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どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

老人の日

2018年09月15日 | 日記
あさっては敬老の日ということで連休になる

もうずっと連休のままの私にはもはや無関係なのに 小さくほっとする自分がいるのは習性が抜けないからか

敬老の日が15日のままであれば今年は土曜日だから 損をしたと思ったことだろうなあ


ところで敬老の日を前にしているからだろうか 何歳から老人だと思うか(高齢者かだったか お年寄りかだったか 正確なことは忘れた)というアンケートの結果を ラジオの複数の番組内で話題にしていた

確か一番多かったのが68歳くらいだったと思う

そういえば60歳を少し超えたくらいの人が電車で席を譲られ とっさにその若い女性に「私はそんな年ではない」と言ってその場を去ってしまったが そのことをとても後悔している というメールもあった

私の両親も 初めて席を譲られた時の話を幾分ショックだった気持ちを込めて家族に話していたから 誰でもいつかは経験することなのか 

まあ それは良い社会であることには違いないけれど

大人が何歳からか(法的なことではなく)というのと同じように 何歳から老人かというのも一概には決められない

ほとんどの施設でシニア料金になるのは65歳以上だから 私はとりあえずまだ老人ではないことになるけれど

もっとも料金は少しも安くならないのに老人だと言われては 踏んだり蹴ったりだし(若干 無茶苦茶言ってるけど)

長寿社会となった今 健康であるならば労働力となれだの 定年も年金受給開始もゆくゆくは70歳などと言われ シニアがどんどん遠のいていく気配の中 果たして私は無事にシニアになれるのだろうか

そのうち日本から高齢者という言葉が消えたりしてね 

息子は女性と結婚・・・

2018年09月14日 | 日記
アメリカの探偵小説の翻訳本を読んでいたら ある家族の二人の息子について「一人は女性と結婚して子供が二人。」と書いてあった

ん?と思い 思わずその文章を読み返す

何これ おかしな訳だなあ

何故にわざわざ息子が「女性と結婚して」いることを説明するのかと思いながら 次の文章を読んでみて ああ そういうことねと納得した

「もう一人は男性と結婚して子供なし。」

結婚と書けばそんな言葉を加えずとも相手が異性だと決まっていたのは もう昔のこと

この男性と結婚した息子に子供はいない設定だが 仮にいたとしてもなんら不思議はない

核家族という言葉は戦後に新しく生まれた概念だったが 今の家族をそれで分析することはできなくなった

そのうち 夫や妻という言葉も消えるのかもしれない

言葉は世につれ 世は言葉につれ ってか? 

綺麗な円が描けない

2018年09月13日 | 日記
一度見たものをすぐに記憶し いつでも再現できる能力を持った人がいるらしいのだが 私はほぼ毎日といってよいくらいに見ているはずの物の多くを正確に描くことができない

そこで今日は 絵日記(というかほとんど絵の練習と化しているが)に自転車を描いてみた

フレームとハンドル サドルやペダル チェーンなどがどうつながっているか

あのスポークでさえややこしい組み方になっているが(しかもそれも種類が色々あることも知った) 一度描いてみるとそうかそうかとわかってくる

それにしても手描きで車輪の円を綺麗に描くのが とても難しい(綺麗な直線でさえ けっこう難しいのだが)

昔 スペインに絵を学びに行った子の親(芸能人)がテレビで語っていたのを聞いたことがある

一番最初に学ぶことは 線や円などをとにかく描き続けることだったと

建物の直線がガタガタだったら 見るに堪えない代物になっちゃうもんね

ピアノで バイエルやツェルニーといった練習曲で指の訓練をするのと同じことだと思う

ゴールが倍速で遠くなっていくけれど 気長にやるしかないなあ


季節のグラデーションは何処に

2018年09月12日 | 日記
昨年もそう感じたが 季節の色のグラデーションが無くなってきているような気がする

梅雨らしい梅雨も無く 夏となると連日の猛暑で しかも朝も夜も暑いときている

台風一過やっと涼しくなってきたと思ったら 夏色を残すこともなくあっという間に秋色が染み込んでくる

彼岸までの残暑や夏の名残を楽しむこともなく 気がつけば暖かい日本茶やコーヒーを飲み始めていて 計算しつつ買った麦茶を作るのもためらいがちになる


昼寝もしていないし格別早く寝たわけでもないのに 今朝は二時過ぎに目が覚めてしまった

目が覚めて 時間を確かめてからまた眠る時もあるけれど そのまま目を瞑っていても眠りにつけなかった時には いっそ起きてしまうことにしている

無理をして眠ることはない

眠くなったらまた眠れば良いし 昼間だって幾らでも休むことができる

午前中は家事をして過ごしたが 果たして涼しさも手伝って午後にはお昼寝してしまった

夕方から 本日のノルマを慌ててこなす

せっかくの過ごしやすい日々だから ありがたく大事に過ごしたい


トマトが・・・

2018年09月11日 | 日記
雨の心配も無さそうなので 徒歩15分ほどの大型スーパーに歩いて行く

気温が低くなったせいか今日は長袖の人が目立つけれど 私はいつもと同じ半袖のTシャツ

退職以来の夏 以前はほとんど着なかったTシャツばかりで過ごし シャツを着るのは初夏の頃とお出かけの時だけになってしまった


普通の日の午前中の大型スーパーは 食品売り場以外はお客はまばらである

特に今はEC(Eコマース=ネット販売)が増えたために アメリカのトイザラスを持ち出すまでもなく こうした実店舗の事業展開が難しくなってきていることは私でも見ていてわかる

私は極力品物は実物を見て買いたいほうだし 何であれものを買って帰る時のあの気持ちが好きなので 家で届くのを待つなんて出来るだけしたくない

なによりもせっかちということもあるだろうけれど 買い物は太古の頃に味わった狩猟採取の喜びと同じものがある ように思っている

この先どんどん実店舗が減っていくとしたら ひとはきっと何かを失うことになると確信している(少なくとも私はそう)

その閑散とした売り場で いきなり老人男性の大きな声が響いた

何事かと思って声の方を振り向いたら 近くの主婦に何やら聞いている様子

どうやらこのスーパーのテナントとして入っている格安ヘアカットのお店の場所を尋ねているらしいのだが 主婦らしい人はいきなり聞かれて不安に思ったのか 困った顔をして私に目を合わせてきた

上の階にあることを教えてあげたら 階段はどこかなと言うので連れて行ってあげることにした

少し前にも駅近くでタクシー乗り場がわからないという人がいたので 乗り場まで案内したことがある

以前のわたしだったら そこまではしなかったと思う

年をとったことで恥じらいも減り また精神的に そして時間にも余裕ができたためだろうと感じている

けれども本当は どんな状況にあっても心に余裕を持てるひとがよい

健康や経済的安定を失い 悩み多ければそれは難しいことだろうけれど


ところでせっかく行ったのに 残念ながら例のトマトは入荷していなかった

天候不順その他(北海道の地震など)でトマトの品ぞろえが不規則になると書かれた紙を見て 納得するしかなかった