなので、被写体に．．．！
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
かわいいミニスイセンのような花発見！？
名前がわかりませんが、かわいかったので１枚．．．
どなたかご存じですか？
そろそろ、スプリング・エフェメラル（春の妖精）たちが
現れる時期．．．待ち遠しいなあ～！！
★ミニ情報
◇ちょっと驚き⇒“ベニマシコ”が２頭で鳴きあっていました。
懐かしい美声に感激・感動。（樹上）
◇春蝶情報⇒かなり歩き回ったが、コツバメ・ミヤマセセリ
は確認できず。今後に期待。
越冬個体の蝶を求めて飛び回りました．．．
3/13（土）は、Ｈ林道 ⇒ Ｉ 林道 ⇒ ＩＺ山へ
（ごまさん・Akakokkoさんとの３人旅．．．
．．．お疲れ様でした．．．！）
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
“キタテハ”。飛ばないと確認しづらい保護色。
（Ｉ 林道にて）
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
“テングチョウ”。一見ミニアカタテハって感じ．．
（Ｉ 林道にて）
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
“ヒオドシチョウ”。（初見・初撮り）
こちらも、裏翅は保護色。（ＩＺ山にて）
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
“ヒオドシチョウ”。（全開翅）
ちょっと痛々しいが、よくがんばって年越し
してきたと思う。褒めてあげたい．．．
後翅のふちに沿ってブルーのラインが
ある美蝶である。（ＩＺ山にて）
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
何枚撮ったことだろう．．．魅力的な蝶！！
（ＩＺ山にて）
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
“アカタテハ”。（ＩＺ山にて）
ヒオドシチョウとバトルっていた。
どちらも縄張りをもっているようである。
そろそろ、３月生まれる新鮮個体に
出会える時期が近づいてきた。
コツバメ・ミヤマセセリ．．．そして何より
春の女神“ギフチョウ”の季節。
楽しみだ．．．
偶然見つけちゃいました．．．
．．．でも、ちょっと遠い！！
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
自然の“ミソサザイ”。（伊勢沢林道にて）
これから恋の季節。約10cmの体長とは思えない
大きな美声で相手を呼び合います。
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
中々近くに寄ってくれなかったが、ちょこちょこ動き
回るかわいい姿を確認。（伊勢沢林道にて）
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
餌さがしの“シメ”君。【3/14（日）ＧＧ山にて】
冬鳥は、ほとんどいなくなってしまったようだ。
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
１年中水浴びに来る“メジロ“君。（ＧＧ山にて）
冬鳥は去り、とうとう美蝶の季節．．．
．．．これから、また忙しくなります(*^_^*)！！
