どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

入浴もホッファーさんと一緒に

2005年01月23日 | 日記
昨日に引き続き ホッファーさんの自伝片手に入浴

なんでもそうだが 惚れ始めは愉しいもの

知らないことばかりで だから知りたい

季節労働者としての生活に終止符を打つまでの彼の人生は まさにロード・ムービーだ

私は彼と腕を組んで 今 彼の歩んだ道を散歩している

その道で出会う人々(不適応者:ミスフィット)とのエピソードは 珠玉の短編小説のようだ

彼の 人生や社会や人間に対する思索や洞察力は 単に膨大な読書量によるものではなく

こうした経験に支えられていると思う

だから 机上の空論ではない強さと暖かさと どこか飄々とした印象を受けるのだろう

彼は ホッファー家の者は40歳まで生きられないと言われて育ち 18歳で家族を失った

その身軽さも彼にとっては 自分を不必要なまでに深刻に捉えずに済んだ要因ではないかと思う

彼は言う

自分の背中に背負える以上のものを持たないことが 私にとってはとても重要なことなのだ

気負わないこと これをどう捉えるかは人によって違うだろう

私は賛成に一票―続く―

コメント
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