水面に映る光景

日常感じたことなど。

来年に向けて

2007-08-19 17:57:21 | Weblog
 来年の試験の日程が発表された。気を引き締めて明日からまたこつこつ重ねていかなければと思う。

 今日で夏休みはおしまい。膨らんだ体も上手くしぼんでくれたし、弟とも気持ちよく話せたし、ブログも毎日書いたし、結構いい休みだった。
 勉強の方は思ったより進まず、ちょっと夏ばて気味だが、すぐに涼しくなるのでどうにかなると思う。

 明日からまた、国立印刷所の食堂での朝3時間のパートも始まる。
 来年一歩でも前に進むために頑張ろう。
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沖縄密約

2007-08-17 23:55:05 | Weblog
 沖縄密約(西山太吉著、岩波新書):正直言って読みづらい。
 新聞報道のくり返しの感がしないでもない。

 この本の書評を3つ読んだ。その書評の一つに当事者の肉声や新事実を期待するが、期待はやや肩すかしに終わる(07・7・8日経)とあった(読んでみるとその通りである)。本の内容がわかるような気がして、最初手に取る気は起きなかった。

 読む気になったのは朝日新聞の逆風満帆(07・7・14)で一方当事者である吉野文六氏の記事を読んだ時だ。「嘘」を重ねた35年前というフレーズに引っ張られた。

 この本がもっと柔らかく書かれていれば読者が広がり、沖縄のことに興味が湧く人が増えるのではないかと思ったりした。

 私的にこの問題に興味を持つのは、沖縄で同時代を生きてきたことも大きいが、今挑戦しているテストにおける重要判例だからだ。この問題は判例集では”外務省機密漏洩事件”である。国家の秘密と国民の知る権利が衝突した時、どちらが優先されるべきかという場面の事件である。当事者やアプローチの違いがこの事件の捉え方を180度違えるのがおもしろい。
 
 この事件では政治上のことや司法上のこと以外に興味深いことが多い。

 嘘をつけずに”情を通じ”を簡単に認めた人と、国会でも法廷でも嘘をつき続けた人の心の在り様に興味を持つ。

 ”情を通じ”いう情報源はすぐに認めたのに、横路議員への仲介役は表に出てこない。この違いにも興味が湧く。

 横路議員が弁護士だから情報の扱いは注意深いだろうと思い込んだ心と、あそこまで(逮捕)やってくるとは想像していなかったという議員の心(05・5・15朝日)の隙にも興味が湧く。

 更にはもし密約の存在が明るみにでていれば沖縄の返還はどうなっていたのだろうか。今の基地機能は変わっていたのか等興味が湧く。


追:炎上(沖縄コザ事件、伊佐千尋著 文春文庫)沖縄密約が問題になっていた時期の沖縄で起きた事件のノンフィクション。
 沖縄密約の頃の沖縄の様子がわかって興味深かった。
 この本を読んだのは偶然だったが、沖縄密約と一緒に読むと面白いと思う。


 
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メロン酢

2007-08-16 12:13:37 | Weblog
 今年の夏はちょっと奮発してメロン酢を作ってみた。もちろん夕張メロンではなく関東で取れるたかみメロンを使って(たかみメロンは生食でも甘くて美味しい)。メロン酢には匂いや味にバナナ酢には無い品格(?)がある。

 三杯酢にしても美味しい。
 
 青首大根の甘い青首のところを“おろし金”でスリスリとおろし、酢につけたメロンの千切りとレーズンを加えて三杯酢をかける。どんぶり1杯食べてしまった。
 
 レットオニオン(今年は安くて甘い)のスライスにきゅうり、茹でた小松菜、シメジ、酢につけたメロンの千切りとレーズンを加えて三杯酢をかける。冷やして食べると元気になった気になる(レーズンは食感が野菜よりツナに近く食感の違いを楽しめる)。


 去年お世話になったバナナ酢には申し分けないが、爽やかさに格段の違いがあるので、もうバナナ酢は作らないと思う。酢につけた果物もメロンの方が使いいい。
 メロンもデザートとして“ひととき”を味わってもらうことと同じように、丁寧に時間をかけて食べてもらうと嬉しいかもと、思ったりして。
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2007-08-15 09:46:23 | ふるさとのこと
 島に住む弟が息子を連れて野球見学に来た。東京ドームでの巨人ヤクルト3連戦を見学するのが主な目的と言う。東京の人口密度が下がるこの時期の東京は直前になってもホテルや切符の手配等容易に出来たと言う。

 羽田空港に迎えに行くと、私の住むところが見たいというので住まいに連れて行く。子供達以外の最初のお客さまだ。

 弟が昔一緒に住んでいたオバー(父の母)の事覚えているかと聞いてきた。弟が遊びから帰ってくるといつもお菓子を出し「はい」言って手渡してくれたという。初めて聞く思い出だ。
 私が祖母のことで記憶しているのは、娘を無くした祖母が壁に向かって泣いていたことだと話すと、弟は珍しそうに聞いていた。

 それから、幼い頃台風で小学校に避難したことを覚えているかと問われ、約半世紀前の記憶が共通の記憶として鮮やかに言葉となって浮かび上がってきた。


 弟と緊張せずに向き合ったのは何年ぶりだろうか。一昔前と同じような気遣いを見せてくれた弟を嬉しく思う。甥っ子が穏やかに私たちの話しを聞いているのも平和だった。

 弟と祖母のことを話し合ったことで今年は今月25日から始まる旧盆を待たずに先祖の供養が出来たような気になった。

 東京と島で半々に暮らすという選択肢も増えたようだ。
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図書館考

2007-08-14 07:16:03 | Weblog
 沖縄の県立中央図書館は筆記用具以外持ち込めなかった。ローカーが準備されていて持ち物を入れてから入る。そのこと自体に違和感があった。
 
 東京北区立の複数の図書館を使うようになって驚いた。持ち込み自由。出る時の点検無し。沖縄と比べてあまりのおおらかさにこれまた違和感があった(日比谷公園内の図書館も同じ、もしかして東京の図書館は出入り自由かも)。
 沖縄の図書館が心配する本の紛失はないのだろうか。不思議だった。実際は黙って持ち去る人を目にした。それらの行為はある程度折込済みなのではないか。その防止ために図書館を利用しにくくするよりも、気軽に利用することの出来る図書館を目指しているのではないかとかってに想像している。受付の方に本の紛失を聞いてみたが、笑ってごまかしていた。

 琉球新報(07・7・3)は、図書の569冊の紛失と未返還を取り上げているが、あまり多いと思わない。
 もちろん、そんなことはないにこしたことはないが、それを無くすために図書館利用が減少することは本末転倒のような気がする。

 東京北区の図書館は使いやすい。沖縄の図書館は使いにくかった。沖縄県民のモラルの向上とともに知識の向上も考えて気軽に使える図書館にして欲しいなどと思う。

 利用してもらってナンボが図書館の価値だと思う。


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サバ読み

2007-08-13 09:02:17 | Weblog
 07・8・8の天声人語も興味深い。

 年齢のサバ読みは普通に行なわれている(違うか)。

 最近では私立高校の大学合格者数のサバ読みが問題になっている。

 ここでは学歴のサバ読み(学歴詐称、大学卒が高校卒として就職)が取り上げられている。学歴を詐称した人数も半端じゃないが、その人たちの多くがロストジェネレーションといわれる世代に属しているということが興味を引く。その時代の若者はバブル崩壊後で仕事になかなか就けなかったという時代背景があるにしても、学んだ大学を公に出来ない心情はその人の精神性に影響しないのだろうか。

 一方でアラサ-世代(Around thirty の略だそうです)という言葉をファッションの世界で聞いた。多分オンワード樫山だったと思うが、これからのターゲットだという。就職して10年近くなり、子どもがいなくて(結婚しているかは問題でない)経済力、購買力があることが理由らしい。30歳前後ということでは ロストジェネレーションといわれる世代と重なる。あの就職氷河期時代をどう乗り切ったかで格差が拡がったのかと思わせる言葉だ。


 ちなみに我が家にも二人の同世代人がいるが、世間の風はどこ吹く風(マイペース型)で、どちらのことも世間事、社会事象に感じる私です。
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暑き日々(拙歌)

2007-08-12 08:31:01 | Miso一文字
 暑き日々8月六日九日と また廻り来て重く過ぎ行く

 6月の23日は静まれり 灼熱のごと日常ありて

 蝉時雨浴びつつ登る飛鳥山 夏風触れて至福感じる
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肥満は伝染する

2007-08-11 12:07:37 | Weblog
天声人語(07・8・6)はいろいろな意味で興味深かった。

 まず、言葉が楽しい。「友人の膨らみに接しているうちに肥満の許容度が緩み節制する気がなくなる。米国人はこちらが肥満見習に見える肥えようだ。バーガー屋のポテトは思わずしかし迷わず「大」にした。米国では、甘い基準(170センチ/85キロは肥満としない)でも3割が肥満で3人の仲間では一人は肥満という勘定。交わるたび、戯れるほど許容範囲が緩まり、津々浦々、皆がぷよぷよになる」だって。

 次に、肥満の許容範囲の広がりを身近に感じる。娘がアメリカに住んでいる。滞在期間が長くなるにつれ娘の膨らみが増すような気がする。先日、馬に乗った写真を送ってきたが、馬がかわいそうとコメントしておいた。アメリカでは痩せている方だという彼女のことばが気になる。(東京では大学在学中にモデルにスカウトされたというが‥‥‥。まーちゃんごめんね。書いちゃった。)

 そして、友人間の「感染力」は兄弟姉妹より強い(米ハーバード大の研究チーム「肥満は伝染する」)ではふるさと沖縄の現状を心配する。我が故郷では「メタボ対策室」を県内初設置した、石垣市では4人に一人がメタボだという(5/29日夕刊沖縄タイムスタイムス、5/30日琉球新報)。もうすぐアメリカに追いつきそうだ。
 他に沖縄県警ダイエット作戦(7/24沖縄タイム)、メタボで心臓病2.5倍(琉大臨床研究)(6/30沖縄タイムス)等々記事を読むと、感染力が強い肥満は一人では治せないみんな一緒にダイエットだ、と思う。

 最後に私のこと。息子に太って合格するのと、痩せて落ちるのとどっちがいいと、言われたのを思い出し、テスト前一回り膨らんでしまった。その上不合格で目も当てられない現状。このお盆休み(1週間)ダイエット道場に入門する(道場主は私)。結果が楽しみだ(まーちゃん、突っ込まないでね)。
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まーくん

2007-08-04 21:55:22 | Weblog
 まーくんに会いに行きました。
 1歳になったまーくんは赤ちゃん臭さが抜け、たくましく成長していました。子どもの成長は早いものですね。
 実はまーくん、心臓の手術を受けていたのでちょっと気にしていたのですが、とてもとても元気で安心しました。大きな瞳で迎えてくれました。(朝日新聞日曜日掲載の安野モヨコの漫画、おちびさんがまーくんのイメージにぴったりです)まーくんとの楽しい時間を短歌にしてみました。


 まーくんの 小さき胸に残る傷 命ここよと我に伝える
 まーくんが 珍しがりてキョロキョロと シナプス伸ばし自我創る午後
 まーくんの 無邪気な笑顔唸る声 幸せな日の確かなる時


 まーくんのお母さんは新聞記者です。時々交すメールにそれを感じます。10月には二人目のお子さんが生まれる予定だと話していました。
 大変な事も多くあると思いますが、きっとこの経験は仕事に復帰した時に良い記事を書く糧になるでしょう。体調に気をつけて夏を乗り切ってくださいね。


 追:まーくんの成長を体で実感したのはまーくんに会った翌日でした。10キロ以上に成長したまーくんを抱っこして両腕が筋肉痛になっていました。鍛えているつもりがこんな柔な自分にガッカリです。
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