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バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

甘い劣等感

2010年03月26日 | ALL ABOUT JAPAN
3月11日(木)


この日はハニバニとは別行動であった。

彼は昔の友人に会いに出かけ、私はずっと母と妹、それからほのちゃんと過ごす予定だった。

ハニバニと一緒に帰国するのは楽しいが、
その反面、私は家族と一緒に過ごす時間がどうしても犠牲になる。

たとえば前回の帰国のときは私一人だったので、
朝起きてから寝るまで、ずっと家族と一緒に行動することができた。

これという予定などなく、
朝起きて、「さあ、今日は何食べようかね」という具合に
気ままに生活をする。

ごく普通の生活を一緒にするのだ。

ハニバニが一緒だとこうはいかない。

いくら慣れ親しいといえど、私の家族は彼にとって所詮他人なのだ。
朝から晩まで、ツレヅレナルママニヒグラシ...というわけにはいかない。

だからその日は私はけっこうわくわくしていた。

10時ぐらいに実家へ行き、昼食までほのちゃんとトランプをした。





あの小さな手で、何枚ものカードをしっかり握るのを見て
とても可愛いと思った。

猫以外のものにふいに癒されて、なんだか調子狂うなと思ったが
とても幸せな気分になる。

彼女と2人、のんびりした幸せな時間を過ごしていると
他の女子2人は台所で昼食の準備に忙しくしていた。

手伝いたいが、なんといっても大の大人が3人そこにいると
とても暑苦しい。

しかも彼女らは私にとっては料理のプロなので
いまさら私が腕まくりして「さあ、手伝いますよ!」としゃしゃり出たところで
「お姉ちゃんは座っといてね。」と、やんわりと断られるだけなのだ。

私だって少しは料理はできるのに。

彼女らを前にすると、「少しだけ料理人」が「全くできない人」へと下落する。

ここはプロに任せておこう。

その日のランチは私のリクエストで焼きそば。



(私の悪い癖でいつも肝心な食事の写真を撮り忘れてしまうので
妹に忘れる前に写真を撮っておくように言うと、携帯で撮っておいてくれた。
写メで送ってくれたこの写真、ブログ用にアップすると巨大写真になってしまうので
サンプル画のこんな小さいやつになってしまった)

横のスープは妹がいとも簡単に作ってくれた中華風コーンスープ(タマゴ入り)。

うぅ。

彼女らにはかなわない。

食事を終えて、女4人はそごうへと出かけ、
おもちゃコーナーに行ったり、婦人服売り場に行ったり、お茶したり
デパ地下グルメを散策したりして、午後を過ごした。

このなんでもないひと時が大好きなんだな。

夕方になって父が仕事から帰り、ハニバニも参加して
みんなで家で食事した。

ここでも私の悪い癖で、写真を撮るのも忘れて食事を楽しんだ。

よく考えたら実家で食べた食事の写真は、後にも先にもこの焼きそばの写真しかない。

母と妹が作った美味しい食事と、みんなの笑い声

それしか、私の頭の中にはなかった。



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ちゃんとした焼きそばはやっぱり美味しいです。
私が作る怪しい焼きそばとは違うね。



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