LADY GA GA 「THE FAME」 【無関心が好きに変わるとき】

とくのうです、こんにちは！


お盆特集というか・・・

たまには、自分の好きな音楽や感じたことを書こう！

普通の雑誌やライターが
書かなければならない大本営の広告記事ではなくて、
一般のファンが感じた言葉で書くことも
とても大事かなあと思って・・・


多くの人が誰しも経験があることかもしれませんが、
今まで、別に関心が無くてスルーしていたものが
突然、ある一点に気がついて、
気になって気になって、仕方長くなるモノって、
あるのかなあと。

例えば、毎日、帰り道の風景の中の、
目立たない店があったとして、
でも、あるとき、店頭に並んでいたぬいぐるみが
とても可愛く思えて、その店を通ると足を止めなければいけなくなったり(笑)

僕にとって、レディー　ガガさんは
そんなスーパースターです。

（最近来日したから、来日に便乗して
聴いたのかと思われたくないので、
ちょっと書く時期をずらしたのですが・・・笑)



僕はあまり、現在進行系の音楽にときめくことが
ここ数年なくて、でも、勉強のためにCDは聴く感じなんですね。

そんな感じで、当時から話題になっていた
LADY GAGAの１stアルバムの「THE FAME」は割と早い段階から
数回聴いたりはしたのですが、

「何か聴いたことあるフレーズばっかりだし、微妙だなあ」

って正直思っていたんです。
（PVとかは一切見てなかったw　ががさんの顔も知らなかった）


その上、僕の大好きなQUEENの「RADIO GAGA!」という曲名を
あからさまに名前に反映させているので、
あまりいい感情を持っていなかったのです。


それから

２年くらい経って、ジムで走るときに聴くネタに尽きて
「あ、これもう一回聴いてみるか」
って思って、このアルバムを聴いてみたんです。

何故かシングルカットでもない
アルバムテーマ曲「THE FAME」の

サビの「FAME（FAME）」
という掛け合いの

（FAME）

の部分がゾクッときて
それから、もう一回ちゃんと聴き直したんです。

有名な２曲を挙げるのですが




PVの魅力はあとで書くとして、

まずこの曲、なんでイントロで
男の太い声で「ママママ」って言ってんだろうって思ったんです(笑)

そしたら、１番と２番の間でががさんが
「パパパパパパパポーカーフェース」って言ってるんですよね。

パパとママかよ　　みたいな(笑)
それも男女逆だし(笑)


この曲、イントロはEurythmicsのSweet Dreamsみたいな感じで
サビはMSGのAnytimeみたいだったり（後述の「参考音源」参照）

するのですが（それらの曲も何かのオマージュかもしれませんが）、

でも、このように古きよきロックの臭いを
現在にも自分らしく現在風に持ち込んでいるところが
またすごく共感したりします。

音だけ聴いてみて、そういう感想をもったのです。

そしてちょっと、どんなPVなのかと
探してみたら、こんな感じで・・・

多くのPVとかライブって、
一流の人でも「誰かに言われてやらされてる感」が漂うのですが、
素人の僕には、
「やりたいようにやって楽しませたい」的に感じるんです。
だから、すごく楽しくなる。

ラストのサビの繰り返しとかの（3'15"～'3"32くらいの辺りとか）
時折挿入されてる茶目っ気のあるカットや
プールの前で踊ってるところとか、

滅茶苦茶上手な踊りでは無いにしても、
なんかこっちが楽しくなるんですね。





これはまた、奇抜なPVだったり、
絶対に日本の古典的でお約束的な音楽事情では
NGになるような
表現も含まれているのですが、
それが、気持ち悪くなく、やっぱりちょっと愛らしかったり。
その上、頓智が効いてる結末で(笑)


子供の頃にグラミー賞の録画中継のあとで
マイケルジャクソンの「スリラー」のPVを見て、
受けた衝撃をちょっと思い出したりしました。

曲的には、リズムトラックが１パターンで
シンプルなシンセのループの曲で
これまた
ベルリンの「Take my breath away」のAメロみたいなサビ
（これも「参考音源」参照：映画トップガンの曲だよ）

だったり、温故知新を忘れない感じが
また、嬉しかったりする。


ちなみにこのアルバム「THE FAME」の中なら、

クラフトワーク的なイントロ「BOYS BOYS BOYS」

上述の「THE FAME」
(これもイエスの「ロンリーハート」みたいなイントロと
僕の好きなデヴィッド・ボウイの「FAME」
ともアプローチが近かったり・・・)

あと、ちょっとUK的で
ニューロマンティック的な「Disco Haven」も大好き。



ちなみに2ndの「ザ・モンスター」も良かった。
こちらは、非常に現在的なアルバムだったかなあ。

最新作の「ボーン・ディス・ウェイ」は
まだ、楽しみに取っておいてあるかなあ。


とにかく、音楽性やパフォーマンスも
もちろんですが、いろいろな面でガチだったり、
人を楽しませるサービス精神を忘れない
ががさんにこれからも期待したかったりします！



ちなみに・・・

・「参考音源」（懐かしいなあ・・・）


ユーリスミックスの「スウィート・ドリームス」

これ、1981のPVだと思うんですけれど、
こんなカラフルで自由な発想を
すでに３０年も前にやってるということが凄い。
あと、イントロのシンセのフレーズ、好き。




MSG「エニィタイム」

そんなにすごく売れた曲でもないのですが、
名ギタリストマイケルシェンカー率いるバンドの
バラード曲。
ががさんの「ポーカーフェース」のサビを聴いて
忘れていたこの曲を思い出したよ。




ベルリン「愛は吐息のように」

この曲、映画「トップ・ガン」の挿入歌で、
たしか1987年の曲だったと思うけれど、
すごい売れたんだよ。

ががさんの曲で、記憶から薄れていたこれらの曲を思い出した。

そして、自分は８０年代や７０年代の影響が
ちょっと強いことを恥ずかしいを思っていたんだけど、
そんなことはないんだなって
ちょっと思った。





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