水面に映る光景

日常感じたことなど。

集中力の訓練?

2011-01-02 23:28:58 | Weblog
ウォーキング池袋コースのもう一つの楽しみ方は集中力の訓練と称してマックでコーヒーのみながら本を読むことです。何しろヒューマンウォッチャ-を自認していますから人のいる所ではなかなか本が読めないのです。訓練ですから隣の人の話しを聞いてはいけないのですが、つい聞いてしまいました。憲法とはなにか(長谷部恭男)を読んでいました。
女子高校生二人組みが隣に座りました。その話が面白くてなかなか本が読めません。芸能コースのある高校に通っているようです。話題の一つが家庭科の授業の内容でした。相続の授業は変だよね。愛人がいる話、あれいやだった。夫が死んだ時の相続は、と言われてもね。夫が死んだ時そんなこと言い出す人いないよね。もう一人の子がじゃあおばあちゃんが死んだ例の方が良いわけと言うと、それも否だなー。あの授業は人間の腹黒さを凄く教えている。一人っ子でよかったと心から本当に思った。で締めくくっていた。一応家庭科の授業をしていた私としてはちょっと興味惹かれる話題で、教材選びとそれをどう教えるかはもっと深く考える必要があったのかなと反省したりしました。いろいろ勉強させてもらいました。気づかれないように、本のメモをとっている振りして話のメモとっていました。ばれていたかしら。
彼女達の後に入ってきたのが同世代の女性3人組。話題は病気のこと、家族や自分の。その話題の面白くないこと。意気消沈して帰路につきました。

違う日、隣に男子大学生二人組が座りました。ちらっと聞こえてくる話に興味はなく本を読んでいました。しばらくすると、隣が俄然うるさくなったので耳を傾けてみると、携帯電話に就職の面接の予定が入ったようです。23区の内の一つの区役所からのようです。その、あたふたぶりにビックリすると同時にホッとしたりもしました。若い人も同じだ。内定1歩手前の面接予約を受ける現場に立会い貴重な経験をさせて貰いました。他の市役所にも内定しているようなので内定取れる人は取れるのだと、最近の就職事情の一端を感じました。ちなみにもう一人の方も私の住む隣の区の区役所に内定しているようでした。
あたふたぶりの一つの症状は同じことを何度も言うことでした。若い人の頭が働きすぎても、老人の頭が働かなくても同じ症状が起きるのでしょうか。興味深い症状です。同じことを繰り返し言うことは。

人って面白いね。でも一番面白いのは私だったりして。私も最近自分が不思議なんです。人並みの暮らしをしていないのにどうして寂しさを感じないのか、こんなに変人だったのかと、思ったりしています。

集中力の訓練失敗続きです
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話題の本3冊

2011-01-02 23:23:56 | Books等
ウォーキング池袋コースの楽しみは本屋で座って本が読めることです。
読んでしまいました。新刊本3冊。

KAGEROU、話題先行の本。買う気はないが読んでみたいと思いました。2刷目出版の日、偶然でしたが本が山積みで何の本かと手に取ると話題の本でした。高校生二人が1刷目の誤植のことを話していました。訂正のために上に貼った紙を透かしてみると下の字が読めたということです。私もその誤植のことを新聞で読んでいましたのでつい横でうなずいてしまいました。
読みました。なんかどこかで読んだことあるような気がする個所がありました。臓器移植のところでは瀬名秀明のBrain valley(多分)が頭に浮かびちょっとスケールが小さい感じがしました。最後の落ちは読まずにわかってしまいました。?な本でした。


孤舟(渡辺淳一) ゴメン(誰に謝ってるんだろうか)。つまらなかった。20代~30代にかけて渡辺作品をかなり読みました。そして、小説から医学的な知識をかなり得ました。その経験があるので新しい発見のない渡辺作品はちょっとつまらなかったです。あまりにも平凡すぎて深みが感じられませんでした。


流跡(朝吹真理子)ドゥマゴ文学賞受賞作。2つほど高く評価する書評を新聞で読んでいましたのでかなり期待して読んだのですが、久しぶりでしかも本屋で居眠りしてしまいました。ストーリはないが読み終えると言葉の不思議さに感動するということでした。Give upです。感動を味わうことはできませんでした。

話題の本に追いついていけない自分を発見しました。これって年取った証拠でしょうか

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ウォーキング2(池袋まで)

2011-01-02 23:18:06 | ウォーキング
最近、はまっているウォーキングコースがあります。池袋までてくてく歩くのです。

自宅を出て飛鳥山を横切り明治通りを一路南下すると一時間弱で池袋東口に行き着くことがわかりました。なんだ、こんなに近かったのかとビックリです。神石井川沿いのコースより好きです。自然より人が好きのようです。
人ごみの中に一人でいると寂しくなるという人がいますがそんなことは全くありません。誰も知らないから格好を気にせずウォーキングシューズてくてく歩いています。人を感じながら自分の思いのままに動くことはとても自由を感じます。マックや本屋で休憩をしてから帰ったりします。2時間から3時間のウォーキングです。

そのおかげで元旦には巣鴨の地蔵通りまで歩いていきました。往復2時間の道のりが短く感じられました。あー、お参りするの忘れちゃった。おせんべいやお団子に気を取られちゃった。

今日(1月2日)は久しぶりに飛鳥山でジョグしました。初ジョグです。自分で設定した700メートルのコースを10周しました。暖かな陽射しの中を汗をかいて走る自分は1年前には考えられなかったことです。多くの家族がその暖かな陽射しの中で遊んでいる横をゆっくり走ると、とても幸せな気持ちになりました。

久しぶりに浮かびました。

東京でジョグする不思議新春にジョグする不思議我は誰なり 

新春の陽射しの中の賑わいは 影伸びゆきて四方に散れり
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2011年

2011-01-02 23:03:57 | Weblog
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。最近あまりブログ書いていませんがのぞいてくださる方には感謝しています。月並みですが少しでもいい年にしたいですね。

明るい話題の少ない、いやな政治の流れの中での新年ですが、私個人としては小さなことに喜びを見つけ、明るく暮らそうと思っています。アメリカムークのあけましておめでとうございますという日本語での新年の挨拶の明るさと、その後から聞こえる明るい娘の笑い声が今年1年の始まりでした。

私にとって今年はどんな年になるのか私自身予測不能です。こんな人生もあったのかです。
確かなことは孫(男の子)が生まれることです。それはとても楽しみなことで、4、5、6月はそのためにアメリカで暮らす予定です。それから先はあいも変わらず勉強する予定です。

知人に、もう勉強は止めて小説でも書いたら、と言われその気になって小説の構想を練ってみましたが才能がないことがわかりました。そんな才能があれば当の昔にそうしていたのでは、と思います。気が付いてみると、また法律の本を読んでいました。まだ、まだ興味が尽きませんし、頑張れそうです。

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