ポケット 2005年02月09日 | 日記 子供の頃 私の服のポケットはいつも宝物でいっぱいだった母が笑いながら よくその話をしたものだきらきら光るガラスの欠片二つと無いと思われる美しく紅葉した落ち葉そして木の実や セミの抜け殻火事だか落雷だかで無くなったのだと 子供達の間で噂になった工場の跡地で拾った様々なコイルどれもが価値あるものだった子供の頃のポケットは 夢とロマンと不思議と 最上の美と限りない可能性と至上の幸福があった今 そのポケットは私の心の中にある