銀の人魚の海

日々の思いを好きに書いています。映画、海外ドラマ、音楽、本。
スヌーピー、ペコ、NICI、雑貨グッズ画像。

仕立て屋の恋

2021-10-25 | wowow鑑賞19年6月から あ行~さ行

ルコント監督。久しぶり再見。89年。原作、Jシムノン。

あまり覚えていなかった。簡単に言えば、悪女の物語。

悪女に翻弄されたが、ラスト、ロッカーの刑事宛て手紙、

彼は女性が、きてくれると、ある程度信じていたのね~そこも哀れか?

悪女役、Sボヌールは、とても美人ではない。

仕立てや役、Mブランの目はくっきり二重と知った。

彼は白い多数の子ネズミがペット。変わった人とは思うが、

ストーカーとは違う?・・恋。線引きは難しい。

警察の捜査はどうなっていたのかと、また感じる映画。

音楽はMナイマン。ブラームスの曲が使われた。


ヘリコプター 明日は電車

2021-10-25 | 新型コロナウィルス

今日から東京など、解除らしく、ヘリが低空飛行。

飲食店はほとんどが減収というが、そうでもない、貯金ができた~

コロナ用リフォームできるか、という店主も、家族だけで経営は

増収もいるみたい。

何回も緊急事態で、時間もどうのこうの、

東京はステッカーに王冠、ブルー色にし、いくつも作った。

2か月半以上、徒歩圏だけ、外出してないから、

どうなっているのか・・どちらでもいい。外でワイワイしたい人が多いこと。

今日、工事の足場がとれた。明日は久しぶりに2駅電車。

調べたがわからない、スマホアプリ更新がおかしいので聞きに行く。

人生初の大工事、思ったことがいろいろある。

まだ1階の塗装は終わっていないので、今月いっぱいはかかる。

ご苦労さま!


山の手線 運行停止を知らない人たち

2021-10-25 | 日々の雑感

土日の山の手線の、工事での運行停止を知らない人が多く、驚いた。

まだ停止期間はあり、大雨などで予備日も設けてある。

余り関係ない我が家駅にも前から、停止張り紙があった。

知らなくて、かなり歩いた、どうしよう、遅刻する、

他の電車、どれに乗ればいいかわからない?

こういう人たち、新聞をとってない、とっていても読んでない。

新聞とってないは普通あるが、ネットも見てない?

ネットでも自分の好きな話題、言葉しか読まないのだろうか・・

短文しか読まないので、読解力が低い人が増えているともいわれる。

LINEはスタンプ、文も少し。Twitterは140字?

この字数で、言いたいことを的確に書ける人は、国語力はある。

Twitter、たまに、何が言いたいかわからない、主語、述語がおかしいのがある。

短く上手くまとめられたほうが、今風言葉でかっこつけ、わからないよりいい。

新しい国語教科書に小説なし、も、日本語が減退していくのか・・

 


アフリカの日々 イサクディネセン著

2021-10-25 | 本、雑誌

イサク・ディネセン著。映画「愛と哀しみの果て」を再見、10月12日感想アップ。

原作を読みたいと借りた。全集の中の1冊。

420ページ、改行少なくぎっしりなので、斜め読み半分くらいしか読んでいない。

原作はどうだろうと・・1914年、デンマークからケニア高地へ移住した女性、

後に作家になる著者。52歳の時の執筆した本。

1885年デンマークコペンハーゲンの北生まれ、名家出身。

29歳でアフリカ大陸へ渡航、ケニアで結婚。

親類の出資でコーヒー園を始める。第一次大戦始まる。33歳でデニスと出会う。

40歳で離婚。梅毒感染で子供は産めなかった。

46歳でデンマークへ戻る。作家として活動。

74歳、アメリカから招かれ4か月滞在した。77歳死去。

映画では、カレン役(イサク自身)をメリルが演じた。

アフリカの日常が、とても詳しく書かれた

リアルタイム日記のようでもあり、詩のような部分もある独特な小説だった。

現地の民族、ソマリ、マサイ、キクユ族のこと。彼らと白人との違い

現地の慣習などが、事細かに書かれている。

マサイ族の妻は子供をうまない、とあるが本当か?宗教ももたず不潔。

ソマリ族は清潔など部族につき、彼らの会話もかなりある。

レッドフォード演じたデニスは、本、半分くらいでやっと登場。

英国の伯爵の次男。22歳でアフリカに来て、サファリの企画などをしていた。

彼が訪ねてくると、二人は夜遅くまで話した。のちにカレンの家が

住まいになる。デニスは気ままな暮らしをしている。

映画同様、二人で飛行機遊びを散々楽しみ、デニスは突然墜落事故死する。

デニスの友人、バークレイの事は、10ページ以内、先に登場する。

彼は一番長くアフリカにいた。映画同様、病死する。

映画のライオンシーン、同じ感じもある。

あらゆる動物、植物との出会いも詳細に書かれている。

昆虫、イナゴの集団が畑の何もかもを食べつくし困窮するなど、

現在のアフリカのバッタと同じ光景が浮かんだ。

1回、大きな地震が起こり、現地の人の小屋が倒れたとある。

自分の家は何ともなかったようなので、震度4~5くらいか・・

地震は初めての経験で、驚きとともに、地球の動きに感動したような

書かれ方!日本の地震の多さ、悲劇を知らないと、こう表現かと感じた。

夫の事はあまり書かれていない。夫は貴族、恋愛ではないような関係だった。

夫は女遊びで梅毒にかかり、映画ではカレンも夫からうつされたエピソードが

あるが、本ではなかったと思う。

17年ケニアで暮らしたが、デンマークへは、その間、何回か帰国している。

コーヒーはケニアの高地では栽培しにくく、苦労が多かった。

先日書いた、コーヒーベルトにケニアは入っていたが、高地なので

簡単ではなく、その損失、デニスの死などで、アフリカをさる事になった。

部族宗教についてなと、しっかり読み込むとアフリカ大陸の存在が

しみつくような小説と思った。