6月17日(火) 術後7日 何が最優先事項なのか

４時には目が覚めたがよく寝た。

朝イチ採血。
ナース・トゥモロー。

朝食にオムレツが出ておいしかった～！

ごはんを基準に動いている。

隣のベッドの吉祥寺マダムが、１番枠で人工膝関節の手術。

９時から熱海ママとフローラルちゃんがリハビリに行くので、２人のお風呂の時間を代わりに予約する。
(予約は９時からできる)

今日は院内販売で惣菜パンが来るので、私も11時前に６階に潜入する。
夫の晩ごはん用。

それから17階のリハビリへ直行する。

初階段！

６年前の日記を見ると「平行棒につかまって歩いた」とか「今にもＴ字杖になりそうな勢い」と書いてあるが、今は院内杖歩行３日目で、階段ですもの！

とにかくリハビリの進捗状況は早い。

その代わり「身体の状態が平和になった」と書いてあるが、今はドレーンを早く抜いた分の腫れによる痛みが激しいし、早くリハビリを始めた分、筋肉痛もひどい。

ただ、右脚の２倍にも腫れあがっていた太ももは徐々に元に戻って来たし、一面のプラム色もだんだん薄くなって来た。

リハビリでくたびれ果てて帰室。
手術を終えた吉祥寺マダムが帰って来ていた。
静かだ。

みんな昼寝に入る。

お昼にラーメンが出て(先週自分で選択しているのだが忘れた頃に来るので嬉しい)、みんなテンションがあがる。









午後は、いつエコー検査に呼ばれるかわからず、落ち着かない気分でうとうとする。

日勤の担当は、ナース・マオ(仮名)とナース・とらばーゆ(仮名)。

ナース・とらばーゆは、女子医大の整形外科にいたが、最近転職して来たばかりなので、誰かしら指導が付いている模様。

３時過ぎにやっと呼ばれて、７階エコーセンターへ。
腹部から脚にかけて、血栓ができていないかをチェックする。

それから３階の画像診断部へレントゲンを撮りに行く。

この時は、エレベーターが面会客で満員で怖かったので、思いきって
「どなたか壁ぎわを譲っていただけませんか」
と言ってしまった。

単独杖歩行、混んだエレベーターが一番怖い。
乗っている人も、あまり気を遣ってくれないしね。
自分の身は自分で守らねば。

レントゲンを終えて帰室。
今日の仕事は終了。

娘が６時頃に来ると言っていたので、すごく楽しみにしていたのに、急に都合が悪くなったんだって。
なんだよ、もう。

夕飯は海老ピラフ。

７時過ぎると夫が来る。
つかの間だが、本当に来てくれることに感謝している。
完全に、夫は母にとってかわったな。

体調が悪い時、昔は母にいてもらうのが一番心強かったが、今はダントツで夫だ。
２位は娘かなぁ。

夫が８時に帰ると、もう眠くなる。

ラプンツェルを見ながら寝てしまっていて、夜勤のナース・キャトルシャトーに起こされた。
朝晩９時に、血栓予防の皮下注射があるのだ。

以前はなかったエコー検査。
これも以前はなかった皮下注射と圧力の強い靴下。
早期の離床と歩行。

つまり今は、血栓の予防に最も重きをおいているということなんだな。
わかったわ。