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どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

知らない世界をお散歩

2023年05月26日 | 日記

一日のひととおりのことが終わると 私なりの自由時間の始まりになる

一日中自由時間だと言われればその通りなのだが 無職の暇人であっても 日々決まった仕事というものはあるのだ

今日はさっそく『曲亭の家』を読み始めたところ 作家の腕もあるのだろうが ううーーん 面白い

曲亭馬琴といえば『南総里見八犬伝』

知っていることは玉を持った八犬士の話であることだけ

こうした奇想天外のファンタジーのような話には昔から乗れなくて そのせいか何をする話なのかは全く知らない

だいたいが江戸時代の読本なんか 日本史の勉強でこそ作者も作品名も覚えたけれど 式亭三馬や十返舎一九の滑稽本だって読んだことなどないし

そんなわけで 曲亭馬琴がどんな人なのかなんて考えたこともなかった

 

小説は 馬琴の息子の嫁になった女性を主人公として話が進んでいく

この嫁が 後年視力の衰えた馬琴の口述筆記をし 自ら日記も残した土岐村(瀧澤)路(みち)

その日記も出版されているようだ

半分ほど読み進んだが 早く先を読みたいような 読み終わるのが寂しいような

またひとつ 知らない世界をお散歩