今日は公休日。
発症3日目で、だいぶ落ち着いて来た。
朝晩の薬の中に、
「必ず何かを少しでも胃に入れてから」
というモノがあるので、朝晩はスープのみ。
昼は絶食。
胃がキリ揉みというほどではなくなってきた。
たまにキリキリぐらい。
1日1日良くなっている。
息子、卒業した高校へ行って、
専門学校の願書に必要な書類の作成を依頼して来た。
いつもは出かけたが最後、鉄砲玉なのに、
今日は用事がすんだら、すぐに帰って来た。
そして、
「今日の夕飯、俺が作る」と言う。
残念ながら私は絶食なんだけど。
夜、明先生出演のミュージカル、
「ALL SHOOK UP」を観に行く。
体調、だいぶよい。
けいちゃんと一緒。
隣の席に、みさこちゃん。
後ろの方にカズ兄もいた。
ジャニーズでは、歌のうまいことで定評があるという、
坂本昌行が主演。
確かにSMAPとくらべれば、ものすごくうまいかも。
でもミュージカルの舞台で、おおおっ!
・・・と目を見張るほどでもなかった。
最初のうちは、台詞が聞き取れない人が多く、
なかなか集中できなかったが、
これでもか、これでもかという半端じゃないコメディで、
いつの間にか、大笑い。
すれ違いと勘違いの喜劇、大好きなのだ。
しかもこのすれ違いが、
シェイクスピアの喜劇をベースにしている。
(『お気に召すまま』)
歌は全部、プレスリーの曲。
力一杯のギャグばかりなので、
しらけさせずに、ちゃんとおもしろい。
明先生が、2幕終盤まで一言もしゃべらないのが残念だが、
しゃべったと思ったら、
その場の空気を一人でガラリと変えてしまった。
本当はもっと歌ってほしかったけど。
明先生はもちろん、
尾藤イサオ、尾藤桃子、諏訪マリーさんの歌が際立っていた。
湖月わたるさんを見ていると、
誰かを思い出すんだよな~と思っていたが、
そうだ、お友達のジェニーちゃんに似ているのだ。
たくさん笑ったせいか、途中から
胃の痛みがすっかりなくなっていた。
笑うのは身体にいいのだ。
あーーー、そういえばエスワン最終ラウンド、どうなっただろう。
こういう時こそ分身の術だ。
皆で明先生をお訪ねして、
差し入れを渡して、帰宅。
明日が千秋楽。
帰宅すると、息子が私のふとんで猫を抱いて寝ていた。
ムアツふとんだからね。
寝心地いいのね。
さわったり、抱きしめたりしても起きない。
夜、家にいるというだけで、こんなに安心だ。
夫は、息子の作った創作料理「肉里」を食していた。
(肉じゃがのジャガイモの代わりに里芋を使っている。
でも肉里ってちょっと語感が悪い)
私もちょっとだけ味見。
おいしい。
いつまでたっても起きないので、
夫のふとんも敷いて、しかたなく川の字で寝る。
こんなに親の近くで無防備に眠りこけるなんて、
きっと彼の心境にも変化があったのだろう。
精一杯突っ張っていたから、ホッとしたのかもしれない。
息子が1~2歳の頃、
いつも手をつないで寝ていたことを思い出した。
どうぞ、このままなにごともありませんように。