バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

対岸の火事

2008年08月25日 | 猫の話
「対岸の火事」という言葉の意味をご存知だろうか。

向こう岸の火事はこちらに飛び火する心配がないところから、
自分には関係なく少しも痛痒を感じない物事、という意味だ。

私がこの言葉を初めて知ったのは、今から18年前。

湾岸戦争が勃発してから、日本のニュースで、「結局日本にとっては
対岸の火事みたいなところがあって云々」とやっていたときだ。
もちろん「対岸の火事」の意味など知る由も無く、興味本位で意味を調べて、
なるほど、面白い言葉があるもんだと思っていたぐらいだった。

なんと18年ぶりに、その言葉がふと脳裏に蘇った。

金曜日にやっとミディの投薬が終わったことがきっかけ。

投薬は彼女にもそうだが、私にとってもかなりストレスな出来事で
その苦難からやっと開放されたのだ。

最後に投薬をするときは、もちろんミディにとってはそれが
とりあえず最後の投薬になるとは思ってもないだろうから
彼女は抵抗したが、
私にとっては気分的に楽であった。

いつものように彼女を拉致する。

と、そこで今更ながら、気がついたことがある。

私がミディを拉致して薬を投与するときに、
事の一部始終をじっと見ていた奴がいた。

奴、とはもちろんこの方。
     ↓



そうだよ、フリスキー。あんたのことだよ

どこからともなくダダダッと駆け寄ってきて、
ミディを心配する様子というよりも、

「ねえ、何やってるん?ねえ、ミディ何か食べよるん?
ねえねえ、何やってるん?」

と言う感じで場を離れないのだ。
ほとんど好奇心炸裂。

もちろん私にはそれを見て笑うなど余裕なんて無いわけだから
ひたすら無視状態だったわけだが、ハニバニ(夫)いわく

「あれは最高に面白かった」

ところが金曜日あたりで、
彼女は自分なりに「あれは自分には関係のないことだ」と
悟ったのだろうか、拉致されたミディの周りにはいなかった。

ではどこにいたかというと、













                ZZZ...

寝よった。

やっぱり彼女にとっては「対岸の火事」だったか。

でもね、フリスキー。
対岸の火事も、いつか飛び火するよ(ぶっ)


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先日の宝くじの件。
当たりませんでしたので、明日も仕事に出かけます(爆)



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