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どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

東京国立近代美術館工芸館が移転だなんて 聞いてないよぉ~

2017年03月28日 | 日記
やっとまずまずの気温になった

毎年 桜なんてじっくり眺めることもなく 通勤途中でちらりと見て「咲いてる」と思う程度だったけれど 暇が出来ると桜を見に行くのもいいな なんて思ったりもして

そんなことを友達と話していたら 千鳥ヶ淵の桜の話になり やがてそれが国立近代美術館の工芸館にまで発展した

東京にはもうそう多くない煉瓦造の建物で しかも工芸館まで足を運ぶ人は少ないために静かで 館内もゆっくりと見て回ることができる

そして 入場料も安い

私の好きな場所の一つでもある

久しく行っていないと思い 今年の桜見学のついでに良いかもと HPを開こうとした時 検索ワードに「移転」の文字があるのに気が付いた

はぁ?


知らなかった 移転の話があるなんて

政府機関を地方に移転しようという政策のひとつらしい

工芸品の陳列やら保存やらの問題があってのことらしいけれど 私はそれはどうでも良い

いや 工芸品は好きだからどうでも良いということは無いけれど 心配なのは建物のほう

というのも 中身の移転だけではなく 移築の文字も見えるから

それで 記事をしっかり読んでみた


現在の建物は「旧近衛師団司令部庁舎」(重要文化財)である

これと 石川県にある「第九師団司令部庁舎」と「金沢偕行社」の雰囲気が似ているので こちらを移築・復元などして工芸館としようということらしいとわかった

旧陸軍関係の建物という点では共通するものの 現在の工芸館は煉瓦造だから 雰囲気が似ていると言われても正直 そうだとは言い難いものがあるけれど とりあえずあの建物はそのまま残るようなので安心した

そのまま倉庫や資料館として工芸館の役目を維持していくのか あるいはまったく別のものとして利用されるのかは書いていないのでわからなかったが 東京オリンピックをめどにして移転するとあるから それまでにじっくり見ておこうと思う

昔撮ったはずの写真も無くなっちゃったしね