ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

3月9日(金) 「LOST PIANO CHILDREN」

2018-03-09 22:22:24 | 演劇
「LOST PIANO CHILDREN」を観て来た。
先月、石川寛美ワンコイン演劇ワークショップを行なったワテラスのコモンホールにて。








キャラメルファンのマルコさんからのお花が。





キャラメルボックスの真柴あずきさんが脚本家。
石川寛美ちゃんが演出、と同時に出演。
「ピアノを巡る物語を一緒に作ってほしい」
と、寛美ちゃんが真柴あずきさんに頼んで生まれた物語であるらしい。

私はキャラメル慣れしていないのだが(今までに4〜5回しか観ていない)、すっと入れた。
客席にはファンであろうリピーターの方が多く、最初のシーンからすでに泣いている。
きっと反芻しているのだろうね。

坂口理恵さんには引き込まれた。
甘露のような余韻のある声と芝居。
エコーの澤山さんは、昔の寛美ちゃんに似ている。

終始、ピアノが鳴っているような世界で、あまりに綺麗なので私はきっと泣かないだろうと思っていたが、終盤、坂口さんにやられた。
坂口さんの内面が唐突にバッと溢れる場面で、胸の痛みも眉間の皺もなく、あれっ?と思うと涙がこぼれていた。
こんな泣き方したの2度目だ。
(前はいつだったか覚えていないが、たぶん映画か舞台を観たとき)

劇団ぷちの演出家に強く勧められて観たのだが、観てよかった。

3月3日には、おこちゃんプロデュース、おこちゃん原案の芝居を観て来た。
今日は寛美ちゃんプロデュース、寛美ちゃん演出の芝居を観て来た。
魅力的な大人になっている2人。
多くの後輩を育てている2人。
同期生たちの上に流れたのと同じ長い時間を、私はどう過ごして来たのだろうね。
でも大丈夫、今からでもできるから。
これからの人生で、今が一番若いから。

蛇足。
今日のキャラメルボックスの若い俳優さんが、話題の人物によく似ていたなぁ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2018年3月1日(木) 「毒薬と老... | トップ | 6月13日(水) 「ライオンキング」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

演劇」カテゴリの最新記事