銀の人魚の海

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許されざる者

2024-05-25 | 本、雑誌

18年発刊。レイフ・GW・ペーション著。45年スウェーデン生まれ。

スウェーデンを代表するミステリ作家。

初めて読んだ作家。途中で犯人がわかった。

事件は一足早く時効を迎えた物語。

スウェーデン在住の日本人の訳がよく

ユーモアあるセリフが多い。

少女レイプ殺人という悲惨な事件だが、全体に重くはなく

楽しめた。イランから移住した高学歴の夫婦の娘が

薬を飲まされレイプ、惨殺された。

イランからという移民問題も絡めている。

小児性愛、児童ポルノ系犯罪もでてくる。

6部に分かれていて、570ページ。

聖書からの引用もある。

「いかなる慈悲も与えるな。

命には命を、目には目を、歯には歯を、

手には手を、足には足を」

主人公、ラーシュ・ヨハンソン。元、国家犯罪捜査局長官。

ある日、突然、脳梗塞で倒れ、一命をとりとめる。

体が不自由になるが、リハで杖で歩けるようになる。

その時の女医から、父は牧師で85年の

レイプ事件の犯人を知っていると話された。

そこから頭痛がまだある日々だが、

事件、捜査を仲間たちと開始。

86年にスウェーデンのパルメ首相が暗殺された。

映画化されなり見ている。

この暗殺で、他の事件の人出不足もあった設定になっている。

〇仕事はできる若い女性介護士だが。

全身刺青とあの多数の輪っかは・・ピアスのこと。

〇暴走気味の男。天と地の間に存在する、すべてのことに口を

出さずにいられない、お節介や。町内会、学校保護者会、親の会、

泥棒を防ぐ安全の会、その他いろいろに~

 

 



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