Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

父の日に

2014年06月13日 08時37分26秒 | 日記


先日、プレス式コーヒーメーカーを買いました。
迷いましたよ。
ボダム、ハリオ、青芳など
値段とデザインを天秤にかけ…
デザインとはつまり、私が割りにくそうなデザインのことで
見た目のかっこよさではありません。

で、結局ハリオ*¹ にいたしました。
ガラス部分は日本製、
分解して洗えること。
取っ手部分はガラスとは別になっていること、
ガラスと一体型だと割りやすい。
底には足がついていて、ガラスがテーブルに直接触れないこと、
その方が冷めにくい。

そして何より値段が手頃なこと

などなど比較してこれになりました。

豆はミルでひきますが
この時、たまらない良い香りがいたします。

3分待って…


青い粒が見ていて飽きない。

「甘み」「きれ」など、コーヒーの宣伝文句には
今まで「どこが?」と思っていたが
本当にあるんだなぁと実感。

これなら牛乳混ぜる派の私でも
ブラックのままいただけます。





ところで
そろそろ検診を受けようと思い
資料を探していたら
そのファイルの中から偶然家族写真が出てきた。

かつて品川パシフィックホテルに
楼蘭*² という中華料理店があった。
記念日にはその店で、家族でよく食事をした
その時の写真だ。

やせ衰えた父の姿が写っているので
父の最後の誕生会(8月)かと思って日付を見たら
なんと最後の父の日だった。

父が亡くなる年は、
それは死が近いのだと
誰が見てもわかるほど激痩せしていたので
その運命に逆らうかのように
たびたび楼蘭で食事をした。

今から思うと、皆むきになって食べていた(笑)
父は食べられないっちゅうに
あなたと一緒に食事をしたい、という家族の猛アピールだったのだ。

本当に食べるのが好きな家族

今年も父の日が近づいて
その公告を目にするたびに、なんというか…
本当に写真になって現れてくれた。

*1ハリオ http://www.hario.com/
*2楼蘭(銀座店) http://loco.yahoo.co.jp/place/g-3N40MoXV7_c/



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